ホワイトデー…といっても男性への過度な期待はおさえましょう
昨今、男性も優しくなって、女性と共に色んなイベントを楽しみますが、実は男性は記念日とか○○日というような事は、はっきり言って面倒だと思っています。
しかし、女性はそういう事が好きだから付き合ってくれているという風に考えましょう。
だからバレンタインデーのチョコのお返しなんて、実際、何をしたらいいか?正直分かっていません。
一般論で、お返しにはスウィーツが良いと聞いてもデパートのスウィーツ売り場に行っても、キラキラしすぎて可愛い過ぎて困ってしまいます。何なら綺麗な店員さんから「奥様に、ですか?」なんて聞かれたら、恥かしくって逃げ出したくなっているはずです。
これだけは覚えておいてください。男性は買い物が苦手です。だから妻や女性はホワイトデーのお返しに過度な期待はしない事。
気に入らないネックレスだって、少ない小遣いの中から、ジュエリー売り場に行ったというだけで、感謝してあげてほしいのです。
装飾品なら、例え気に入らなくても彼や夫と出かける時には身に着けてあげてください。
そのジュエリーは夫の缶コーヒー100杯分、節約した涙ぐましい宝物です。
夫の態度でわかる?浮気・不倫のサインがあらわれるかも
ただし、この事を、逆手に取ると、不倫をしているかどうかが分かります。
不倫をしている夫は、苦手でも買い物に行く情熱があるという事です。妻には気を使わない、おざなりなお返しでも、浮気相手には、デパート巡りをするのです。これが背中には「ウキウキ感」として現れます。
ホワイトデーには、若干身だしなみを気にしたり、いつもより派手なネクタイでおしゃれをします。そして、前もって用意したプレゼントは家には持って帰らずとも、領収書やクレジットの支払い明細が財布に残っているかもしれません。
夫の財布をチェックするのは気が引けるのは分かりますが、不倫が進行するよりはマシと考え、ホワイトデー付近(仕事によってはジャストの日に逢うとは限りませんから)に何かとチェックするのは予防接種と同じです。ひどくなる前に予防、防止は必要です。
夫の身辺を嗅ぎまわるのは、罪悪感はあるでしょうけれど、略奪されたら元も子もない。夫を信じて、疑いもせずに、というのは美談に過ぎず、家庭を守る為の最低限、妻が頑張らないといけません。
夫の不倫が深みに嵌って、取り戻せなくなるより、ずっとマシと考えましょう。ただしこれは、浮気の疑いがある場合に限ります。何も疑いがない場合、夫からホワイトデーのプレゼントは、例えダサくても(失敬!)喜んであげて下さい。
その上で、そういうイベントの日は、浮気発見のチャンスでもあります。夫がお弁当を要らないと言ってみたり、夕飯はいらないと言ってみたり、遅くなると言う場合も、結局後手になるかもしれませんが、要注意です。
特に朝、洗面所で入念な鼻毛テェックや、オーデコロンを付けて出勤したら、それはもうアウトです。何らかの疑いを掴んだら、後は根拠をしっかり固めて行きましょう。
男性にとってはホワイトデーのプレゼント選びは賭けのようなもの
でも、男性にすれば、ホワイトデーも大変ですね。頑張ってプレゼントを考えても、心の底から女性が喜ぶものを選ぶなんて至難の技。
親しい関係になればなるほど、女性がそのプレゼントを喜んでいるか、露骨に表情に出てしまいますから、高価なプレゼントをするのも、賭けみたいなもの。
何だか、最近は男性に同情してしまう、私です。
ハッピーバレンタイン。
ハッピーホワイトデー。
これら、菓子会社の商戦で、それに、踊らされている私達です。一つ間違えば家庭が壊れる事態になるなんて、どうよ?って感じです。節分の恵方巻なら、夕飯が楽だからいいけれど、ホワイトデーは罪ですね。
(村越 真里子/夫婦問題カウンセラー)