スポーツする際の爪のケアとは?
秋は、スポーツの季節!今年は、ラグビーやバレーボールのワールドカップ、プロ野球、バスケトボールBリーグ開催、陸上、テニスなど、スポーツ観戦から目が離せません。自分でも体を動かそうという人も多いと思いますが、爪のケアをしっかりするようにしてください。
一般的に爪のケアというと女性のネイルケアでしたり、ジェルネイルで飾ったり、とファッションのイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?実はファッションとしてのネイルとは別に、スポーツにおけるアスリート向けの競技力向上のために爪のケア・メンテナンスの為のネイルがあるのです。
爪はスポーツに大切な部位
人の指先には、先端まで骨がありません。爪がないと人は物を掴む事すらできないのです。爪は指先を保護しているだけではなく、モノから指が受け止める力を受け止め、骨がない指先の腹にまで力をしっかり伝えます。
そして、足の爪は、歩くときに重要な役割を果たします。足を上げる直前、必ず爪先が地面をけっています。この時体重を支えているのも爪先です。爪がなければ、地面をけることができず、地面からの力も、十分に受け止めることができません。
爪のトラブルは、足を捻挫したり、手を骨折したりといったけがと違って、たいしたことはないと思いがちですが、適当にごまかしているうちに、爪の元となる爪母を傷め、傷口が化膿して、歩行困難になってしまうこともあります。軽傷なうちに手立てを施すこと、特に足の爪は、巻き爪や陥入爪にならないように短く切りすぎず、橋は、四角く切り、爪の両端が皮膚に食い込まないようにすることを心掛けましょう。
スポーツするときは爪のケアをしっかりと
頻繁に足を踏まれてしまうことで爪が痛んでしまうサッカーやラグビー、バスケットボールなどの選手は爪に不安を抱えている選手も多く、多方面のアスリートから相談を受けます。
競技中のトラブルは避けられません。爪を痛めた場合、病院で診察を受けても基本的には伸びるのを待つように診断されることがほとんどです。
爪が伸びるまで休むことができないアスリートも多いのが現実、本来の力を発揮できないことばかりか、試合に出られないケースもあります。アスリートの足の爪が傷んでしまっていては、踏ん張る事が出来ないのです。ですから、爪というのはスポーツのパフォーマンスを左右するほど大切な部位なのです
私の息子も、バスケットボールをしています。トレーニング中や試合中に、爪にダメージを受けてしまうことがあります。その際は、爪のメンテナンスをして、爪を丈夫に保つことで、よりバランスよく力が使えるようになり、そして、集中力が増すことで、よりパフォーマンスが向上します。
私の運営するネイルサロンでも、割れたり、欠けたりした爪、深爪には、より効果的なジェルネイルなどを使用して補強、エクステンションの施術を行っています。その際には、爪の状況を把握してアスリートに合わせた最適な施術を行っています。
爪をしっかりメンテナンスするということは、アスリートが、素晴らしい結果を残すことに繋がるのです。
(渡辺 幸子/フレグランスネイルアーティスト)