美容ライターの遠藤幸子です。シミや肝斑があるだけで年齢よりも老けて見えることや、メイクの仕上がりを損ねてしまうことに悩んでいませんか?そんな方にとってコンシーラー選びは非常に重要!
今回は、シミや肝斑のカバーに定評があるプチプラコンシーラーを4つピックアップし、47歳の筆者のシミや肝斑を最もカバーする商品はどれか、徹底比較しながら紹介します。
◆シミ・肝斑カバーに定評があるプチプラコンシーラー4選 商品を選んだ基準は、下記の通りです。
・口コミで、シミ・肝斑カバーに優れているという声が多く挙がっているもの。
・単品でカバーできるもの。
・密着力に優れているもの。
・形状は特に問わない。
なお、価格は税込2,200円以下という基準にしました。
下記の4品が、今回筆者がピックアップした商品です。
◆(1)ザ・セム「カバーパーフェクション チップコンシーラー 1.5 ナチュラルベージュ」14色/790円(税込)
韓国発のリキッドコンシーラー。優れたカバー力とフィット感、ヨレやひび割れなどが起こりにくい使用感が魅力です。
チップにはたっぷりとコンシーラーが付きがちなので、厚塗りにならないよう量を加減することがうまく使いこなすうえのポイント。みずみずしく、伸びの良いテクスチャーです。
色展開が豊富なので、自分にぴったりの色を見つけやすいです。1.5はほどよい明るさのあるベージュで、標準色。
◆(2)キャンメイク「カラースティックコンシーラー 02 ベージュオークル」全3色/715円(税込)
繰り出し式のスティックコンシーラー。するするとした塗り心地で、気になる部分にサッと塗って指でトントンとなじませるだけという便利さが魅力です。保湿成分が配合されているので、使用中にパサついたり、シワに溜まったりしにくいのも便利。
02 ベージュオークルは、濃いニキビ跡やシミカバーにぴったりの比較的落ち着いたトーンのベージュカラーです。
◆(3)資生堂「スポッツカバー ファウンデイション(H100 ベースカラー(部分用))」部分用2色、全体用4色/1,320円(税込)
あざややけどの跡、傷跡までもカバーするとされているコンシーラー。資生堂ではファンデーションに分類されていて、部分用と全体用とがあり、後者のほうが若干やわらかなテクスチャーで伸ばしやすいのが特徴的です。
逆にこちらの商品は、かなり硬めのテクスチャー。気になる部分にピタッと密着しやすく、全体用よりもカバー力に特化しているのでピンポイントでのカバーに優れています。
◆(4)セザンヌ「ストレッチカバーコンシーラー 01 ライト系」全2色/660円
水や汗、皮脂に強いウォータープルーフ処方のリキッドコンシーラー。ピタッと密着してヨレにくく、小ジワに埋まりにくく、崩れにくい使用感です。伸びがいいので広範囲にも使いやすいです。01 ライト系は、明るめのベージュです。
◆47歳の肝斑とシミがカバーできるのはどれ?比べてみた
今回はブラシなどのツールは敢えて使用せずに、指で適量をのせ、ポンポンと気になる部分に軽く叩き込むように塗りました。
その結果について、レポートします。
手早く簡単にシミや肝斑をカバーするのに優れていると感じたのは、キャンメイクでした。スティックなので直接塗ってぼかすのも楽でした。ただ、粘度があまりないテクスチャーのせいか、指付けのせいか、マスクを着用する方は擦れて落ちてしまう可能性が高く、持ち運びの必要性を感じます。この結果を逆手に取って、筆者は外出先でのお直しに使用しています。
逆に密着力が高く、最も筆者のシミや肝斑をカバーしたのは、資生堂。テクスチャーが硬めなので、指付けの場合につい塗りすぎてしまう心配もなく、ムラにもなりにくく、使いやすいと感じました。ただ、カバー力が高いだけに、多く使用したり、広範囲に使ったりすると、厚塗り感が出てしまう印象がありました。
ザ・セムは非常にカバー力が高く感じられましたが、色のトーンをもう少し落としたほうがよかったのではないかという印象を持ちました。ツールや指ではなく、ブラシのほうが適しています。ただ、指付けしてもストレッチ性に優れ、ヨレたり、小ジワに入り込んだりしにくいのは好印象でした。
セザンヌもストレッチ性に優れているので、ヨレや小ジワなどには強い印象でしたが、カバー力は他の3品と比較するともう少し欲しいという印象を持ちました。
今回の検証結果を踏まえると、指付けなら資生堂が最も筆者のシミや肝斑のカバーにはぴったりでした。しかし、カバー力とモチの良さを追求するならザ・セムも非常に優秀で、ブラシ使いがおすすめです。
今回の検証は商品に優劣をつけるものではなく、4品ともシミや肝斑などのカバーに優れた商品であることに変わりはありません。シミや肝斑の濃さ、肌色などによって結果は異なる可能性があります。また、今回はあえて素肌にコンシーラーのみを使って検証しているので、ファンデーションを塗るともっと目立たなくなると言えます。ひとつの検証結果として参考にしていただけますと幸いです。
