夜の入浴が終わったらブラジャーをつけないという女性は多いのではないでしょうか?
最近ではナイトブラも流行っていますが、締め付け感が苦手な人はノーブラで過ごすことも多いようです。
◆夜はノーブラで映画鑑賞が趣味
「私も一度はナイトブラを試したんですけど、やっぱり胸を締め付けられる感じが苦手でしたね。だから、仕事から帰宅して夕飯の後に入浴したら、夜8時ごろにはノーブラにパジャマです」
普段から入浴後はノーブラだと話すのは埼玉県在住の相馬ゆかさん(仮名・32歳)。入浴後のリラックスタイムには、ネットフリックスで好きな映画を観るのが趣味だそう。
「ジャンルを問わずに映画は好きですね。恋愛系からファミリーものなど、その日の気分によって観ています」
◆映画の前にはワインを開けて一人乾杯
映画鑑賞の他にも、ゆかさんが好きなのがワインを飲むこと。
「ワインの中ではモエ・エ・シャンドンが好きなんです。でも、モエシャンは華金の夜のお楽しみにしていて、普段は他のワインも飲みますよ。去年の冬のボーナスで小さめのワインセラーを買ったので、常に10本のワインはストックしています」
その日も、お風呂上がりにワインを開けて映画鑑賞をしていたそうです。
「あの日は職場の気になる彼と話せて、なんだか気持ちがふわついていました。ちょっと冷静になりたくて、サスペンス映画を選んだんです」
◆ハラハラするサスペンス映画に夢中
いつも鑑賞する映画は直感で選ぶそう。
「あらすじとか見ると内容がわかってしまうので、あまり事前に調べたりしません。その日のサスペンス映画に選んだのは韓国ものでした。金曜の夜だったので、モエシャンを飲みながらサスペンスならではのドキドキハラハラを楽しんでいたんです」
他の曜日よりも特別な金曜日の夜。ソファーでごろごろしてはモエシャンを飲み、映画の世界に入り込んでいたそう。
「あの日観た映画は、常に緊張感が味わえる、じわじわ~と怖さを感じる展開でした」
◆そんな中、21時半に予定外のピンポンが!
映画が佳境に入った頃、さらにドキドキしながらストーリーに引き込まれていったゆかさん。
そんなゆかさんが「ひゃっ!!!」と飛び跳ねたのは、映画ではなく玄関チャイムの音でした。
「あの時は飛び上がりましたね。身体中のドキドキが止まらないまま、慌てて玄関に向かいました」
ワインの酔いが回っていたのと、サスペンス映画の世界から突如現実世界へと引き戻されたのとで、何も考えないままに玄関の扉を開けたそうです。
「今思い出しても恥ずかしいのですが、あの日は好きな人と目が合って気持ちが上がっていて、実は部屋ではノーブラにスリップ姿だったんですよ」
◆慌てて玄関を開けたら、いつもの30代男性宅配員さん
ドアを開けると立っていたのはいつもの宅急便を届けてくれるお兄さんでした。
「普段は置き配にしているんです。だからあんな夜に荷物が来るなんて想定外でした。なぜかあの日は置き配設定になっていなくて」
一瞬ゆかさんの顔を見たお兄さん、すぐに目を伏せて荷物を渡すと真っ赤な顔で帰って行ったんだとか。
「私、なんかお兄さんの様子がいつもと違うなとは思ったんですが、酔っ払っていたのでその時は何があったのか気づかなくて。映画が終わって歯磨きの時に自分の姿を鏡でみて、もう絶句しました」
◆ノーブラスリップに胸ポチ
ゆかさんは鏡をみて、ノーブラにスリップ姿だったことにやっと気がついたそう。
「もう、後の祭りなんですけどね。荷物が届いたのがちょうど映画のクライマックスでドキドキしていたところに、チャイムでさらに驚いたので……完全に胸ポチしていたと思います。あー、恥ずかしい!」
その日以来、ゆかさんの家にくる宅急便の配達からいつものお兄さんは外れてしまったそうです。ゆかさんも宅配業者のお兄さんも、今回のことが尾を引かないといいですね。
