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背中の開いた服で「なぜかダサ見えしてる人」の特徴。最もやってはいけない“NGな着方”は

女子SPA! 2024年8月30日 15時46分

みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。最近増えている背中開きトップス。上品な色気ただよう肌見せが叶うアイテムで大人の女性にもおすすめです。ですが、問題はインナーとの組み合わせ。当たり前ですが通常のブラジャーではブラホックが見えてしまうし、あまり背中が開きすぎるのも心配……。そこで今回は、背中開きトップスとインナーの組み合わせのゴールデンバランスについてご紹介します。

◆背中開きトップス、どこまで開いていてOK?

背中開きトップスは今やショップでもよく見かけるアイテムですが、どの程度の背中の開き具合だったら周囲に引かれることなく上品に見えるのか。アイテムの選び方も非常に重要なポイントですよね。とくに40代は肌見せのバランスに注意を払いたい年代でもあります。

◆肩甲骨の上部までは露出OK。目のやり場に困るのは?

大人の女性としての品を損なわない程度の開きぐあいとしては、肩甲骨の上部のみが露出する程度が背中開きの最大値かなと考えます。肩甲骨全体が露出している、背筋が見えるほどの開きぐあいは、トゥーマッチな印象になりそう。

また、基本的には背中開きはベーシックなVラインシルエットがベストです。背中の上部は服で隠れていて、下部が露出しているパターンの背中開きトップスは視線が腰あたりに注目しやすいため、よりセンシュアルな印象に結びついてしまって目のやり場に困りそうです。

◆開きすぎの背中開きにはどんなインナーがベスト?

では、すでに手持ちの背中開きトップスが大胆な露出のあるものだった場合。それはインナーで過度な露出をカバーすることができます。背中開きトップスに似合うインナーは、チューブトップ、バッククロスインナー、Uラインキャミソールとさまざまありますが、過度な露出のある背中開きトップスにはチューブトップが最適です。

チューブトップはストラップのない筒状のインナーなので、肩甲骨や背筋の露出を隠すことができます。バッククロスはストラップがやや太めの場合であればOK。反対に背中が開きすぎたトップスに同じく、背中が大きく開いたUラインインナーを合わせると露出が激しくなるので気をつけましょう。

◆これはNG! ダサ見えする“背中開き+インナー”のバランス

背中開きトップスとインナーの組み合わせでもっともやってはいけないのが、インナーが見えすぎているシルエットです。例えば、腰のつけ根近くまで背中が開いたトップスにインナーに対して、背中が全隠れしているタンクトップを合わせるとダサ見えの印象に。

ダサく見える原因は、背中開きトップスの開きに対し、インナーの露出が少なすぎること。これでは背中開きトップスを着る必要性がなく、おしゃれとして昇華されずダサ見えしてしまうのです。

また、インナーがブラホックのような下着感を思わせてしまうデザインや、トップスとインナーの配色に違和感があるもの、トップスとインナーのテイストがミスマッチなものはおしゃれ見えしづらいので気をつけましょう。

◆適度な背中開きに、華奢なインナーが◎

上品見えする背中開きトップスは、少し肩甲骨が見える程度のやや大胆な露出。そしてインナーはできるだけストラップは華奢なものの方が、背中見せのスタイルを阻害させないのでおすすめです。

今年はまだ暑さが続きそうなので、ぜひ今からでも涼しげで上品な背中見せコーデを楽しんでみてくださいね。

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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