収納グッズとして人気がある無印良品のファイルボックス。それをより使いやすくするためのアイテムが新登場すると知り、楽しみにしていました。さっそく使い勝手を試してみました。
◆ベストセラー、無印良品ファイルボックスの難点
無印良品のファイルボックスは、収納上手と言われる人たちがおすすめグッズとして挙げる収納定番アイテム。ごちゃつく小物を隠せて、並べて使うとスッキリ感が演出できるため、筆者も真似して使うようになりました。
とても使い勝手がいい収納グッズだと思いますが、難点が1つ。それは引き出す時に感じるストレス。ちょうど指先を入れられる穴があるのですが、中にぎっしりファイルを詰め込んでいたりすると、その穴がふさがって指が入れられず、引っ張り出す時にちょっぴり困ってしまうことがありました。
この難点を解決してくれる新商品「ファイルボックス用つまみ」が登場したと知り、さっそく購入してみました。
◆つまみを付ければ、引き出しやすい
無印良品の新商品ファイルボックス用つまみは、3個入りで390円。既存のポリプロピレン製ファイルボックスの穴に装着することで、引き出しやすくなるという便利なアイテムです。
色は生成、エンジ、グレーの3色あるので、中身によって色分けもできます。今回はそのうち、生成色を購入しました。
つまみはテープ、ベース、クリップの3つのパーツに分解できます。ファイルボックスに取り付けるにはベースを外側から穴に押し込み装着。その後テープを通し、クリップをはめるだけ。簡単に設置できました。
◆「くり返し使用することはできない」のはなぜ?
この商品の注意書きに「くり返しの使用はできません」とあります。理由に関する説明もなく、「???」だったのですが、使ってみて謎が解けました!
穴に差し込むベースがファイルボックスの穴のサイズよりほんのわずかに大きいようで、差し込む時にぎゅっと押さないと装着できません。そして、入れ始めの部分よりも入れ終わり部分のほうが大きくなっていて、かえしのような役割を果たすので、抜こうと思っても抜けません。
つまりこのベース部分を、いちどファイルボックスに装着してしまうと、穴から抜くことはできないので「他のファイルボックスにつまみを差し替えて使用することができない」わけです。となると、残念ながらこのつまみは「試しに取り付けてみる」ことができないので、装着するボックスを慎重に選ばなければなりません。
◆ダイソーのファイルボックスにも付けてみた
ダイソーにも無印良品のファイルボックスとよく似たファイルボックスがあります。こちらは穴が正方形。試しにつまみが使えるか装着してみました。
結果は「逆にすれば使えなくもない」。
ダイソーのファイルボックスの正方形の穴の一辺よりも、つまみのベースの円の直径が大きいので、逆に差し込めば引っ掛かりはします。なので、引っ張る役目は果たします。でも、ガタガタ動きます。無理矢理感は否めません。
◆おすすめは、キャスター付きボックスに使うこと
使ってみてよかったと思うのは、キャスター付きタイプのボックスに使用する方法。無印良品のポリプロピレンファイルボックスは、専用キャスターとキャスターが付けられるフタと合わせて使うことができます。
リビングでごちゃつきやすい郵便物や書類、おもちゃなどを入れて、フタをしめてしまえばスッキリするので気に入って使用していますが、これにつまみを付けると便利。座ったままボックスを引き寄せるときに、引っ張りやすくて重宝しそうです。
つまみは紐などで代用することも可能ですが、見た目、統一感、ピッタリ感はやはり専用のつまみに軍配があがります。すっきりと引っ張る紐をつけたいと思っていた方は、試してみるといいかもしれませんよ。
※価格はすべて税込価格。店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合や、掲載商品が廃番、仕様変更等となっている場合があります。
<文・撮影/栗山佳子>
【栗山佳子】
損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中
◆ベストセラー、無印良品ファイルボックスの難点
無印良品のファイルボックスは、収納上手と言われる人たちがおすすめグッズとして挙げる収納定番アイテム。ごちゃつく小物を隠せて、並べて使うとスッキリ感が演出できるため、筆者も真似して使うようになりました。
とても使い勝手がいい収納グッズだと思いますが、難点が1つ。それは引き出す時に感じるストレス。ちょうど指先を入れられる穴があるのですが、中にぎっしりファイルを詰め込んでいたりすると、その穴がふさがって指が入れられず、引っ張り出す時にちょっぴり困ってしまうことがありました。
この難点を解決してくれる新商品「ファイルボックス用つまみ」が登場したと知り、さっそく購入してみました。
◆つまみを付ければ、引き出しやすい
無印良品の新商品ファイルボックス用つまみは、3個入りで390円。既存のポリプロピレン製ファイルボックスの穴に装着することで、引き出しやすくなるという便利なアイテムです。
色は生成、エンジ、グレーの3色あるので、中身によって色分けもできます。今回はそのうち、生成色を購入しました。
つまみはテープ、ベース、クリップの3つのパーツに分解できます。ファイルボックスに取り付けるにはベースを外側から穴に押し込み装着。その後テープを通し、クリップをはめるだけ。簡単に設置できました。
◆「くり返し使用することはできない」のはなぜ?
この商品の注意書きに「くり返しの使用はできません」とあります。理由に関する説明もなく、「???」だったのですが、使ってみて謎が解けました!
穴に差し込むベースがファイルボックスの穴のサイズよりほんのわずかに大きいようで、差し込む時にぎゅっと押さないと装着できません。そして、入れ始めの部分よりも入れ終わり部分のほうが大きくなっていて、かえしのような役割を果たすので、抜こうと思っても抜けません。
つまりこのベース部分を、いちどファイルボックスに装着してしまうと、穴から抜くことはできないので「他のファイルボックスにつまみを差し替えて使用することができない」わけです。となると、残念ながらこのつまみは「試しに取り付けてみる」ことができないので、装着するボックスを慎重に選ばなければなりません。
◆ダイソーのファイルボックスにも付けてみた
ダイソーにも無印良品のファイルボックスとよく似たファイルボックスがあります。こちらは穴が正方形。試しにつまみが使えるか装着してみました。
結果は「逆にすれば使えなくもない」。
ダイソーのファイルボックスの正方形の穴の一辺よりも、つまみのベースの円の直径が大きいので、逆に差し込めば引っ掛かりはします。なので、引っ張る役目は果たします。でも、ガタガタ動きます。無理矢理感は否めません。
◆おすすめは、キャスター付きボックスに使うこと
使ってみてよかったと思うのは、キャスター付きタイプのボックスに使用する方法。無印良品のポリプロピレンファイルボックスは、専用キャスターとキャスターが付けられるフタと合わせて使うことができます。
リビングでごちゃつきやすい郵便物や書類、おもちゃなどを入れて、フタをしめてしまえばスッキリするので気に入って使用していますが、これにつまみを付けると便利。座ったままボックスを引き寄せるときに、引っ張りやすくて重宝しそうです。
つまみは紐などで代用することも可能ですが、見た目、統一感、ピッタリ感はやはり専用のつまみに軍配があがります。すっきりと引っ張る紐をつけたいと思っていた方は、試してみるといいかもしれませんよ。
※価格はすべて税込価格。店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合や、掲載商品が廃番、仕様変更等となっている場合があります。
<文・撮影/栗山佳子>
【栗山佳子】
損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中