美容ライターの遠藤幸子です。比較的幅広い年代の肌悩みとして挙がることが多い、「クマ」。茶、黒、青など種類がありますが、メイクでのカバーも、スキンケアでのアプローチも難しいと言えるのは、「黒クマ」です。
今回は、クマカバーに定評があるプチプラコンシーラーの中から最も筆者の黒クマカバーに優れた商品はどれか、徹底比較しながら紹介します。
◆クマカバーに定評があるプチプラコンシーラー3選
商品を選んだ基準は、下記の通りです。
・口コミで、クマカバーに優れているという声が多く挙がっているもの。
・オレンジ色が含まれているもの。
・複数色含まれていて、ブレンドや重ね付けができるもの。
・価格の上限、税込価格2,200円。
筆者がピックアップした商品は、下記の通りです。
(1)インテグレート「メルティフィットコンシーラー イエローベージュ/オレンジベージュ」1,650円(税込)
イエローベージュとオレンジベージュの2色入り。指先でくるくると取ってポンポンと塗るだけでとろけて肌に密着し、気になる肌悩みをカバーするコンシーラーです。
メーカー調べでは、8時間化粧持ちが持続するとのことで、これからの季節に頼もしく、涙が滲みやすい人にも魅力的です。
(2)キャンメイク「カラーミキシング 04」全5色/825円(税込)
赤とベージュを組み合わせた、ライトカラー、ナチュラルカラー、ダークカラーの3色で肌悩みをカバーするコンシーラー。左端の空いている部分をパレットにし、色を混ぜ合わせ、自分にぴったりの色にカスタマイズすることができます。
チップとブラシのダブルエンドで、ミラー付き。プチプラとは思えないほどの充実ぶりです。
(3)ヴィセ リシェ「レッドトリック アイコンシーラー」1,210円(税込)
赤とベージュの2色入りで、クマを補正するための専用コンシーラー。プロからの評価も高い一品です。薄膜で塗り重ねても厚ぼったくならず、フィット力に優れ、ヨレにくい使用感が魅力。
◆47歳の頑固な黒クマがカバーできるのはどれ?比べてみた
使い方についてですが、インテグレートは公式サイトによると、イエローベージュはニキビ跡や赤みカバーに、オレンジベージュは色ムラやシミ、そかばすなどに使用する、とされています。
また、キャンメイクはミックス使いすることも使用法のひとつとされています。ヴィセは、色補正レッドを塗ってから、なじみベージュを塗ることが明記されています。
しかし、筆者は普段から化粧下地の後にオレンジ系または、赤系を塗り、リキッドファンデやクッションファンデを重ね、その上にイエロー系やベージュ系を重ねてからフェイスパウダーを重ねています。
カバー力を比較するにはできるだけコンシーラー以外のものを使わないほうが比較しやすいため、単品使用で比較します。それぞれの仕上がりは、下記の通りです。
今回まぶたのくすみも気になったので、まぶたや目頭側にも同様に使用しています。その結果、最もクマカバーに長けていたのはインテグレートでした。
◆仕上がり&使用感はどうだった?
