30度を超える猛暑日が多くなってきた今日この頃。外で少し動くだけでも汗が噴き出てきますよね。
そんな中、家でも外出先でも頼りになるのが「汗拭きシート」。お風呂に入るのがめんどくさい“風呂キャンセル界隈”でも、必須のアイテムです。
年々進化している汗拭きシートですが、今回はお店でよく見かける定番ブランドを使い比べてみました。
◆まずは世の中の売れ筋を見てみると…
まずは、みなさん何を使っているのか調べてみました。以下はAmazonの売れ筋ですが、複数のランキングを見ると、やっぱりビオレを筆頭に、強いブランドは共通しているようでした。
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【デオドランドシート Amazon売れ筋ランキング】
①メンズビオレ/顔もふけるボディシート 清潔感のある石けんの香り(花王)
②ビオレ/冷タオル 無香性(花王)
③SEE BREEZE/フェイス&ボディシートN せっけん(ファイントゥデイ)
④エージーデオ24メン/メンズシート フェイス&ボディ・無香性 (資生堂)
⑤ギャツビー/アイスデオドラント ボディペーパー アイスシトラス 医薬部外品(マンダム)
⑥キュレル/スキンケアシート(花王)
⑦バン/さっぱり感PREMIUMシート クールタイプ ひんやりシトラスの香り(ライオン)
(2024年7月7日時点、商品別)
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今回試したのは、手に入りやすいブランド5種類。香りの影響を排するためにすべて無香料のものを選びました。(※価格は税込。メーカーの直販サイト、またはECサイト。時期やショップによって価格が違うことがあります)
◆①「ビオレ Zeroシート」拭いた後はサラッと感
拭く時は水分がじゅわっと感じられるのに、拭いた後はサラサラに変化する「持続型パウダーヴェール」を採用しているそう。拭いた後もさらさらが持続する特殊なパウダーが配合されているとのことです。
しっかりとしたウェット感で気持ちよく拭けるのに、すぐにサラッとして粉っぽさもないので快適です。シートも大きくて引っ張っても破れにくく頑丈でした。耐久性も高いので、1枚でしっかり拭けます。(20枚入り550円)
◆②「ギャッツビー バイオコアデオドラントボディペーパー」優しい肌触り
男性向けブランドとして人気のギャッツビーから発売されている、プラスチック繊維無配合のペーパーを使った肌に優しい汗拭きシート。
拭いた瞬間からスッとした強い爽快感が。首や腕などの部分的に使うとより涼しさを感じられて効果的かもしれません。独自の繊維で、パイル生地のように触り心地がいいです。ただ、引っ張ると簡単に破れてしまうので、耐久性は低め。(30枚入り448円、LOHACO)
◆③「SEE BREEZE フェイス&ボディシートN」ひんやりする~
デオ&ウォーターが人気のSEE BREEZE液をたっぷり含んだ汗拭きシートで、香りの種類が非常に多いのも特徴です。
ギャッツビーに並ぶくらいの清涼感がありつつ、持続性もあります。しばらくしてもひんやりとして、特に暑い日なんかには使いたいですね。運動後や汗をたくさんかいた後に、特によさそうです。シートは大判サイズで耐久性もそこそこ。(30枚入り449円 LOHACO)
◆④「エージーデオ24 プレミアムデオドラントシャワーシート」ニオイ菌を退治
エージーデオ24史上、「最高技術を駆使した」というプレミアムな汗拭きシート。有効成分の「イソプロピルメチルフェノール」がニオイ菌を集中的に殺菌してくれるんだそうです。
スッとした爽快感はそこまで強くは感じません。シートは破れにくくサイズが小さめなので、部分使い向きかも。特にニオイが気になる首や脇、耳の後ろなんかに使いたいですね。(30枚入り698円 LOHACO)
◆⑤「キュレル スキンケアシート」ちょっと高級、敏感肌の人に
敏感肌の方に人気のブランド・キュレルからも汗拭きシートが発売されています。汗による汗疹や肌荒れを防いでくれるというありがたい成分も配合。
一般的なウェットシートのような感じで、「汗を拭いてスッキリ!」という印象はありません。今回の5種類の中ではシートが一番厚手でした。破れにくく、汗の溜まりやすい関節部分や顔にも使えるので、夏の肌荒れ予防には最適です。10枚入りと手軽な枚数で、おでかけの際のスキンケアとしても使えそうです。(10枚入り330円)
◆どんな人に向く?比べた結果をまとめてみた
人気の高い5種類を使用した中で、もっとも場面を選ばず使えそうなものは「ビオレ」です。オールマイティな印象で、使用時のシートの耐久性と使用後の気持ちよさのバランスがよかったです。迷ったときにはこれを選んでおくと間違いなさそう。
清涼感、爽快感が欲しい人は「ギャッツビー」と「SEA BREEZE」がおすすめです。シートの触り心地のよさとコスパは「ギャッツビー」が◎。
汗による肌トラブルを特に防ぎたい人は「エージーデオ24」「キュレル」がぴったりです。
暑さが猛威を振るいはじめた初夏。体質や用途にマッチした汗拭きシートを選んでみてくださいね。
<文/織田繭>
【織田 繭】
製薬会社でMRを4年間経験。「自分がやりたかったことはこの仕事なのか」と疑問に感じ、悩んだ結果、幼少期からの夢だった「文筆家」を目指すことを決意し、退職。2021年にライターに転身
