女子SPA!で2024年7月に公開された記事のなかから、ランキングトップ5入りした記事を紹介します。(初公開日は2024年7月19日 記事は公開時の状況)
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大谷翔平選手と真美子夫人がステキすぎる――。現地時間7月16日、大リーグオールスター戦当日のレッドカーペットショーに現れた2人に、日本中が魅了されたのはご存知のとおりです。
なかでも、「上品」「奥ゆかしい」と絶賛された真美子夫人の着こなしを、スタイリストの大日方理子さんが解説。ポイントは“引き算の美学”にあるようです(以下、大日方さんの寄稿)。
◆セクシー&カラフルな装いが多いなか、逆に目立った
真美子夫人が着ていたのは、ドイツのブランド「BOSS」のパンツスタイルのドレス(約11万円と報じられています)。
他の選手の夫人はセクシーにデコルテや肩を露出する人も多いなか、肩が透ける素材で切り替えになった白いジャンプスーツを選んだ真美子夫人。1歩下がってなのか3歩下がってなのかわかりませんが、奥ゆかしい日本人らしさが感じられる上品な装いでした。
◆もっと大振りなジュエリーを選びそうなところ……
白のジャンプスーツでシンプルなので、もっと大振りなピアスやバングルを付けても素敵だと思いますが、派手すぎず華やかなスウィングタイプのピアスや華奢なバングルを選ばれたのも、真美子夫人らしさなのかなと思います。
こちらは、「GEORG JENSEN ジョージ ジェンセン」の「MOONLIGHT GRAPES ムーンライト グレープ」シリーズのピアス(日本の公式サイトで税込6万2700円)とバングル(税込10万2300円)のようです。いずれもスターリングシルバーのいぶし仕上げとのこと。
ジャンプスーツは高めの位置にウエストの切り替えがあることで、さらに脚が長く見えるデザインです。
とろりと柔らかい素材はカラダのラインや下着のラインなどが出やすく、着こなすのが難しいのですが、モデルのようなスタイルの良さを生かして、素敵に着こなしていました。
おそらく12cmくらいヒールがあると思われるサンダルを高身長の真美子夫人が履いても、大谷翔平選手のほうがさらに背が高くて、2人のバランスが素敵ですよね。
◆細いヒールでないのは、真美子さんらしさ?
少しだけ気になったのが全身で見たときのパンツの丈感と靴のバランス。
フラットシューズならこの丈でぴったりですが、華やかな場なのでヒールのある靴はマスト。ヒールのある靴を合わせるなら、パンツの丈があと数cm長いほうがバランスがいいのかなと思います。
ソールにボリュームのあるサンダルは、真美子夫人が細いヒールを履きなれていないから選ばれたのかな?という気がしました。服とのバランスだけを考えたら華奢なヒールのほうが合いそうだと思います。もっとも、長年バスケットボール選手だった真美子夫人が、危ないピンヒールなど履き馴れていないのは当然かもしれませんね。
<文/大日方理子>
【大日方理子】
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。骨格診断アドバイザー。猫背改善で身長149cm→151cmに。中学生の女の子がいる1児の母でもある。公式HP
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大谷翔平選手と真美子夫人がステキすぎる――。現地時間7月16日、大リーグオールスター戦当日のレッドカーペットショーに現れた2人に、日本中が魅了されたのはご存知のとおりです。
なかでも、「上品」「奥ゆかしい」と絶賛された真美子夫人の着こなしを、スタイリストの大日方理子さんが解説。ポイントは“引き算の美学”にあるようです(以下、大日方さんの寄稿)。
◆セクシー&カラフルな装いが多いなか、逆に目立った
真美子夫人が着ていたのは、ドイツのブランド「BOSS」のパンツスタイルのドレス(約11万円と報じられています)。
他の選手の夫人はセクシーにデコルテや肩を露出する人も多いなか、肩が透ける素材で切り替えになった白いジャンプスーツを選んだ真美子夫人。1歩下がってなのか3歩下がってなのかわかりませんが、奥ゆかしい日本人らしさが感じられる上品な装いでした。
◆もっと大振りなジュエリーを選びそうなところ……
白のジャンプスーツでシンプルなので、もっと大振りなピアスやバングルを付けても素敵だと思いますが、派手すぎず華やかなスウィングタイプのピアスや華奢なバングルを選ばれたのも、真美子夫人らしさなのかなと思います。
こちらは、「GEORG JENSEN ジョージ ジェンセン」の「MOONLIGHT GRAPES ムーンライト グレープ」シリーズのピアス(日本の公式サイトで税込6万2700円)とバングル(税込10万2300円)のようです。いずれもスターリングシルバーのいぶし仕上げとのこと。
ジャンプスーツは高めの位置にウエストの切り替えがあることで、さらに脚が長く見えるデザインです。
とろりと柔らかい素材はカラダのラインや下着のラインなどが出やすく、着こなすのが難しいのですが、モデルのようなスタイルの良さを生かして、素敵に着こなしていました。
おそらく12cmくらいヒールがあると思われるサンダルを高身長の真美子夫人が履いても、大谷翔平選手のほうがさらに背が高くて、2人のバランスが素敵ですよね。
◆細いヒールでないのは、真美子さんらしさ?
少しだけ気になったのが全身で見たときのパンツの丈感と靴のバランス。
フラットシューズならこの丈でぴったりですが、華やかな場なのでヒールのある靴はマスト。ヒールのある靴を合わせるなら、パンツの丈があと数cm長いほうがバランスがいいのかなと思います。
ソールにボリュームのあるサンダルは、真美子夫人が細いヒールを履きなれていないから選ばれたのかな?という気がしました。服とのバランスだけを考えたら華奢なヒールのほうが合いそうだと思います。もっとも、長年バスケットボール選手だった真美子夫人が、危ないピンヒールなど履き馴れていないのは当然かもしれませんね。
<文/大日方理子>
【大日方理子】
(おびなた・りこ)スタイリスト。1979年生まれ、お茶の水女子大学卒。『Ray』などの女性誌やテレビでスタイリストを務める。きれいめからカジュアルまで、今の気分を取り入れたスタイリングが得意。骨格診断アドバイザー。猫背改善で身長149cm→151cmに。中学生の女の子がいる1児の母でもある。公式HP