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紀ノ国屋のエコバッグが令和になって再ヒット!200アイテムからスーパー専門家が選んだ“最強の1つ”は

女子SPA! 2024年8月23日 8時44分

 エコバッグに憧れる理由とは?

 食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

 エコやサステナブルが少しずつ浸透し、エコバッグを持ち歩く人が増えていますよね。みなさんはどこのエコバッグがお気に入りですか?

 2000年頃に大ヒットを生んだエコバッグと言えば、「紀ノ国屋」。日本全国で多くの人が持ち歩いていた印象が強く残っています。

 そんなブームがすっかり落ち着いたと思いきや、最近新たに人気を集めているようです。えっ、令和になってまたヒット? いったい、どんなエコバッグがトレンドになっているのでしょうか?

 そこで今回は、食文化研究家の立場から、紀ノ国屋における最新のエコバッグの魅力を分析。一過性のブームに終わらない理由をご紹介していきたいと思います。

◆エコバッグだけで200アイテム以上! 図書館のよう

 紀ノ国屋のエコバッグが誕生したのは1995年。なんと約30年の歴史があります。

 発売当初から変わらないのは、シンプルな形状と軽さ。そして飽きのこない控えめカラーとアルファベットで描かれたモダンなロゴデザインが多くの人の心をつかんだのでしょう。

 驚くべきは、その進化にあります。2024年の今、オンラインショップ上のエコバッグの商品数は202アイテム(8月15日時点)! 実店舗では専用コーナーが大充実し、おしゃれな図書館のようにずらりと並んでいます。

 果たしてどのようなアイテムが登場しているのでしょうか? 他スーパーやデパートではほとんど見かけることのないアイテムをご紹介しながら、その圧倒的な魅力を3点に整理してみました。

◆①時代にあったカラーバリエーション

 紀ノ国屋のエコバッグの最大の魅力と断言できるのは、そのカラーバリエーションです。

 時代や季節性によって愛されるカラーを展開、最近では複数の色味が混ざったような曖昧なニュアンスカラーやエコ意識が高まるアースカラーが豊富にそろいます。

 同店のエコバッグの中でリーズナブルなコンパクトタイプを見ていくと、カラー名が食材名になっているのが特徴的。ラムネ、レモン、マスカット、オリーブといった具合ですが、トリュフやキャビアまでそろっているんです。

 この絶妙なカラーバリエーションは、紀ノ国屋の優雅な世界を感じることができ、人ともかぶりにくい嬉しさがあります。

◆②野菜用からお散歩用まで! シーン別にそろっている

 2つ目の理由は、用途やシーンごとにエコバッグがそろっていること。たとえば、冷蔵庫に入れない玉ねぎやじゃがいもなどの野菜や果物をストックしておける「紀ノ国屋 ベジタブルバッグ2個セット」(2150円)。見た目もおしゃれですが、ゴルフやテニスのボールを入れる提案もしてくれていることに驚きます。

 また、お散歩用の「紀ノ国屋 お散歩バッグ グリーン」(3300円)は、かわいい肉球イラストがポイントに。お散歩に大きすぎないサイズ感と3カ所にダブルポケットがついている機能性が優秀です。

◆③アクセサリーバッグまでそろう

 3つ目は、エコバッグの概念を広げてくれる斬新なアイテムがそろっていること。例えば「紀ノ国屋 ミニミニバッグ ライトグリーン」(770円)は、カラビナ付きの便利な小物入れバッグです。定番のエコバッグの持ち手に取り付けられ、日々の買い物をよりオシャレに快適にしてくれるのです。

 スーパーの会員カードはもちろんのこと、コインケースやリップクリームを入れるなどにも便利ですよね。そしてもうひとつは70周年記念で発売された「紀ノ国屋 7色巾着 パステルカラー」(3300円)。買い物だけでなく旅行グッズを入れる袋としても大活躍。複数人に配りやすいお土産にもなります。

◆スーパーマーケット研究家の私が選んだ最強のエコバッグは?

 最後に、スーパーマーケット研究家の私が、もっとも気に入ったエコバッグを紹介します。

 これまで国内外のエコバッグを使っていますが、機能性はもちろんのこと、たたんだときの美しさ、自分以外の家族が使いやすいこと、カジュアル過ぎない大人っぽさなど、細かいポイントをクリアしたアイテムを発見しました。

 それは、「紀ノ国屋 フラップショッピングバッグ」(1850円)です。カラーバリエーションはグラスグリーン、スカイグレー、ミッドナイトブラック、インディゴの4種。シックな雰囲気に加えて、程よいマチの広さや、珍しい外ポケットも好印象です。

 私は自分用にインディゴを使用していますが、父にグラスグリーンをプレゼントして喜ばれました。

 まだまだいろいろなアイテムがそろっていますから、自分好みのエコバッグを探してみてはいかがでしょうか?

<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>

【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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