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「ノーブラじゃん…」タイ旅行でバイクタクシーのドライバーに胸が…20代女性が焦りまくった話

女子SPA! 2024年7月15日 15時47分

 これから本格的な夏に入ります。夏といえば薄着の季節ですが、それゆえに胸チラしたり、下着が透けてしまうといったハプニングには気をつけたいところ。今回は、常夏の国で起こった薄着ゆえのハプニングをご紹介します。

 数年前の夏休み、タイに旅行したマユカさん(仮名・28歳)。海外旅行先の移動手段として、なるべく公共交通機関を使うのが好ましいですが、マユカさんは現地でバイクタクシーを利用して移動していたといいます。

◆バーに向かう途中、ブラをつけ忘れたことに気づいた!

「タイは夕方になると渋滞がひどいので、タクシーよりもスイスイ進めるバイクタクシーが便利だったんです。今は配車アプリもあるので便利ですが、当時はなかったのでドライバーに直接、交渉していました。友達と夜飲みに行って、ホテルまで大体70バーツ(現在のレートで300円ほど)でしたね」

 その日の夜も、いつものように友達と飲みに行ったというマユカさん。しかし、ホテルから外に出て少し経ったとき、違和感を覚えたといいます。

「ブラジャーをつけるのを忘れてしまったんです。気がついたのは、友達と待ち合わせしているバーに着く直前でしたね。慌ててトイレに入って鏡を見ると、黒い服だったのでノーブラとは一見、わからなかったのでホッとしました。でも、触ったら明らかにつけていないのがバレてしまう……。酔っ払って誰かにぶつかったりしないようにしないと……と思いましたね」

◆帰りはバイクタクシーに乗ることに

 幸い、その日のバーはカウンターだったので友達と密着することもなく、事なきを得たといいます。しかし、問題はその帰り道でした。

「終電もなくなっていたので、バイクタクシーを使うしかありませんでした。いつもは酔っ払ってバイクタクシーの後ろで、ドライバーについもたれかかってしまうこともあるのですが、ノーブラなのでそれは絶対に避けたかったんです。シートの後ろに手をついて、ドライバーとの距離をなるべく密着させないように気をつけました」

 その日もいつもの通り、ホテルまでの道のりを70バーツで交渉しました。ノーブラと気づかれないようにバイクタクシーに乗ったのですが、運転中に思わぬハプニングに見舞われてしまいます。

◆ドライバーの背中に胸が…

「タイの道路って日本のように真っ平らじゃないんですよね。中には出っ張りや窪みもあって、その度に体が浮くような衝撃が来るんです。その出っ張りにその日は何度か引っかかってしまい、その度にドライバーの背中に胸が当たってしまったんです……」

 深夜ということもあり、ドライバーに変なことをされたりしないか心配したというマユカさん。しかし、無事にホテルに着いた後、起こったのは意外な出来事でした。

「ホテルの前について70バーツを渡そうとしたら、ドライバーが『60でイイよ!』と言ってきたんです。なぜ安くなったのか、そのときは分かりませんでした。後でタイに住んでいる友達に聞くと、『胸が当たったから安くしてくれたのかもしれないね(笑)』と爆笑されました。結果的にはラッキーでしたが……(笑)」

 思わぬハプニングの連続でしたが、危険な目に合わなくてよかったですね。

◆ドライバーにナンパされるケースも

 マユカさんのようにラッキーなことが起こった一方で、同じくバイクタクシーで危険な目に遭いそうになった……という女性も。ミナさん(仮名・25歳)は、タイで薄着でバイクタクシーに乗ったときにこんな目に遭ったと語ります。

「普段はタイでタクシーを利用するのですが、その日は郊外のカフェに行ったので、すぐにタクシーが来れる状況じゃなかったんです。仕方なく配車アプリでバイクタクシーを呼んだのですが、薄いミニのワンピを着ていたんです。バイクに乗るときも気をつけていたけれど、絶対見えていたと思います」

 バイクタクシーに乗車してしばらくすると、なんとドライバーがナンパをしてきたというのです。

「どのホテルに泊まっているのかとか、電話番号を教えてほしいとか、しつこく聞かれたんです。人通りの少ない通りだったので、断ったら何をされるかわからないし、怖くてとりあえず笑ってごまかすしかありませんでした。無事に目的地に着いたのですが、やっぱり公共のタクシーを使わないとこういうことがあるんだなと反省しましたね……」

 それ以来、ミナさんはアジアに行くときはスカートをやめて、常にパンツスタイルにしているといいます。大事には至らなかったものの、女性の一人旅にはこうした危険が伴うことがあります。皆さんも夏の薄着によるトラブルには気をつけてくださいね。

<文/結城 イラスト/やましたともこ>

【結城】
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

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