お弁当は200~300円台で十分です。
食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。
みなさんはコンビニでお弁当や惣菜を買うときに重視しているポイントはなんですか? 好きなおかずが入っていること? ヘルシーであること? デザートと組み合わせやすいようちょっぴり少なめ? おそらく人それぞれに選ぶツボがあると思いますが、少しでもお得感があって節約にもなることは、多くの人に共通する願いではないでしょうか。
そこでリーズナブルなコンビニ弁当を探そうと思ったとき、真っ先に頭に浮かぶのが、ローソンストア100。おかず1種類だけの超シンプル弁当「ウインナー弁当」(216円)が大ヒットしたことは記憶に新しいことでしょう。しかし、最近はますます進化していて驚いてしまいました!
そこで今回は、ローソンストア100が販売する最新の弁当・総菜をリサーチ。多くの人の心をつかむ理由を考察し、5つにまとめて紹介してみたいと思います。
※店舗内での撮影は運営会社の許可をとっています
◆①弁当は322円までで十分である
もっとも心をつかまれるのは、圧倒的な安さだけではありません。期待以上の中身を提供してくれるコスパ力にあります。
例えば「わくわくおにぎりセット」は322円で、同店の中では高級弁当に該当しますが、内容の充実ぶりに感激してしまいます。
販売地域によって若干異なりますが、構成はおにぎり4種、スパゲティ、揚げ物3つ、ハンバーグ、玉子焼き、ウインナー、漬物がぎっしり詰まっているのです。これぞ好きなものだらけのお弁当。野菜総菜がないのも潔くて痛快です。
◆②ヘルシーとジャンクのバランスが絶妙である
例えばダイエット中、すこしでも食べ応えがあってヘルシーな弁当が食べたいと思うことってありますよね。
「ひじきご飯弁当」(257円)は、炊き込みご飯の上にひじきの煮ものがたっぷり乗り、玉子焼きが入ったコンパクトなお弁当。
でもちょっとだけ揚げ物が食べたい、お肉が食べたいという願望もしっかり満たしてくれる構成になっている点が嬉しいのです。このようにヘルシーとジャンクのバランスが取れていて安い……。最高ですよね。
◆③華やかさがある
いつもとちょっと違う、豪華さを感じるようなお弁当が食べたい時にオススメなのが、「彩りちらし寿司」(214円)。
何度も言ってしまいますが、安い! ひもじい気分の真逆で、お祝いされているような嬉しい気分になれてしまう華やかさがあり、食べる喜びをしっかり感じることができます。
これに100円台の揚げ物の総菜をつけても400円を超えることはありません。
◆④1種じゃなくて2種であること
他のコンビニではなかなか見かけないのが、総菜やサラダを見ると2種を組み合わせてくれている点です。
例えば、「ポテトサラダ&マカロニサラダ」(149円・※エリアにより価格が異なり中部・近畿エリアは160円)は、2種類入って値段を疑うような価格。この2種盛りは和惣菜やおにぎり商品でも登場。
ちょっとでいいから2種類食べたいという欲張り願望をしっかり満たしてくれます。
◆⑤だけ弁当に並ぶ「のみ弁当」
ここまででもわかるように、同店の看板商品は「だけ弁当」に限りません。実は名品なのが、ゆでたパスタのみを弁当にした「ボイルパスタ」(248円・関東のみ販売)。
これにお好みのパスタソースを選んで組み合わせて温めるだけで、ボリューム満点のパスタ弁当が300円台で完成してしまいます。このシンプルさに心をつかまれる人は少なくないはず。このような商品企画を実行できる勇気とアイデアには毎回驚かされます。
500円以上かけてコンビニ弁当を買うのが馬鹿らしくなるほど、充実しています。今回紹介しきれていない弁当や総菜もたくさんありますから、気になる方はお店に足を運んでご自身の目でお試しを。
余談ですが、119円の冷凍ピザ「ミックスピザ(ベーコン&コーン)」もスゴイので、冷凍コーナーもチェックをお忘れなく!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。
みなさんはコンビニでお弁当や惣菜を買うときに重視しているポイントはなんですか? 好きなおかずが入っていること? ヘルシーであること? デザートと組み合わせやすいようちょっぴり少なめ? おそらく人それぞれに選ぶツボがあると思いますが、少しでもお得感があって節約にもなることは、多くの人に共通する願いではないでしょうか。
そこでリーズナブルなコンビニ弁当を探そうと思ったとき、真っ先に頭に浮かぶのが、ローソンストア100。おかず1種類だけの超シンプル弁当「ウインナー弁当」(216円)が大ヒットしたことは記憶に新しいことでしょう。しかし、最近はますます進化していて驚いてしまいました!