ただ、ツールにも左右される部分が若干あるかもしれません。今回は指付けでのひとつの検証結果として参考にしていただけますと幸いです。
ヴィセは今回使用した商品の中で最も粘度が高めですが、ヨレたり、崩れたりすることはありませんでした。ベタつきもそれほど感じませんでした。
次に粘度が高めだと感じたのはキャンメイクですが、ベタベタしません。インテグレートは最もサラッとした仕上がりでしたが、乾燥が気になるということもありませんでした。ただ、合わせるファンデがツヤのあるものだと若干質感の調整に気を使うように感じられました。
キャンメイクは3色入りだったので、今回は最もクマカバー力を感じた、赤→イエローでカバーしました。赤の次にベージュを重ねる、ベージュとイエローをブレンドして使うといった選択肢もあり、肌色に合わせてカスタマイズしやすい商品と言えます。
◆まとめ
クマの程度や色、肌色、使うツールなどによって結果は異なる可能性があります。また、優劣をつけることを目的とはしておらず、今回はあくまでも筆者の黒クマをカバーするのに適している商品という基準でジャッジしました。3品ともプチプラの中ではクマカバーに優れたコンシーラーであると言えます。
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
今回は、クマカバーに定評があるプチプラコンシーラーの中から最も筆者の黒クマカバーに優れた商品はどれか、徹底比較しながら紹介します。
◆クマカバーに定評があるプチプラコンシーラー3選
商品を選んだ基準は、下記の通りです。
・口コミで、クマカバーに優れているという声が多く挙がっているもの。
・オレンジ色が含まれているもの。
・複数色含まれていて、ブレンドや重ね付けができるもの。
・価格の上限、税込価格2,200円。
筆者がピックアップした商品は、下記の通りです。
(1)インテグレート「メルティフィットコンシーラー イエローベージュ/オレンジベージュ」1,650円(税込)
イエローベージュとオレンジベージュの2色入り。指先でくるくると取ってポンポンと塗るだけでとろけて肌に密着し、気になる肌悩みをカバーするコンシーラーです。
メーカー調べでは、8時間化粧持ちが持続するとのことで、これからの季節に頼もしく、涙が滲みやすい人にも魅力的です。
(2)キャンメイク「カラーミキシング 04」全5色/825円(税込)
赤とベージュを組み合わせた、ライトカラー、ナチュラルカラー、ダークカラーの3色で肌悩みをカバーするコンシーラー。左端の空いている部分をパレットにし、色を混ぜ合わせ、自分にぴったりの色にカスタマイズすることができます。
チップとブラシのダブルエンドで、ミラー付き。プチプラとは思えないほどの充実ぶりです。
(3)ヴィセ リシェ「レッドトリック アイコンシーラー」1,210円(税込)
赤とベージュの2色入りで、クマを補正するための専用コンシーラー。プロからの評価も高い一品です。薄膜で塗り重ねても厚ぼったくならず、フィット力に優れ、ヨレにくい使用感が魅力。
◆47歳の頑固な黒クマがカバーできるのはどれ?比べてみた
使い方についてですが、インテグレートは公式サイトによると、イエローベージュはニキビ跡や赤みカバーに、オレンジベージュは色ムラやシミ、そかばすなどに使用する、とされています。
また、キャンメイクはミックス使いすることも使用法のひとつとされています。ヴィセは、色補正レッドを塗ってから、なじみベージュを塗ることが明記されています。
しかし、筆者は普段から化粧下地の後にオレンジ系または、赤系を塗り、リキッドファンデやクッションファンデを重ね、その上にイエロー系やベージュ系を重ねてからフェイスパウダーを重ねています。
カバー力を比較するにはできるだけコンシーラー以外のものを使わないほうが比較しやすいため、単品使用で比較します。それぞれの仕上がりは、下記の通りです。
今回まぶたのくすみも気になったので、まぶたや目頭側にも同様に使用しています。その結果、最もクマカバーに長けていたのはインテグレートでした。
◆仕上がり&使用感はどうだった?
ただ、ツールにも左右される部分が若干あるかもしれません。今回は指付けでのひとつの検証結果として参考にしていただけますと幸いです。
ヴィセは今回使用した商品の中で最も粘度が高めですが、ヨレたり、崩れたりすることはありませんでした。ベタつきもそれほど感じませんでした。
次に粘度が高めだと感じたのはキャンメイクですが、ベタベタしません。インテグレートは最もサラッとした仕上がりでしたが、乾燥が気になるということもありませんでした。ただ、合わせるファンデがツヤのあるものだと若干質感の調整に気を使うように感じられました。
キャンメイクは3色入りだったので、今回は最もクマカバー力を感じた、赤→イエローでカバーしました。赤の次にベージュを重ねる、ベージュとイエローをブレンドして使うといった選択肢もあり、肌色に合わせてカスタマイズしやすい商品と言えます。
◆まとめ
クマの程度や色、肌色、使うツールなどによって結果は異なる可能性があります。また、優劣をつけることを目的とはしておらず、今回はあくまでも筆者の黒クマをカバーするのに適している商品という基準でジャッジしました。3品ともプチプラの中ではクマカバーに優れたコンシーラーであると言えます。
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en