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王騎は何位?実写版『キングダム』女性に聞いた“好きな男性キャラ”ベスト10。信がまさかの順位に

女子SPA! 2024年7月12日 8時46分

「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で大人気連載中の原泰久氏の漫画『キングダム』。実写映画の第4弾『キングダム 大将軍の帰還』が7月12日に公開を迎えました。

本作は、山﨑賢人演じる主人公・信が、秦の始皇帝となる・政(吉沢亮)と運命の出逢いを果たし、天下の大将軍を目指しながら仲間と共に敵国と戦っていく物語です。実写版でも漫画の世界観を丁寧に再現しており、漢気あふれるキャラクターたちを人気実力派揃いの俳優陣が多く演じています。

女子SPA!では、全国の30代~40代女性200人を対象に「実写映画『キングダム』で好きな男性キャラアンケート」を実施しました。あなたの好きなキャラクターは何位でしょうか?

※以下、第3弾まで~劇場版の予告編以上のネタバレはありません。また、キャラクター名の漢字の一部をカナ表記にしています。

◆まずは、14~4位を一気にご紹介!

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Q.実写映画『キングダム』で好きな男性キャラクターは?(複数回答)

14位 成キョウ(せいきょう)/本郷奏多 4%

同率12位 呂不韋(りょふい)/佐藤浩市 4.5%

同率12位 昭王/草刈正雄 4.5%

11位 趙荘(ちょうそう)/山本耕史 5%

10位 ホウ煖(ほうけん)/吉川晃司 5.5%

同率8位 騰(とう)/要潤 7%

同率8位 万極(まんごく)/山田裕貴 7%

7位 昌平君(しょうへいくん)/玉木宏 8%

6位 ヒョウ公(ひょうこう)/豊川悦司 8.5%

5位 李牧(りぼく)/小栗旬 9.5%

4位 漂(ひょう)/吉沢亮 11.5%

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◆昌平君と李牧、見せ場は少なくても存在感抜群?

王座を兄・政(吉沢亮)から奪おうとした成キョウ(本郷奏多)が14位にランクインしました。2019年に公開された第1弾にしか出演していないのに、この結果! 王家の血族に固執し、部下の兵士を問答無用で殺戮するイヤ~な弟の姿は、原作そのまま! 記憶に残る本郷奏多の熱演でした。

ベスト10に入った人物の中で、女性に聞いたアンケートならではの結果と感じたのは、7位の昌平君(玉木宏)と5位の李牧(小栗旬)の2名。どちらも軍師として戦を操る人物です。昌平君は第2弾の最後にやっと登場したかと思えば、一言も発していません。李牧も第3弾の終盤で「怪しい者ではありません」と、めっちゃ怪しく登場したに過ぎません。

どちらも短すぎる登場シーンですが、確かにキャラの再現度が高く、軍師としての賢さ、人物がもつ説得力を感じさせました。これらを一瞬にして表現した両名の演技に惚れ込む女性が多いのは納得です。

では、ベスト3の発表です。

◆3位:信(しん)/山﨑賢人 19%

3位は山﨑賢人演じる主人公・信! このような人気キャラクターランキングでよくあるのが、主人公が意外と上位にあがってこないという結果。今回は女性を対象にした調査だったのもあり、筆者は信の順位がもう少し低いと予想していました。しかし、さすが山﨑賢人! 信のもつ真っ直ぐさ、早くて力強い戦いっぷり、ちょっとおバカなところまでを丁寧に演じています。

第3弾『キングダム 運命の炎』で信は百人将となって、飛信隊を率いるようになりました。第1弾では少年だった信が、どんどん大きくなっていく成長っぷりも山﨑は見事に表現。どこまでも真っ直ぐに、誰よりも熱く仲間たちと戦う信はやっぱりカッコいい!

◆2位:エイ政(えいせい)/吉沢亮 19.5%

信と僅差で2位にランクインしたのは、もう一人の主人公といっても過言ではない、秦国の若き王・エイ政(吉沢亮)。第1弾では王座を異母弟に奪われそうになり、第2弾冒頭では政敵の刺客に命を狙われ、更には狙った政敵も裁けない<薄弱の王>でした。しかし「中華を統一し、争いのない国にする」と強い意志をもち、その目に王としての威厳と神々しさを宿した、吉沢のご尊顔には惚れ惚れします。

前作『キングダム 運命の炎』では、敵国の人質であった政が負った心の傷と闇、そこから光を取り戻すまでのエピソードが描かれ、感動を呼びました。

◆1位:王騎(おうき)/大沢たかお 25.5%

そして文句なしの1位は、大沢たかお演じる秦国の大将軍・王騎。個性的な見た目とは裏腹に、圧倒的で恐れ多い存在であり、信の目標です。大沢が、その大将軍の存在感を放つために、体重を20kg増量して役作りしたことは有名な話。

第1・2弾では、王騎が前線から退いていたことから、要所でしかその姿を拝めませんでした。しかし第3弾『キングダム 運命の炎』では、秦国の総大将としてついに出陣! たった一言放った「全軍、前進」は、凄まじいインパクトでした。

第4弾『キングダム 大将軍の帰還』では、大沢の役者魂と王騎のキャラの強さが一体化した凄みを存分に堪能させてもらえることでしょう。

◆この兄弟が18位と36位? 今回こそ活躍を期待!

魅力を感じるキャラクターが実に多い作品であり、演じる俳優さんも豪華すぎる『キングダム』。筆者自身もこのアンケート(複数回答)を受けたら、ほぼ全員に票を入れてしまっていたかもしれません。それぞれに「好き」の気持ちがよく分かります。

そんな中で意外な結果だったのは、尾兄弟の順位。信と漂が奴隷として過ごした幼い頃の同郷であり、第2弾から信と共に戦場を駆けずり回る仲間でもあります。兄の尾平(びへい/岡山天音)は同率18位、弟の尾到(びとう/三浦貴大)は36位という結果でした。

たしかに、彼らは目立った活躍をしていません。そして、ふたりの人間性がまだ劇場版で描かれきっていないことが、今回の結果につながったのかも。しかし彼らは、強くもない普通の感覚をもった人物として、信や王騎将軍をより輝かせる存在です。調子はいいけど弟想いの尾平と心優しき尾到が、第4弾『キングダム 大将軍の帰還』ではどうやって信を支えるのか。彼らの活躍に期待が高まります。

お気に入りのキャラクターたちが、この忘れられない一戦で放つ輝きを劇場で堪能したいと思います。

※【調査概要】

調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(全国の30歳~49歳女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。

調査期間:2024年7月3日~2024年7月3日

有効回答者数:200人

<文/鈴木まこと(tricle.ltd)>

【鈴木まこと】
tricle.ltd所属。雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter:@makoto12130201

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