そこで今回は、ローソンストア100が販売する最新の弁当・総菜をリサーチ。多くの人の心をつかむ理由を考察し、5つにまとめて紹介してみたいと思います。
※店舗内での撮影は運営会社の許可をとっています
◆①弁当は322円までで十分である
もっとも心をつかまれるのは、圧倒的な安さだけではありません。期待以上の中身を提供してくれるコスパ力にあります。
例えば「わくわくおにぎりセット」は322円で、同店の中では高級弁当に該当しますが、内容の充実ぶりに感激してしまいます。
販売地域によって若干異なりますが、構成はおにぎり4種、スパゲティ、揚げ物3つ、ハンバーグ、玉子焼き、ウインナー、漬物がぎっしり詰まっているのです。これぞ好きなものだらけのお弁当。野菜総菜がないのも潔くて痛快です。
◆②ヘルシーとジャンクのバランスが絶妙である
例えばダイエット中、すこしでも食べ応えがあってヘルシーな弁当が食べたいと思うことってありますよね。
「ひじきご飯弁当」(257円)は、炊き込みご飯の上にひじきの煮ものがたっぷり乗り、玉子焼きが入ったコンパクトなお弁当。
でもちょっとだけ揚げ物が食べたい、お肉が食べたいという願望もしっかり満たしてくれる構成になっている点が嬉しいのです。このようにヘルシーとジャンクのバランスが取れていて安い……。最高ですよね。
◆③華やかさがある
いつもとちょっと違う、豪華さを感じるようなお弁当が食べたい時にオススメなのが、「彩りちらし寿司」(214円)。
何度も言ってしまいますが、安い! ひもじい気分の真逆で、お祝いされているような嬉しい気分になれてしまう華やかさがあり、食べる喜びをしっかり感じることができます。
これに100円台の揚げ物の総菜をつけても400円を超えることはありません。
◆④1種じゃなくて2種であること
他のコンビニではなかなか見かけないのが、総菜やサラダを見ると2種を組み合わせてくれている点です。
例えば、「ポテトサラダ&マカロニサラダ」(149円・※エリアにより価格が異なり中部・近畿エリアは160円)は、2種類入って値段を疑うような価格。この2種盛りは和惣菜やおにぎり商品でも登場。
ちょっとでいいから2種類食べたいという欲張り願望をしっかり満たしてくれます。
◆⑤だけ弁当に並ぶ「のみ弁当」
ここまででもわかるように、同店の看板商品は「だけ弁当」に限りません。実は名品なのが、ゆでたパスタのみを弁当にした「ボイルパスタ」(248円・関東のみ販売)。
これにお好みのパスタソースを選んで組み合わせて温めるだけで、ボリューム満点のパスタ弁当が300円台で完成してしまいます。このシンプルさに心をつかまれる人は少なくないはず。このような商品企画を実行できる勇気とアイデアには毎回驚かされます。
500円以上かけてコンビニ弁当を買うのが馬鹿らしくなるほど、充実しています。今回紹介しきれていない弁当や総菜もたくさんありますから、気になる方はお店に足を運んでご自身の目でお試しを。
余談ですが、119円の冷凍ピザ「ミックスピザ(ベーコン&コーン)」もスゴイので、冷凍コーナーもチェックをお忘れなく!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12