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40~50代がやりがちな「老けて見えるチークの入れ方」。ひと昔前は“正解”だったけど

女子SPA! 2024年7月1日 15時44分

突然ですが、毎日のメイクでチークを使っていますか? 若い世代はチークやハイライトをうまく活用して小顔メイクなどを楽しんでいる傾向がありますが、大人世代はこれらを使わない人も多いそう。

頬に血色感が出ると人の目はそちらに誘導されるため、チークはほうれい線やゴルゴライン、シミ・シワ、たるみなどの目眩しにもなります。ゆえにチークは大人世代にこそ使ってほしいアイテムなのです。

とはいえ大人世代が不慣れなままチークを使うと、ひと昔前のメイクになりがちなので要注意です。昭和感が出てしまい、かえって老け顔になってしまうことも。古臭くならないためには、チークを入れる位置がポイント。

そこで今回は、40代・50代が陥りがちな「やってはいけないチークの入れ方」を解説します。

◆NG① 頬の高い位置からこめかみに向かって斜めに入れる

これぞ“THE 昭和”なチークの入れ方。ひと昔前はたしかにそういったメイク方法が雑誌などで紹介されていたのですが、これはもはや昭和に流行っていたチークの入れ方です。今は平成を通り越して令和。チークの入れ方もアップデートする必要があります。

また、スタート地点が頬骨の一番高いところというのもNG。ただでさえ年齢と共に頬がこけ、頬骨は目立ってきます。これ以上目立たせないためにも頬の高い部分を強調するのは絶対にやめましょう。

さらに、小顔に見せようと頬骨に沿ってシュッと入れると、逆に頬骨から下の余白が目立ってしまいます。年齢とともに目の下から顎までの余白部分が広がっていくので、かえって顔を大きく見せてしまうので気をつけましょう。

◆NG② 青みがかったピンクのチークを濃くはっきり入れる

青みがかったピンクのチークも昭和感を感じさせるカラー。若い世代なら可愛く見えるのですが、40・50代が使うとうまく馴染まず結果的に古臭く見えてしまいます。

また血色感を出そうと、濃くはっきり入れるのも老け顔を助長してしまうので、あくまで“自然に”を心がけましょう。

続いては、40~50代におすすめのチークの入れ方・最新版をご紹介します。

◆OK① チークを入れる位置をほんの少しだけ下げる

「チークは笑った時に上がる部分、頬骨の最も高い位置に入れるもの」と思っている方も多いと思います。ですが顔の下半分にボリュームが出てきた40~50代は、その余白を減らすことが大切。

頬骨の高い位置よりも少し下に入れると、余白が減り、顔を小さく見せる効果も期待できます。

◆OK② 頬骨の下から耳の手前まで入れたら、幅広くぼかす

たるみは正面だけでなく横顔にも現れます。そのため、たるみが気になる40~50代は、頬の下から耳前まで横長にチークを入れるようにしましょう。

また、チークは幅広くぼかして自然な感じにするのがオススメ。ただし、ぼかして馴染ませる時は、ほうれい線から指1本分ぐらい手前で止めるようにしましょう。ほうれい線まで広げてしまうと、かえって溝を目立たせてしまうので要注意です。

◆OK③ 肌馴染みがよく、かつ顔色を明るく見せる色を選ぶ

肌に自然に馴染み、かつ明るく元気に見せてくれる色を選ぶことも重要です。

黄色みが強いオークル系の肌(イエローベース)の人は、オレンジ系やコーラルピンク系を。ピンクみの強い肌(ブルーベース)の人はピンク系がオススメです。ただし、先述の青みの強いピンクは昭和感が出てしまうので、気をつけましょう。

また大人のチークは、濃く入れると反対に老けて見えてしまうので注意。

◆チークで老け顔を促進していたら本末転倒

小顔やリフトアップ効果を期待して入れていたチークが、実は老け顔を促進していたのでは本末転倒。年齢によって顔が変化していくように、メイクもアップデートする必要があります。

まずは鏡に向かって、いつも通りチークを入れてみて。昔からの習慣で頬の高い位置からこめかみにかけてチークを入れていた……という人は、この記事を参考に、メイクをアップデートしてみてはいかがでしょうか。

<写真・文/佐治真澄>

【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。

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