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納豆で作る「ふわふわ腸活キャベ納豆」が朝食に最高!まぜて焼いて5分で完成、美肌にも◎

女子SPA! 2024年3月15日 8時45分

納豆といえば、発酵食品の代表といっても過言ではないですよね。実際に、健康やダイエット効果も高いので、積極的に食べたい食材です(好き嫌いが分かれると思うので、苦手な方は無理しないでくださいね!)。

そこで今回は、ほぼ材料3つだけで作れる! 納豆の美味しさ&効果を高める食べ方をご紹介。納豆はそのまま食べることが多いかもしれませんが、今日の腸活レシピも激推しです。研究報告を基に効果もお伝えするので、ぜひ一度お試しくださいね!

◆納豆の腸活と健康に良い効果

納豆がすごいのは、ただでさえ栄養価の高い大豆が、発酵していることです。大豆が発酵することで、納豆の中には「納豆菌」がたくさん増えていきます! 納豆菌は、名前の通り納豆を作るために必須の細菌で、さまざまな効果が確認されていますよ。

今では、納豆菌を摂るためだけの整腸剤が売られているくらいです! 具体的には、延辺大学などで行われた研究によると、納豆を食べることで以下の効果が期待できますよ(※1)。

・腸内の有害な細菌を減らす効果

・体重や体脂肪の減少を促進する効果

・肌の潤いやシワ、たるみを改善する効果

納豆菌の一番の特徴は「強さ」にあります。他の細菌に比べて「酸素」「熱」「酸」によって死滅しにくいのです。たとえばヨーグルトに多く入っている乳酸菌は、酸に弱いため胃酸によって死滅してしまうことが多いです。

◆納豆菌でしか得られない効果!

その点、納豆菌は胞子と呼ばれる「自分を守るためのガード」を持っているので、胃酸から身を守ることが可能! そのおかげもあり、いろいろな効果が期待できるのです。たとえば1日1パック(50g程度)の納豆を食べることで、ウェルシュ菌など有害だと考えられる腸内細菌が減少しました。

その他、納豆菌には美肌効果やダイエットに役立つところもあります。具体的には、肌のシワやたるみを減らすことや、体脂肪の減少を促進する効果も報告されているのです(※2)。

では、ヨーグルトの乳酸菌とかは、死滅するから効果はないの?! と言うと、もちろん死滅しても効果が無くなるわけではありません! ただ、納豆菌のように生きていることで得られるメリットもあるのです。

筆者は長らく納豆を食わず嫌いしていたので、もしできそうなら早めの克服がおすすめです(笑)。ここからは、そんな納豆を使った最強の腸活レシピをお伝えしますね!

◆<材料>ふわふわ腸活キャベ納豆

豆腐…100g(絹でも木綿でもOK)

キャベツ…50~100g

納豆…1パック

片栗粉…大さじ2

塩こしょう…適量

◆<作り方>ふわふわ腸活キャベ納豆

① ボウルに全部の材料を入れたら、塩こしょうをさらっとかける(タレ付きの納豆の場合は、塩こしょうの代わりにタレを投入しましょう)。

② 混ぜたら、なるべく平たくして、中火で焼く。ヘラで押し付けても良いくらいです!(油は少し引いてくださいね)

③ 両面焼けたら、ポン酢や醤油を付けて食べるのみ! お好みでラー油も入れましょう。

納豆と豆腐という、まさかの「大豆コラボ」が実現した腸活レシピです(笑)。どちらも栄養価が高いので、これ1品だけで食物繊維やタンパク質も摂取でき、時間がない時のおかずにも良いですよ!

◆ふわふわ腸活キャベ納豆、おすすめの食べ方

今回ご紹介した「ふわふわ腸活キャベ納豆」を食べる時は、一番おすすめのタイミングがあります。それはズバリ、朝ごはんで食べることです! 理由はシンプルで、もっとも腸活効果が高くなる可能性が高いから。

今日のレシピは、上述の通り納豆菌による作用も素晴らしいのですが、大豆タンパク質が多いのも特徴です。タンパク質にはいろいろな種類がありますが、大豆タンパク質は整腸作用が期待されている貴重な種類!

朝食と夕食で比較したところ、大豆タンパク質を朝に取り入れることで、腸内環境を良くする効果が一番高くなったのです。もちろん、今日のレシピに限らず、納豆を朝に食べることもおすすめですよ!

◆混ぜて焼くだけで最高の一品! 納豆は腸活に欠かせない

今回は、材料を混ぜて焼くだけで作ることができる、納豆の腸活レシピをご紹介しました。周りをサクサク食感にしたい場合は、油を多めで、できるだけ平たくして焼いてみてくださいね。

納豆を適度に食べることで、腸内環境と同時にお肌も整えましょう。ぜひ、一度お試しください!

出典(※1)細井智宏「納豆菌のプロバイオティクス効果」(2003)

(※2)Ruiyue Sun「Bacillus natto ameliorates obesity by regulating PI3K/AKT pathways in rats」(2022)

赤田啓司 「納豆の生理機能」(2006)

<文・料理写真/腸活の研究家ざっきー>

【腸活の研究家ざっきー】
腸活の研究家。「健康と体作りを後回しにしない」をモットーに、フォロワー11万人のInstagramでは、論文を元にした腸活情報や腸が整うレシピを発信中。Instagram:@zakii312、Twitter:@chokatu_zakii

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