そんな中、家でも外出先でも頼りになるのが「汗拭きシート」。お風呂に入るのがめんどくさい“風呂キャンセル界隈”でも、必須のアイテムです。
年々進化している汗拭きシートですが、今回はお店でよく見かける定番ブランドを使い比べてみました。
◆まずは世の中の売れ筋を見てみると…
まずは、みなさん何を使っているのか調べてみました。以下はAmazonの売れ筋ですが、複数のランキングを見ると、やっぱりビオレを筆頭に、強いブランドは共通しているようでした。
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【デオドランドシート Amazon売れ筋ランキング】
①メンズビオレ/顔もふけるボディシート 清潔感のある石けんの香り(花王)
②ビオレ/冷タオル 無香性(花王)
③SEE BREEZE/フェイス&ボディシートN せっけん(ファイントゥデイ)
④エージーデオ24メン/メンズシート フェイス&ボディ・無香性 (資生堂)
⑤ギャツビー/アイスデオドラント ボディペーパー アイスシトラス 医薬部外品(マンダム)
⑥キュレル/スキンケアシート(花王)
⑦バン/さっぱり感PREMIUMシート クールタイプ ひんやりシトラスの香り(ライオン)
(2024年7月7日時点、商品別)
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今回試したのは、手に入りやすいブランド5種類。香りの影響を排するためにすべて無香料のものを選びました。(※価格は税込。メーカーの直販サイト、またはECサイト。時期やショップによって価格が違うことがあります)
◆①「ビオレ Zeroシート」拭いた後はサラッと感
拭く時は水分がじゅわっと感じられるのに、拭いた後はサラサラに変化する「持続型パウダーヴェール」を採用しているそう。拭いた後もさらさらが持続する特殊なパウダーが配合されているとのことです。
しっかりとしたウェット感で気持ちよく拭けるのに、すぐにサラッとして粉っぽさもないので快適です。シートも大きくて引っ張っても破れにくく頑丈でした。耐久性も高いので、1枚でしっかり拭けます。(20枚入り550円)
◆②「ギャッツビー バイオコアデオドラントボディペーパー」優しい肌触り
男性向けブランドとして人気のギャッツビーから発売されている、プラスチック繊維無配合のペーパーを使った肌に優しい汗拭きシート。
拭いた瞬間からスッとした強い爽快感が。首や腕などの部分的に使うとより涼しさを感じられて効果的かもしれません。独自の繊維で、パイル生地のように触り心地がいいです。ただ、引っ張ると簡単に破れてしまうので、耐久性は低め。(30枚入り448円、LOHACO)
◆③「SEE BREEZE フェイス&ボディシートN」ひんやりする~
デオ&ウォーターが人気のSEE BREEZE液をたっぷり含んだ汗拭きシートで、香りの種類が非常に多いのも特徴です。
ギャッツビーに並ぶくらいの清涼感がありつつ、持続性もあります。しばらくしてもひんやりとして、特に暑い日なんかには使いたいですね。運動後や汗をたくさんかいた後に、特によさそうです。シートは大判サイズで耐久性もそこそこ。(30枚入り449円 LOHACO)
◆④「エージーデオ24 プレミアムデオドラントシャワーシート」ニオイ菌を退治
エージーデオ24史上、「最高技術を駆使した」というプレミアムな汗拭きシート。有効成分の「イソプロピルメチルフェノール」がニオイ菌を集中的に殺菌してくれるんだそうです。
スッとした爽快感はそこまで強くは感じません。シートは破れにくくサイズが小さめなので、部分使い向きかも。特にニオイが気になる首や脇、耳の後ろなんかに使いたいですね。(30枚入り698円 LOHACO)
◆⑤「キュレル スキンケアシート」ちょっと高級、敏感肌の人に
敏感肌の方に人気のブランド・キュレルからも汗拭きシートが発売されています。汗による汗疹や肌荒れを防いでくれるというありがたい成分も配合。
一般的なウェットシートのような感じで、「汗を拭いてスッキリ!」という印象はありません。今回の5種類の中ではシートが一番厚手でした。破れにくく、汗の溜まりやすい関節部分や顔にも使えるので、夏の肌荒れ予防には最適です。10枚入りと手軽な枚数で、おでかけの際のスキンケアとしても使えそうです。(10枚入り330円)
◆どんな人に向く?比べた結果をまとめてみた
人気の高い5種類を使用した中で、もっとも場面を選ばず使えそうなものは「ビオレ」です。オールマイティな印象で、使用時のシートの耐久性と使用後の気持ちよさのバランスがよかったです。迷ったときにはこれを選んでおくと間違いなさそう。
清涼感、爽快感が欲しい人は「ギャッツビー」と「SEA BREEZE」がおすすめです。シートの触り心地のよさとコスパは「ギャッツビー」が◎。
汗による肌トラブルを特に防ぎたい人は「エージーデオ24」「キュレル」がぴったりです。
暑さが猛威を振るいはじめた初夏。体質や用途にマッチした汗拭きシートを選んでみてくださいね。
<文/織田繭>
【織田 繭】
製薬会社でMRを4年間経験。「自分がやりたかったことはこの仕事なのか」と疑問に感じ、悩んだ結果、幼少期からの夢だった「文筆家」を目指すことを決意し、退職。2021年にライターに転身