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顔も筋トレする時代!お肌イキイキ、話題の美容法「顔ジム」開発者を直撃

女子SPA! 2024年8月28日 8時44分

 専業主婦から起業し、「顔ジム」が話題の美容家・那賀洋子さん。大分でサロンをオープン後、東京に進出し、現在は海外進出を進めているそう。

 そんな経営者であり、プロの美容家として活動されている那賀さんに、顔ジムの特徴や美が生み出す心の変化についてお聞きしました。

◆話題の「顔ジム」ってどんな美容法?

 まず、「顔ジム」とはどんな美容法なのでしょうか。

「顔の筋膜を刺激し、さらに老け顔を作るさまざまな要因の改善を目指す美容法です。一般的なエステのように肌に刺激を与えない施術ではなく、むしろ逆。表情筋の動きと逆の方向に、グイグイと圧をかけます。つまり、筋トレやマッサージのように、硬くなった表情筋をほぐしていきます」(那賀さん)

凝り固まった顔の筋肉をほぐしていくので最初は痛みが強く感じやすく、お客さんによっては驚かれることもあるそう。

「回数を重ねていくと、痛みは減っていきます。1回目と3回目では全然感覚が違うことが多いので、お客様からは『前と同じ施術ですか?』と聞かれることもあります(笑)。でもそのわかりやすい体感の違いもあって、喜んでいただけていると思います。

顔ジムは、何かを増やしたり重ねたりするのではなく、原点に戻すというイメージ。本来の自身が持っている肌が、またイキイキしてくる感覚を味わってほしいですね」(那賀さん)

自分が「なぜだろう?」と感じたことをシンプルに探っていった結果、今のメソッドにたどり着いたとのことです。

◆綺麗になったら心も前向きに!

 顔ジムを提唱し続け、たくさんのお客たちを見てきた那賀さん。彼女たちの心の変化も感じると言います。

「いくつになっても、肌が綺麗になるとそれだけで気持ちも前向きになっていきます。筋トレをしている人って、若い印象の方が多いじゃないですか。それと同じで、顔ジムで顔の筋トレをすることで、心身ともに若々しくなっていきます。肌の調子が良くなったことをきっかけに、何かにチャレンジしたいって皆さん思うんですよ!

今までいろいろなお客様のお話を聞いてきましたが、みんな必ず何か光るものを持っています。綺麗になれた、変わった自分に気付けると、その才能を伸ばしてさらに成長していける。私には、美容でお客様の心を前向きにする、という役割もあるのだなと気づきますね」(那賀さん)

 美容をきっかけに、さまざまなモチベーションもアップできたお客さんたちを見て、那賀さん自身も頑張ろうと思えるのだそうです。

◆“美容”は人生を変える。顔ジムで世界中の人を綺麗にしたい

 那賀さんにとって“美容”には、どんな思いがあるのでしょうか。

「美容を通して、たくさんの人の人生を変えられたらと思います。私自身、47歳まで普通の専業主婦として生きてきて、美容によって人生が変わったという大きな経験があります。だから、たくさんの方に綺麗になって人生がよりよく変わるような体験を感じてほしいと思っています」(那賀さん)

最近は、顔ジムの海外展開を目指して動くなか、手応えを感じているのだとか。

「とくにアジアの人々に顔ジムを気に入ってもらえていると実感し、やはり外国の人たちも美を求めているんだなと改めて確信しています。

最初は誰にも認めてもらえませんでしたが、多くの方に支えられながら、少しずつコツコツ続けて、ここまで来ました。まだ顔ジムがあまり知られていなかった頃から大分のサロンに通い続けているお客さんたちは、今も大切な応援団なんですよ。

顔ジムを1人でも多くの方に伝えるのが私の使命。このメソッドで、たくさんの方を綺麗にしていきたいです」(那賀さん)

いくつになっても綺麗になれる、と那賀さんは言います。那賀さん自身、30代のときに“肌年齢70代”と言われたにもかかわらず、努力して、現在は従業員10人を抱え、3つの会社を経営し、年商3億円の美容家となった当人。

美容を意識することは、気持ちを前向きにするためにも、人生を変える第一歩なのかもしれませんね。

<文/関由佳>

【関由佳】
筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitterブログ

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