Infoseek 楽天

奇跡の58歳米女優。“ほぼランジェリー”なドレスを選んだ理由に驚き

女子SPA! 2024年8月22日 8時44分

 その美しさと若々しさから「奇跡の50代」と評されるアメリカの人気女優ハル・ベリー。今月14日に58歳の誕生日を迎え、60代に一歩近づいたが、いまだ全く衰える気配はなさそうだ。SNSやレッドカーペットで露出度高めなスタイルを惜しみなく披露し、ハードなアクションもバンバンこなしている。

◆「だって着られるから」透け透けドレスで颯爽と登場

 8月16日(現地時間)にネットフリックスで配信スタートした最新作『ザ・ユニオン』で主演を務めるハル。12日に開催されたプレミアに大胆なドレスを着て登場し、ひときわ注目を集めた。

 この日着ていたのは、イタリアのランジェリーブランド「ラぺルラ」の黒のシアードレス。透け透けのボディスーツに、レースの花柄のスカートという“ほぼランジェリー”な妖艶衣装で会場を沸かせた。米雑誌『ハリウッド・レポーター』の記者から、この装いを選んだ理由について聞かれると、「だって着られるから」とキッパリ答えたという。

 50代後半になっても、大胆なスタイルを見事に着こなす抜群のプロポーションと若々しさをキープしているハル。SNSでは、「相変わらず美しい」「熟成したワインのように年を重ねている」など称賛の声が寄せられている。

◆半裸に2匹の猫を抱えたセクシー写真。この格好は一体……

 レッドカーペットだけでなく、自身のSNSでもセクシーショットをたびたび公開しているハル。先月には、アイマスクにビキニパンツを着用し、半裸に2匹の猫を抱えた大胆なポートレートをインスタグラムに公開した。

 抱っこしている2匹は、自宅の庭で保護した子猫だそうだが……どうしてこの格好?!

 実はこれ、映画『キャットウーマン(2004年)』公開20周年を記念して、自身が本作で演じたキャラクターのキャットウーマンことペイシェンス・フィリップスを再現したもの。キャプションには「彼女はいつも心の近くにいて、私は永遠にキャットウーマンことペイシェンス・フィリップスであり続けるわ!」と綴った。

 本作は、内気な広告デザイナーのペイシェンスがキャットウーマンに生まれ変わり、野生のパワーを発揮して、悪と対決していくスーパーヒーロー映画。製作には1億ドル(約155億円)の予算が投じられたものの、興行成績は振るわず、批評家から酷評を受ける結果に。しかも、この映画がきっかけで不名誉な「ゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞」まで受賞してしまった。

 ハルにとってはいわば「黒歴史」ともいえる大コケ映画なのだが、批判や悪評にもめげずに、作品や自分が演じたキャラクターに誇りを持っている様子。しかも、再演に意欲的だそうで、カナディアン・プレスや米エンターテイメント・ウィークリー誌の取材にこう答えている。

「本当にチャンスがあるなら、キャットウーマンを復活させたい」

「過少評価されていると思うし、ぜひもう一度やってみたい」

「酷評されるのは好きじゃないけど、それが自分の世界を止めたり、好きなことを続ける妨げとはならない」

 キャットウーマンを演じたことで、猫好きになったという彼女。家族の一員となった猫たちを胸に抱きながら、過去の失敗作への思いを新たにしたようだ。

◆現在58歳! 若さと美貌を保つ秘訣は

 それにしても、数年後に還暦を迎えるとは到底思えないハルだが、その若々しさの秘訣は何なのだろうか?

 19歳で糖尿病と診断され、人生の大半を砂糖抜きで過ごしてきたという彼女。先日公開された米E!ニュースとのインタビューでは、それが肌や老化防止にも良い影響を与えたと説明している。

「19歳のときに糖尿病と診断されたことで、砂糖という老化の最大原因である物質から遠ざかることができたと思う」

 そして十分な睡眠をとることが若々しさを保つ秘訣だとして、「十分な休息をとり、睡眠と健康、ウェルビーイングを優先させることが大切だと思う。それをするのが難しい時もあるけれどね」とも話している。

 また年齢を重ねても、ハードなアクションをこなし続けていることが高く評価されているが、本人は「とても大変。とにかく努力よ。それがライフスタイルになっている」と告白。裏で地道な努力を続けていることを打ち明けている。

 先のネットフリックスのインタビューでも、「3回、気を失った」「腕が折れたり、肋骨が2本折れたり、3本折れたり。尾骨を折って、足の指を2本折って、この指(中指)も折った」と述べ、アクション映画の撮影中にこれまで何度も負傷したことを明かしている。

 いくつになってもエネルギッシュで美しく、そして精神的にもますますタフになっている様子のハル。そんな彼女が演じる20年後のキャットウーマンも見てみたい気がする。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

この記事の関連ニュース