<文・撮影/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
今回は、シミや肝斑のカバーに定評があるプチプラコンシーラーを4つピックアップし、47歳の筆者のシミや肝斑を最もカバーする商品はどれか、徹底比較しながら紹介します。
◆シミ・肝斑カバーに定評があるプチプラコンシーラー4選 商品を選んだ基準は、下記の通りです。
・口コミで、シミ・肝斑カバーに優れているという声が多く挙がっているもの。
・単品でカバーできるもの。
・密着力に優れているもの。
・形状は特に問わない。
なお、価格は税込2,200円以下という基準にしました。
下記の4品が、今回筆者がピックアップした商品です。
◆(1)ザ・セム「カバーパーフェクション チップコンシーラー 1.5 ナチュラルベージュ」14色/790円(税込)
韓国発のリキッドコンシーラー。優れたカバー力とフィット感、ヨレやひび割れなどが起こりにくい使用感が魅力です。
チップにはたっぷりとコンシーラーが付きがちなので、厚塗りにならないよう量を加減することがうまく使いこなすうえのポイント。みずみずしく、伸びの良いテクスチャーです。
色展開が豊富なので、自分にぴったりの色を見つけやすいです。1.5はほどよい明るさのあるベージュで、標準色。
◆(2)キャンメイク「カラースティックコンシーラー 02 ベージュオークル」全3色/715円(税込)
繰り出し式のスティックコンシーラー。するするとした塗り心地で、気になる部分にサッと塗って指でトントンとなじませるだけという便利さが魅力です。保湿成分が配合されているので、使用中にパサついたり、シワに溜まったりしにくいのも便利。
02 ベージュオークルは、濃いニキビ跡やシミカバーにぴったりの比較的落ち着いたトーンのベージュカラーです。
◆(3)資生堂「スポッツカバー ファウンデイション(H100 ベースカラー(部分用))」部分用2色、全体用4色/1,320円(税込)
あざややけどの跡、傷跡までもカバーするとされているコンシーラー。資生堂ではファンデーションに分類されていて、部分用と全体用とがあり、後者のほうが若干やわらかなテクスチャーで伸ばしやすいのが特徴的です。
逆にこちらの商品は、かなり硬めのテクスチャー。気になる部分にピタッと密着しやすく、全体用よりもカバー力に特化しているのでピンポイントでのカバーに優れています。
◆(4)セザンヌ「ストレッチカバーコンシーラー 01 ライト系」全2色/660円
水や汗、皮脂に強いウォータープルーフ処方のリキッドコンシーラー。ピタッと密着してヨレにくく、小ジワに埋まりにくく、崩れにくい使用感です。伸びがいいので広範囲にも使いやすいです。01 ライト系は、明るめのベージュです。
◆47歳の肝斑とシミがカバーできるのはどれ?比べてみた
今回はブラシなどのツールは敢えて使用せずに、指で適量をのせ、ポンポンと気になる部分に軽く叩き込むように塗りました。
その結果について、レポートします。
手早く簡単にシミや肝斑をカバーするのに優れていると感じたのは、キャンメイクでした。スティックなので直接塗ってぼかすのも楽でした。ただ、粘度があまりないテクスチャーのせいか、指付けのせいか、マスクを着用する方は擦れて落ちてしまう可能性が高く、持ち運びの必要性を感じます。この結果を逆手に取って、筆者は外出先でのお直しに使用しています。
逆に密着力が高く、最も筆者のシミや肝斑をカバーしたのは、資生堂。テクスチャーが硬めなので、指付けの場合につい塗りすぎてしまう心配もなく、ムラにもなりにくく、使いやすいと感じました。ただ、カバー力が高いだけに、多く使用したり、広範囲に使ったりすると、厚塗り感が出てしまう印象がありました。
ザ・セムは非常にカバー力が高く感じられましたが、色のトーンをもう少し落としたほうがよかったのではないかという印象を持ちました。ツールや指ではなく、ブラシのほうが適しています。ただ、指付けしてもストレッチ性に優れ、ヨレたり、小ジワに入り込んだりしにくいのは好印象でした。
セザンヌもストレッチ性に優れているので、ヨレや小ジワなどには強い印象でしたが、カバー力は他の3品と比較するともう少し欲しいという印象を持ちました。
今回の検証結果を踏まえると、指付けなら資生堂が最も筆者のシミや肝斑のカバーにはぴったりでした。しかし、カバー力とモチの良さを追求するならザ・セムも非常に優秀で、ブラシ使いがおすすめです。
今回の検証は商品に優劣をつけるものではなく、4品ともシミや肝斑などのカバーに優れた商品であることに変わりはありません。シミや肝斑の濃さ、肌色などによって結果は異なる可能性があります。また、今回はあえて素肌にコンシーラーのみを使って検証しているので、ファンデーションを塗るともっと目立たなくなると言えます。ひとつの検証結果として参考にしていただけますと幸いです。
<文・撮影/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en