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ワークマンとユニクロの「カップ付きタンク」を徹底比較!価格だけじゃない“大きな差”を発見

女子SPA! 2024年8月16日 8時45分

「普段は普通のブラジャーを着用しているけど、汗ばむ夏場だけはカップ付きインナーにしている」という人は多いのではないでしょうか? 筆者も、ブラの締め付け部分が痛痒くなる夏は、カップ付きインナーを着る頻度が高くなります。

 カップ付きインナーと言えば、ユニクロが定番ですが、今夏はワークマンでもカップ付きタンクが売っていました。私にとっては待望の商品!

 そこで今回は、ワークマンの「カップ付きタンクトップ」(税込980円)とユニクロの「エアリズム ブラタンクトップ」(税込2290円)のMサイズを購入し徹底レビュー。

 子どもと真夏の公園遊びに行く時に着けたい、カップ付きタンクをガチ比較しました。

◆ユニクロはワークマンの倍以上の金額!

●ユニクロ「エアリズム ブラタンクトップ」

価格:2290円(税込)

カラー:ホワイト、ライトグレー、ブラック、ブラウン、ライトグリーン、ネイビー

サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL、3XL、4XL

※XS、XXL、3XL、4XLはオンラインストアのみ

●ワークマン「カップ付きタンクトップ」

価格:980円(税込)

カラー:ブラック、ホワイト

サイズ:S、M、L

 店舗に足を運ぶと、ユニクロにはタンクトップだけでなくキャミソールやコットンレースタンクトップなどさまざまな種類がありました。今回は、ワークマンのシンプルなタンクトップと比較したかったので「エアリズム ブラタンクトップ」をチョイス。

 一方、ワークマン店舗にあったのは「カップ付きタンクトップ」一種類のみ。店頭にはホワイトとブラック、LサイズとMサイズのタンクトップが、ハンガーに掛けられて並んでいました。

 驚いたのは、ユニクロが2230円なのに対して、ワークマンは980円という、倍以上の価格差! いったい、どんな違いがあるのでしょうか? さっそく、カップや素材について比較してみましょう。

◆まずは素材と洗濯方法をチェック!

 直接肌に触れるインナーだからこそ、特に素材にはこだわりたいですよね。

 まずは、ワークマンとユニクロタンクの素材を比較しました。

●ワークマン「カップ付きタンクトップ」

本体:

ポリエステル 90%

ポリウレタン 10%

テープ部分:

ナイロン 85%

ポリウレタン 15%

●ユニクロ「エアリズム ブラタンクトップ」

表地:

ポリエステル 67%

キュプラ 24%

ポリウレタン 9%

裏地:

ナイロン 72%

ポリウレタン 28%

 素材を比べてみると、配合の割合はほとんど同じですが、エアリズムにはキュプラという素材が表地にだけ24%入っていました。

 キュプラは、繊維自体に水分が多く含まれていてしっとりしており、さらに吸湿性や放湿性に優れているようです。汗を吸収し、ニオイを抑える効果が期待できるそう。

 洗濯表記もほとんど変わりなく、日陰のつり干しで、ドライクリーニングは不可、低温のアイロンがけが可能です。唯一違うのは、ユニクロだけ酸素系の漂白剤を使って洗濯ができること。

◆裏返して比較してみる

 カップ付きタイプのインナーは、カップのサイズ感が大事ですよね。今回はどちらもMサイズ。裏返して、カップの比較をしてみましょう。

 ワークマンはアンダー部分にゴムがついていて、カップ上には生地がないデザイン。ユニクロはアンダー部分手前のみゴムがあり、肩部分からカップ用の生地がついています。

 ユニクロのホームページを見てみると、カップのバック部分にアンダーゴムを使わないことでスッキリと着用できるそう。

◆カップ部分の違いは?

 カップは、ワークマンよりもユニクロの方が少し大きめですが、測ってみるとカップ幅にそれほど違いはありませんでした。

 カップ全体の丸みがユニクロよりもワークマンの方があるので、その分見た目のサイズが小さく感じるのかも。カップを指で押してみると、ワークマンの方が柔らかく感じました。

◆筆者が着てみると

 着た瞬間は、どちらもサラっとした着心地。夏用インナーのサラサラ感は、着ていて気持ちが良いですね。ひんやりする感じがしたのは、ユニクロ。接触冷感に優れた性質を持つキュプロがそう感じさせているのでしょう。

 着てみると、ワークマンはいかにも下着という見た目で1枚での着用はできません。ユニクロは生地がピンと張るので、少しシャツから見えてもOKかなという感じ。

 横から見ても、ワークマンは首元のヨレが気になりますが、ユニクロは気になりませんでした。

◆ホールドしてくれるのはユニクロ、ラクなのはワークマン

 シャツを着てみると、ユニクロのほうが胸がすこし大きく見えますね。胸のホールド感もユニクロのほうがあります。

 しかしその分、ユニクロは肩部分からつる感じが少しあります。しっかりとリラックスしたい時には、ワークマンのカップ付きタンクの着心地の方がラクだと感じました。

 筆者は在宅ではワークマン、外出ではユニクロを使おうと思います。気になる人はぜひチェックしてみてください。

<文・撮影/木村 ひかる>

【木村ひかる】
湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer

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