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ワークマンとユニクロの「ハット」を比較!約500円の価格差だけじゃない“大きな違い”とは

女子SPA! 2024年8月26日 8時46分

 夏によく見かける涼しげなハット。中でも、ペーパーハットは紙素材で作られていて軽く、UVカット機能もあるので、日差しの強い時期の人気アイテムです。

 そこで今回は、ワークマンから出ている「レディースシャリテック和紙メトロハット」(税込1280円)とユニクロで人気の「クロシェハット」(税込790円)を徹底比較します!

 4人の子を持つママで、夏の外出が多い筆者が比較したので、ぜひ参考にしてくださいね。

◆ワークマンのほうが490円高い

●ワークマン「レディースシャリテック和紙メトロハット」

価格:1,280円(税込)

カラー:ブラック、ベージュ、ホワイト

サイズ:ONE SIZE

●ユニクロ「クロシェハット」

価格:790円(税込)/値下げ前2,990円(税込)

カラー:ブラック、ナチュラル、ベージュ

サイズ:ONE SIZE

 ユニクロのクロシェハットは、値下げで790円になったそう。ユニクロでは季節物のアイテムは、段階的に値下げされているようです。筆者が購入したお店には、ハットタイプの帽子が7種類ほど並んでいましたが、今回は“紙素材”が使われたクロシェハットを選びました。

◆そもそも紙が使われているってどういうこと?

 筆者は、夏のハットには麦わら帽子をかぶることが多いため “紙素材”の帽子を購入したのは今回がはじめて。手に取ってみると、軽く扱いやすいのがわかりました。

“紙”と言っても、いったいどんな素材が使われているのでしょうか? それぞれの素材についてみてみましょう。

 ユニクロは、分類外繊維(紙)100%、ワークマンはポリエステル80%・分類外繊維(紙)20%の表示がありました。分類外繊維の表示が気になりますが、繊維の分類から外れる繊維を指し、分類外繊維の中で代表的なのが“紙”なんだとか。

 ワークマンには、紙よりもポリエステルが多く含まれています。ポリエステルには、丈夫で型崩れが起きにくい特徴があるようです。

 洗濯表記を見てみると、分類外繊維(紙)100%のユニクロは洗濯できません。ワークマンは、ポリエステルが80%使われているため、手洗い洗濯ができるようです。ペーパーハットは、基本的には水に弱いことを覚えておいたほうが良さそう。

◆見た目を比べてみた

 同じ紙素材のハットでも、いろいろな違いがありました。ワークマンは、ハットの型がしっかりとできているので崩れませんが、ユニクロはハット全体が柔らかく、つばの部分に針金が入っていて顔周りの調整ができるようになっていました。

 ワークマンもユニクロも、ワンサイズ表記。ホームページに記載されているサイズは、ワークマンの対応サイズが59cmでユニクロが~58cmでした。どちらも、内側でサイズ調整して自分の頭のサイズにフィットするように、調整ができます。

 ユニクロの商品クチコミには、頭のサイズ感が小さかったという残念なものもあったので、心配な人は頭のサイズを測ってみてください。

◆透け感はどんな感じ?

 上からみても、ワークマンはしっかりと綺麗に丸みがあり、ユニクロは柔らかい丸みになっているのがわかります。

 上部に置いた手の透け具体もみてみましょう。ワークマンははっきりと、手の影が見えるのに対して、ユニクロは網目の隙間から見える程度でした。

 ワークマンは、とにかく軽くて涼しげです。ユニクロは、紙100%で手編みで作られているからか、しっとりとしていて素材に温かみを感じます。

◆筆者がかぶってみると

 かぶってみると、ワークマンは頭にポンと乗せる感じ。型崩れしないので、扱いやすさを感じますが少し浅め。ユニクロは、頭に馴染む感じのかぶり心地で小顔効果があります。つば部分を曲げれば、好みの雰囲気でできるのはいいですね。

 後ろからも見てみましょう。ワークマンのハットは、どこからみてもデザインが同じなので、かぶりやすさはあります。あまり良くないポイントとしては、形状ができている分、折りたたんで持ち歩けないことでしょうか。

 ノーメイクでも玄関に置いておいてかぶるだけで、一気に夏らしさが演出できる風合いのペーパーハット。まだまだ日差しが強いこの時期のUV対策に、コーディネートのポイントとしてペーパーハットをかぶってみてはいかがでしょうか。

 少しずつ品薄になってはきていますが、どちらも筆者が購入した店頭には在庫がありました。気になる人はチェックしてみてください。

<文・撮影/木村ひかる>

【木村ひかる】
湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer

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