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「シャツのすそ“イン”」で太見え・ダサ見えしてる人の特徴。すっきりオシャレに見せる着方は

女子SPA! 2024年9月2日 8時46分

みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。シャツインスタイルが定番化してだいぶ経つものの、シャツインコーデになかなか自信が持てないという方も多いよう。シャツインはバランスを間違えるとダサく見えたり、だらしなく見えたりするので、たしかに着こなし方に要注意ポイントがあります。そこで今回は、ダサい・だらしない見えを防ぐ、シャツインのスタイリングテクニックをご紹介します。

◆ダサ見え・だらしなく見えるシャツインコーデ“3つのNG”

ダサ見え、だらしくなく見えてしまう原因は、大きく分けて3つあります。1つは、ブラウジング(たるませること)のしすぎです。通常、シャツインは一度すべての裾をボトムスにインして、少しずつつまんで引き出すブラウジングを行ないます。この時、トップスを一気に引き出しすぎてしまうとウエスト周辺が過分にもたついてしまい、だらしくなく見えやすいです。トップスを引き出す時は少しずつ行ないましょう。

◆ウエストゴムやスカートで太見えしやすいワケ

2つめは、ボトムスがウエストゴムの場合。基本的にウエストゴムタイプはトップスでゴム部分を隠すのが通例。もちろん、シャツインしてブラウジングをすれば多少隠れて見えるので場合によってはウエストゴムでもOKです。ですがウエストゴムは着る人のウエストの幅に合わせて横幅が広くなるので、シャツインをすると太見えしてしまうケースも……。何より、ウエストゴムのギャザーが見えると少しパジャマ感が出て、ダサ見えしやすいので注意です。

最後は、ギャザースカートでシャツインは基本NGということ。ギャザーの寄り具合や、ボリュームによって見え方も変わりますが、ウエストから下腹部周辺が大きく見えるので気をつけたいところ。とくにギャザーがたくさん寄っているスカートや、生地にハリ感がある場合はボリュームが出るので太見え要素に繋がります。

◆シャツインでキレイ見えするための“3つのポイント”

では、シャツインスタイルをうまく成功させるにはどうすればいいか。こちらも3つに分けてポイントを解説します。

1つはハリ感のあるトップスを選ぶことです。ハリ感とは薄手でも生地にノリがついていてパリッとした印象があるものや、やや厚手のカットソーで着るとスッキリした印象にまとまりやすいものを指します。ハリ感トップスでシャツインした場合、ブラウジングするときも陰影が美しく、粗雑な印象になりにくいのが特徴です。

◆着太りを回避するボトムスは? スカートは幅に注意

次に、ボトムス選びも意識しましょう。ボトムスはパンツ、スカートどちらでも良いのですがウエストバンドがあるタイプを選ぶとシャツインスタイルがスッキリと決まります。ウエストバンドとは、ベルトを巻く部分としてパンツの共布で作られた腰帯のことを指します。このウエストバンドがあると、くびれが生まれてシャツインした時に起こりやすい着太りを回避できます。

最後のポイントは、ボトムスにスカートを選ぶ場合は細身のシルエットを選ぶことです。パンツに関しては細身、太めどちらでもOKですが、スカートはパンツ以上に横幅が広がりやすいので、ストンとしたシルエットを表現できる、ナロースカートがおすすめ。

◆シャツのシワが多すぎないかもチェック!

シャツインをした時の最終チェックポイントとしては、トップスに過分なシワがないかどうかです。とくに夏のトップスは薄くて柔らかい素材のものが多く、シャツインするとウエスト周辺のシワがもたついて見えることが多いです。シャツインした時の仕上がりの意識も忘れずに取り組んでみてくださいね。

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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