Infoseek 楽天

47歳美容ライター、セザンヌのベースメイクで大人のくすみはどこまでカバーできる?

女子SPA! 2024年8月22日 15時45分

 美容ライターの遠藤幸子です。比較的若い世代でも悩んでいる方が多いくすみですが、スキンケアなどでアプローチしつつも、ベースメイクでカバーしたいと考えている方が多いのではないでしょうか。

 今回は、セザンヌ「UVトーンアップベース ピンク」748円(税込)に注目し、大人のくすみをどこまでカバーできるか試してみました。

◆47歳のくすみをどこまでカバーできるか、試してみた

 筆者の肌は、朝起きて鏡を見るとくすんでいることがよくあります。くすみをそのままにしてメイクすると、いつもより老けて見えたり、ポイントメイクが映えなかったりすることがあります。

 そのため、耳をマッサージする、蒸しタオルで顔を温める、ローションパックをするなどしてくすみにアプローチしていますが、トーンアップベースを使うことを常としています。

 しかし、数多くのトーンアップベースを試して感じたのは、不自然にトーンアップして白浮きしたり、あまりに艶やかに仕上がってしまい、テカリに見えたり、毛穴が悪目立ちするものがあるということ。そのため、仕上がりや使用感に注意しながら試してみました。

 手のひらに取り出すと、淡いピンク色をしています。みずみずしくのびやかなテクスチャーも好印象です。筆者は目の下のクマが特に気になるのと、立体感を出すために、目の下に重点的に置いてから外側に向かって塗り広げ、気になるところには少量重ね塗りしました。

 くすみを払拭しながら白浮きせず、ナチュラルにトーンアップした印象です。顔にだけ使うことを考えると、首から浮いて明るくなるのは避けたいところですが、首と顔とで明るさの差を感じることもなく、全体的に自然な印象に仕上がると感じました。

 また、毛穴に化粧下地が落ちることや、ツヤ感で毛穴が悪目立ちするようなこともありません。むしろ使用すると、毛穴が目立たなくなるように感じられました。肌質を問わず使いやすい商品だと感じます。

 ただ、肌が乾燥しているときに使うと、ツヤ感がやや物足りなく感じられました。そのため、乾燥肌や混合肌の方が使用される場合には、合わせるファンデーションはツヤ感のあるものにするか、十分に肌を保湿しておく必要があると感じています。

◆UVトーンアップベースってどんな商品?

 改めて「UVトーンアップベース」とはどんな商品なのか、解説します。くすみをカバーしながらワントーン明るい美肌に仕上げる化粧下地で、SPF50+/PA++++と高い紫外線防止効果を兼ね備えているのが魅力的です。

 ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)でありながら、水や汗、皮脂に強いウォータープルーフ処方であることが頼もしいです。洗顔料で落とすことができるのも便利です。

 また、5種の保湿成分が配合されていて、日中の乾燥から肌を守る効果が期待できます。

◆使用する際に注意したいポイント

 1000円に満たない価格であることを考えると、とても優秀な商品で、コスパは抜群だと感じます。しかし、一点だけもう少しこうだったら、というところを挙げるなら、少しムラになりやすいということ。

 特に肌が乾燥しているときは、満遍なくのばしたつもりでも部分的にムラになっていることがありました。そのため、少量ずつ塗り、鏡を見ながら丁寧に塗り広げる必要があると感じます。

 非常にコスパのいい商品で、仕上がりもキレイです。世代や肌のコンディションを比較的問わずに使いやすい商品だと感じました。肝心のくすみカバー効果も感じられました。

<文・撮影/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en

この記事の関連ニュース