美容ライターの遠藤幸子です。年齢とともに毛穴の悩みは深まっていく傾向にありますが、中でも厄介なのがたるみによる凹凸毛穴。ファンデーションや化粧下地が落ちて悪目立ちすることもあるだけに、部分用化粧下地でカバーしたいところです。
今回は、口コミなどで高評価を得ている毛穴の凹凸をカバーするのに優れているプチプラの部分用化粧下地を3つピックアップ。それぞれの使用感やカバー力を比較しながらレビューします。
◆コーセーコスメニエンス「ポア スムース プライマー」1,100円(税込)
半透明のジェル状部分用化粧下地。先端がとても細くなっているので、量がたっぷり出過ぎる心配もありません。
するすると伸びて毛穴の凹凸を埋め、サラサラでフラットな状態に整えます。肌に膜が張ったような仕上がりになるので、ファンデーションの付きもよくなります。
残念だったのは2点。ひとつは、ベビーピンクパールが配合されていて、光の加減でキラキラすること。悪目立ちするほどではありませんが、毛穴の気になる一部分に使うことを考えると配合されていないほうがナチュラルな仕上がりになると感じました。
もうひとつ残念だったのは、塗った箇所がわかること。ファンデーションの付きが明らかによくなることで塗った箇所と塗っていない箇所の差を感じます。少量ずつ慎重に塗り重ねる、外側に向かって薄く塗るなどのひと工夫が必要だと感じました。
使用中乾燥することはなく、毛穴に溜まって落としにくいといったこともありませんでした。
◆ファシオ「ポア スムース プライマー」990円(税込)
白色のジェル状部分用化粧下地。コーセーコスメニエンス同様先端がとても細くなっているので、量がたっぷり出過ぎる心配がありません。
肌に伸ばすと透明になり、色は気になりません。みずみずしく伸び広がり、毛穴の凹凸を埋めることでフラットでつるんとした肌に整えます。ファンデーションの付きもよくなります。
皮脂テカリ・くずれ防止パウダー配合で、余分な皮脂をしっかり吸着して固めることでテカリや化粧崩れを防ぎます。また、ウォータープルーフ処方で塗りたて状態が続き、化粧モチがよくなります。
仕上がりはほのかにツヤ感を残した仕上がりに。使用中乾燥することはなく、毛穴に溜まって落としにくいといったこともありませんでした。
◆セザンヌ「毛穴レスコンシーラー」715円(税込)
斜めにカットされたチューブで直接塗りやすい、半透明のジェル状部分用化粧下地。なめらかに伸びて毛穴の凹凸を埋め、さらりとしてフラットな状態に整えます。ファンデーションの付きもよくなります。
また、皮脂吸着パウダー配合で皮脂によるテカリや化粧崩れを防ぎつつ、ヒアルロン酸などの保湿成分配合で乾燥対策もできます。季節を問わず使いやすい商品です。
◆最も毛穴カバーに優れていたのはどれ?
今回お試しした3品の中では、コーセーコスメニエンスが最も毛穴の凹凸をカバーする効果に長けている印象でした。
ただし、前述のようにパールが若干気になるのと、塗った箇所のファンデーションの付きが明らかによくなり、塗っていない部分とで差が出やすいのが難点。少量ずつ慎重に塗り重ねる、外側に向かって薄く塗る、広範囲に塗るなどのひと工夫が必要だと感じました。
最も乾燥対策にぴったりだと感じたのは、セザンヌ。どれも使用中に乾燥することはなかったのですが、うるおいが最も感じられました。
ファシオは塗り広げるときにみずみずしくのび広がり、あと肌のつるんと感も心地よく、最も使用感がいいと感じました。
<文・撮影/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
今回は、口コミなどで高評価を得ている毛穴の凹凸をカバーするのに優れているプチプラの部分用化粧下地を3つピックアップ。それぞれの使用感やカバー力を比較しながらレビューします。
◆コーセーコスメニエンス「ポア スムース プライマー」1,100円(税込)
半透明のジェル状部分用化粧下地。先端がとても細くなっているので、量がたっぷり出過ぎる心配もありません。
するすると伸びて毛穴の凹凸を埋め、サラサラでフラットな状態に整えます。肌に膜が張ったような仕上がりになるので、ファンデーションの付きもよくなります。
残念だったのは2点。ひとつは、ベビーピンクパールが配合されていて、光の加減でキラキラすること。悪目立ちするほどではありませんが、毛穴の気になる一部分に使うことを考えると配合されていないほうがナチュラルな仕上がりになると感じました。
もうひとつ残念だったのは、塗った箇所がわかること。ファンデーションの付きが明らかによくなることで塗った箇所と塗っていない箇所の差を感じます。少量ずつ慎重に塗り重ねる、外側に向かって薄く塗るなどのひと工夫が必要だと感じました。
使用中乾燥することはなく、毛穴に溜まって落としにくいといったこともありませんでした。
◆ファシオ「ポア スムース プライマー」990円(税込)
白色のジェル状部分用化粧下地。コーセーコスメニエンス同様先端がとても細くなっているので、量がたっぷり出過ぎる心配がありません。
肌に伸ばすと透明になり、色は気になりません。みずみずしく伸び広がり、毛穴の凹凸を埋めることでフラットでつるんとした肌に整えます。ファンデーションの付きもよくなります。
皮脂テカリ・くずれ防止パウダー配合で、余分な皮脂をしっかり吸着して固めることでテカリや化粧崩れを防ぎます。また、ウォータープルーフ処方で塗りたて状態が続き、化粧モチがよくなります。
仕上がりはほのかにツヤ感を残した仕上がりに。使用中乾燥することはなく、毛穴に溜まって落としにくいといったこともありませんでした。
◆セザンヌ「毛穴レスコンシーラー」715円(税込)
斜めにカットされたチューブで直接塗りやすい、半透明のジェル状部分用化粧下地。なめらかに伸びて毛穴の凹凸を埋め、さらりとしてフラットな状態に整えます。ファンデーションの付きもよくなります。
また、皮脂吸着パウダー配合で皮脂によるテカリや化粧崩れを防ぎつつ、ヒアルロン酸などの保湿成分配合で乾燥対策もできます。季節を問わず使いやすい商品です。
◆最も毛穴カバーに優れていたのはどれ?
今回お試しした3品の中では、コーセーコスメニエンスが最も毛穴の凹凸をカバーする効果に長けている印象でした。
ただし、前述のようにパールが若干気になるのと、塗った箇所のファンデーションの付きが明らかによくなり、塗っていない部分とで差が出やすいのが難点。少量ずつ慎重に塗り重ねる、外側に向かって薄く塗る、広範囲に塗るなどのひと工夫が必要だと感じました。
最も乾燥対策にぴったりだと感じたのは、セザンヌ。どれも使用中に乾燥することはなかったのですが、うるおいが最も感じられました。
ファシオは塗り広げるときにみずみずしくのび広がり、あと肌のつるんと感も心地よく、最も使用感がいいと感じました。
<文・撮影/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en