<取材・文/maki イラスト/ズズズ@zzz_illust>
最近ではナイトブラも流行っていますが、締め付け感が苦手な人はノーブラで過ごすことも多いようです。
◆夜はノーブラで映画鑑賞が趣味
「私も一度はナイトブラを試したんですけど、やっぱり胸を締め付けられる感じが苦手でしたね。だから、仕事から帰宅して夕飯の後に入浴したら、夜8時ごろにはノーブラにパジャマです」
普段から入浴後はノーブラだと話すのは埼玉県在住の相馬ゆかさん(仮名・32歳)。入浴後のリラックスタイムには、ネットフリックスで好きな映画を観るのが趣味だそう。
「ジャンルを問わずに映画は好きですね。恋愛系からファミリーものなど、その日の気分によって観ています」
◆映画の前にはワインを開けて一人乾杯
映画鑑賞の他にも、ゆかさんが好きなのがワインを飲むこと。
「ワインの中ではモエ・エ・シャンドンが好きなんです。でも、モエシャンは華金の夜のお楽しみにしていて、普段は他のワインも飲みますよ。去年の冬のボーナスで小さめのワインセラーを買ったので、常に10本のワインはストックしています」
その日も、お風呂上がりにワインを開けて映画鑑賞をしていたそうです。
「あの日は職場の気になる彼と話せて、なんだか気持ちがふわついていました。ちょっと冷静になりたくて、サスペンス映画を選んだんです」
◆ハラハラするサスペンス映画に夢中
いつも鑑賞する映画は直感で選ぶそう。
「あらすじとか見ると内容がわかってしまうので、あまり事前に調べたりしません。その日のサスペンス映画に選んだのは韓国ものでした。金曜の夜だったので、モエシャンを飲みながらサスペンスならではのドキドキハラハラを楽しんでいたんです」
他の曜日よりも特別な金曜日の夜。ソファーでごろごろしてはモエシャンを飲み、映画の世界に入り込んでいたそう。
「あの日観た映画は、常に緊張感が味わえる、じわじわ~と怖さを感じる展開でした」
◆そんな中、21時半に予定外のピンポンが!
映画が佳境に入った頃、さらにドキドキしながらストーリーに引き込まれていったゆかさん。
そんなゆかさんが「ひゃっ!!!」と飛び跳ねたのは、映画ではなく玄関チャイムの音でした。
「あの時は飛び上がりましたね。身体中のドキドキが止まらないまま、慌てて玄関に向かいました」
ワインの酔いが回っていたのと、サスペンス映画の世界から突如現実世界へと引き戻されたのとで、何も考えないままに玄関の扉を開けたそうです。
「今思い出しても恥ずかしいのですが、あの日は好きな人と目が合って気持ちが上がっていて、実は部屋ではノーブラにスリップ姿だったんですよ」
◆慌てて玄関を開けたら、いつもの30代男性宅配員さん
ドアを開けると立っていたのはいつもの宅急便を届けてくれるお兄さんでした。
「普段は置き配にしているんです。だからあんな夜に荷物が来るなんて想定外でした。なぜかあの日は置き配設定になっていなくて」
一瞬ゆかさんの顔を見たお兄さん、すぐに目を伏せて荷物を渡すと真っ赤な顔で帰って行ったんだとか。
「私、なんかお兄さんの様子がいつもと違うなとは思ったんですが、酔っ払っていたのでその時は何があったのか気づかなくて。映画が終わって歯磨きの時に自分の姿を鏡でみて、もう絶句しました」
◆ノーブラスリップに胸ポチ
ゆかさんは鏡をみて、ノーブラにスリップ姿だったことにやっと気がついたそう。
「もう、後の祭りなんですけどね。荷物が届いたのがちょうど映画のクライマックスでドキドキしていたところに、チャイムでさらに驚いたので……完全に胸ポチしていたと思います。あー、恥ずかしい!」
その日以来、ゆかさんの家にくる宅急便の配達からいつものお兄さんは外れてしまったそうです。ゆかさんも宅配業者のお兄さんも、今回のことが尾を引かないといいですね。
<取材・文/maki イラスト/ズズズ@zzz_illust>