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夜しか会えない彼とのUSJデートが「まじで最悪」理想の彼のトンデモ行動にビックリ仰天

女子SPA! 2024年5月16日 15時47分

マッチングアプリは、スキマ時間に出会いを探せる便利なツールのひとつ。

一方、登録に審査などがないものも多く、なかには既婚者・彼女持ちの人が潜伏している可能性も……。

本記事では、マッチングアプリで怪しげな男性と出会った女性の赤裸々エピソードを紹介します。

◆結婚ラッシュに焦り、マッチングアプリをスタート

大阪府に住む多恵さん(仮名・32歳/会社員)は、父・母・弟と暮らしています。

多恵さんの友人は、28~30歳頃に結婚ラッシュにさしかかり、気づけば周囲で結婚していないのが、多恵さんくらい。

そこで、手軽に出会いを探せるマッチングアプリを始めてみることにしたそうです。

◆やっとマッチングした年上の男性

登録後、いいなと思う人がいれば積極的にアプローチをしていった多恵さん。

ただ、いいなと思う人からはいいねが返って来ず……。「いいね」が届くのは、自分より10歳以上年上で、あまり冴えない印象の男性ばかり。

結局、ほぼ成立しなかったそうです。

そんなある日、35歳で医療関係勤務の男性から、多恵さんのプロフィールに「いいね」が届きました。

彼のプロフィールは横顔でしたが、整った鼻筋で、雰囲気はオシャレな印象だったそうです。いままで、マッチングアプリをしても生理的に受け付けないタイプの男性からしか「いいね」が来なかった多恵さん。「これは、大きなチャンスかも」と思って、いいね返しをしたそうです。

まさかこの彼には、問題があったとは、この時は知らなかったのです……。

◆好みの男性と、マッチングが成立して交際スタート

彼とは数回のやり取りをしたのち、「〇日の夜、空いている?」と連絡が来たそう。

実際に彼に会うと、写真よりも顔が整っていて、爽やかな印象。イケメンだったので「彼女がいるかも?」と一瞬疑ったものの、恥ずかしそうにモジモジしていたので、その疑惑はすぐに無くなったのだとか。

それから数回デートしたのち、晴れて交際することになりました。

◆夜しか会えないのは「体目的?」

しかし、いつも彼から誘われるのは夜ばかりで、土日の昼間は「研修がある」「勉強会がある」などを理由に、なかなか会えなかったそう。あまりにも研修・勉強会が多いので「本当に、昼間のデートができないのだろうか?」と、次第に彼のことを疑うようになったと、多恵さんは語ります。

いつものデートは、夜にご飯を食べて、ホテルや車で関係を持ったら終了というコースでした。そんな日々を繰り返していくうちに、多恵さんは「私は、体目当てなのだろうか?」と感じるようになり、次第に悲しくなったそうです。

ある日、多恵さんはどうしても、彼と白昼堂々とデートがしたいと感じたそうです。そこで、彼に「遊園地へ行きたいから、あいている日を教えて欲しい」と声をかけることにしました。

◆念願の遊園地デートが…

彼からは最初「しばらく忙しいのと、いつ勉強会が入るかわからない」という回答でしたが、「ここで引き下がっては、二度と昼間のデートができない」と感じた多恵さんは「今から半年以内の中で、行けそうな日をピックアップして欲しい」と、強引に話を進めました。

彼も根負けしたのか、「〇月〇日なら行けそうだし、USJなら近いからいけるかも」と返してくれたそうです。

彼からの回答を聞くなり、「やっと、他の恋人と同じように、日中デートができる」と、嬉しくて仕方なかったそうです。

2人とも大阪府在住のため、目的地のUSJは電車で行ける距離ということで、現地集合。待ち合わせ場所は、USJの最寄り駅である「ユニバーサルシティ駅」でした。そこには、どこかキョロキョロと落ち着きのない、彼の姿があったそうです。彼に声をかけても、どこかオロオロとしていて挙動不審。

いざテーマパークに入っても、彼からは「僕、写真は苦手だから」と拒否される始末。周囲には、ラブラブな状態でツーショット写真を撮るカップルの姿があったので、多恵さんは「他のカップルと、同じことが普通にできないなんて……」と、悲しくなったそうです。

さらに彼のおかしな言動は、これだけに留まりませんでした。ジェットコースターに乗るという話をすれば、「待ち時間長いのもお互いストレスだし、シングルライダー(※別々に、1人ずつライドの空席に搭乗すること。1人席に乗れるので、待ち時間を短縮できる)でお互い別々に乗らない?」と言われたのだとか。

さすがに、彼のこの発言に対し、多恵さんはびっくりしたそうです。結局、お互いシングルライダーで乗り物を楽しんだそうですが、もちろん楽しくありません。

そんな彼は、デート中ずっと携帯を気にしていたのだとか。

◆怪しい彼の行動に、違和感を覚えるように

彼は、誰かとメールをしている、または「仕事の電話が入った」といって、こそこそ誰かと電話する姿も多く、次第に多恵さんは「もしかしたら、他に女性がいるのかも。さては、既婚者だったのかも?」と感じたようです。

遊園地デートが終わってから、彼に「夜も遅いし」とホテルに誘われた多恵さん。彼の今までの行動・態度を見て「怪しい」と感じた多恵さんは、思わず「家族に急用が……」と嘘をついて、そそくさと帰ったそうです。

多恵さんは、家に戻ってから彼のLINEを即ブロック。それからは、二度と会っていないそうです。

結局のところ、彼が本当に彼女持ち・既婚者だったかはわかりません。

ただ、マッチングアプリによってはお金さえ払えば誰でも利用できる分、怪しい男性が潜伏している可能性があります。彼も怪しい行動が多かったので、もしかしたら他に女性がいたのでしょう。

安心できる出会いであれば、友人の紹介や、入会時の審査が厳しめの結婚相談所などを利用した方がいいのかもしれません……。

<文/みくまゆたん イラスト/魚田コットン>

【みくまゆたん】
フリーライター兼占い師。数々の婚活経験を元に、大手メディアや出版社などで恋愛、婚活、占いコラムなどを執筆中。
Twitter:@mikumayutan

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