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“仮面夫婦”説浮上のベッカム夫妻が結婚25周年。当時の花嫁衣装を再現するもジッパー壊れる

女子SPA! 2024年7月14日 8時44分

 世界がうらやむ「パワーカップル」として知られるデビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻。今月4日に結婚25周年を迎えた2人は、1999年の披露宴で着た衣装を再び着用し、大切な記念日をおそろいコーデでお祝いした。無理やり着ようとしたことでジッパーが壊れたり、一部が破れたりするハプニングもあったようだが、そうした出来事もユーモアたっぷりに発信し、ファンをほっこりさせた。

 まさに「幸せな家族」を絵に描いたようなベッカム家だが、先月発売された暴露本で「夫婦は不仲でビジネスカップル」と告発され、衝撃が広がっている。

◆「うん、まだいける!」25年前の夫婦おそろいコーデを再現

 今月4日に結婚25周年を迎えたベッカム夫妻は、それぞれのインスタグラムを更新。1999年7月4日にアイルランドの古城で行われた挙式の様子など、結婚した当時に撮影された一連の写真を投稿し、記念日をお祝いした。

 海外セレブの間では、結婚記念日に昔の写真を投稿し、パートナーへの愛や感謝を示すのが恒例行事となっているが、ベッカム夫妻の25周年アニバーサリーは何ともユニーク。

 今回2人は、25年前に披露宴で着たパープルの衣装を久々に着用。インスタに「うん、まだいける!」「あれから25年経ったなんて信じられない。まだ着られるね」とキャプションをつけて、夫婦おそろいコーデを公開した。

 この投稿は大きな反響を呼び、「25年前のドレスが入るなんてすごい!」とメディアやネット上で話題に。デビットとヴィクトリアのインスタにも、「美しいカップル」「お2人は私にとって憧れ。理想の夫婦です」と祝福のメッセージや称賛コメントが多数寄せられた。

◆無理やり着ようとしてジッパー破損

 25年前に着たドレスが今でもフィットしているように見える2人。だが実際のところは、スムーズに着られず難儀した模様。

 デビッドが公開したリール動画では、英有名デザイナー「アントニオ・ベラルディ」による紫色のドレスをなんとか着ようと奮闘するヴィクトリアの姿が。そんな彼女に対し、デビッドが「一体どうした? 何してるの?」と心配そうにたずねると、どこからともなく「入らないよ。ジッパーが壊れちゃったから」と話す女の子の声が……。

 ちなみに、今はすでに消えてしまっているが、ヴィクトリアが先に投稿したインスタグラム・ストーリーズの動画には、デビッドがコートに袖を通している際、破れる音がしてハッと息をのむ姿も収められていたそうだ。

 そんなところも包み隠さず公開し、自ら盛り上げて注目を集めるところが、さすがはベッカム夫妻。

◆“リッチでハッピーなベッカム家”を覆す暴露本出版

 英サッカー界のスーパースターだったデビッドとトップアイドルだったヴィクトリアの出会いは1997年。約1年の交際を経て1998年に婚約し、1999年に結婚式を挙げる数か月前に長男ブルックリンが誕生した。その後、次男ロメオ、三男クルス、末娘ハーパーも生まれ、4人の子供に恵まれた。

 数々の有名ブランドと契約を結んで現役時代よりも稼いでいるデビッド、ファッションデザイナーとして大成功をおさめているヴィクトリア、大富豪の娘と結婚した長男ブルックリン、サッカー選手として活動しながらモデルとしても活躍中の次男ロメオなど、ベッカム家のブランド力は絶大。一家の総資産は900億円を超えており、2015年にはなんと当時のエリザベス女王を抜き、「英王室よりも裕福」と大きな話題に。

“リッチでハッピー”な家族として羨望を集める一家だが、そんなイメージを揺るがす暴露本がこのたび出版された。

◆「息の根を止める339ページ」に書かれていた衝撃事実

 現地時間6月20日、ベッカム夫妻の真の姿に迫る本『The House of Beckham: Money, Sex and Power』がイギリスで発売された。書いたのは、ジャーナリストでベストセラー作家のトム・バウアー。かつて英公共放送BBCで調査報道に携わり、政界や王室、スポーツ界の暴露本も多く手掛けた人物だ。

「爆弾投下」「息の根を止める339ページ」などと評されるほど、過酷な内容だといわれている本書。世間が抱いているイメージとは全く異なる夫婦の素顔に迫っているという。たとえば、わが子にケタ違いのプレゼントをすることで有名なベッカム夫妻だが、実はお金への執着がすさまじく、飲食店でチップを出し渋るほどのケチと暴露。

 またデビッド本人が否定している女性問題にも斬り込み、不倫を公にしたアシスタントを含め、5人の女性との関係に言及している。夫の浮気性に苦悶する妻ヴィクトリアの姿も克明に描かれており、初めて不倫が報じられた際には「彼の顔をパンチした」、「スキャンダルが原因で精神的に不安定になり、ヘビースモーカーになった」とも。

 すっかり不仲になってしまった2人は、「めったに話すこともなく、よそよそしくなった」ものの、「“ベッカムブランド”を守るために団結し、“幸せな家族像”を壊さないように結婚生活を続けている」と著者は私見をつづっている。

 いわば「ビジネスで成り立っている仮面夫婦」と告発されてしまったベッカム夫妻。ただバウアーは、テレビ番組のインタビューで「離婚はせず、このままの関係を続けていくだろう」と述べ、家族の繁栄のために夫婦が協力していくとの見方を示したという。

 この本により巷では「幸せそうに見えるけどフェイクだったんだ……」と衝撃が広がったが、そんななかでも、懐かしのウエディングルックを再披露し、円満をアピールしたベッカム家。今月10日の末娘ハーパーの誕生日にも、家族仲良くお祝いする様子を発信している。

 これからも「幸せそうなベッカムファミリー」をたびたび見ることになりそうだ。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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