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「浴衣はもうこれでいいじゃん!」イオンの“ほぼワンピースな浴衣”。着るのがラクすぎだけど大丈夫なのか

女子SPA! 2024年7月31日 15時47分

みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。いよいよ花火大会や夏祭りも本格的なシーズンを迎えました。「今年は浴衣を着たい」と思っても、この猛暑に加えて着付けや着崩れ直しの面倒くささを考えると、ついつい浴衣から離れがちですよね。そんな女性にちょうどいい「ワンピゆかた」なるアイテムを見つけたので、アレンジや着こなし例とともにご紹介します!

◆ワンピースの上に羽織ものを重ねる楽ちん浴衣!

夏の風物詩でもある浴衣は、何より着付けるのが難しいですよね。おはしょりの始末や帯の結び方がうまくできないと着崩れてしまうこともあります。

今年イオンから登場した「ワンピゆかた」は、誰でもすぐに着られる浴衣です。浴衣地で作られたキャミソールワンピースの上に掛衿(かけえり)のついた羽織ものを重ねて、上から兵児帯(へこおび)を巻いたら完成。浴衣として楽しむのはもちろんですが、羽織を脱げばキャミソールワンピースとしてデイリーにも使えます。日中はキャミワンピとして着て、夜のお祭りでは羽織ものを重ねて浴衣にすれば、夏のお出かけ着まるっと一日分に。

◆とはいえ、日常で着るのは難しくないの?

浴衣として着られるのはいいけど、普段ワンピースとしては着にくくない? と少し迷ってしまう方もいるかもしれません。もちろんキャミワンピースとして単体で取り入れてもまったく問題ないのですが、あくまで浴衣として着るためのワンピースなので、通常のキャミワンピースに比べて身幅のゆとりが大きい仕上がり。そのため、普通のワンピースとして着ると両脇の生地の余りが目立ってしまいます。

着こなし方は色々考えられますが、おすすめのコーデは上からシアーニットやベストを重ねてカバーアップするスタイルです。

ワンピゆかたは柄のラインナップが豊富な上に、どれも日常着に馴染みやすいニュアンスカラーなのも魅力的なポイント。オフホワイトやベージュといった優しい色合いの重ね着アイテムをプラスして、爽やかな夏コーデを完成させましょう。

◆遠方の花火大会や旅行でも活躍!

もちろん、昔からある反物で作られた浴衣が素晴らしいのは言うまでもありません。ですが着付けの技術に加えて時間やスペースなどあらゆる余裕がないとどうしても着こなすのが難しく、つい遠ざかってしまいがち。浴衣で夏を楽しみたい気持ちがあるならば、ワンピースタイプで「浴衣気分」を楽しむのもアリなのではないでしょうか。

この季節、いつでもどこでも楽しめそうなワンピゆかた。女性用(ゆかた、帯で税込10,780円~)のほか、お子さん用や男性用タイプもあるようです。遠方の花火大会やお祭りも浴衣で楽しめますし、荷物もかさばらないので旅行にも向いていそう。海外旅行で着たらさらに注目を集めそうですね!

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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