生ゴミを放置すると、気づいた時にはコバエがブンブン…。とくにバナナの皮を捨てたあとに、ゴミ袋の口を開けっぱなしにしようものなら、もう大変です。そんなうるさいコバエに悩まされていた筆者ですが、調理中に出る生ゴミ対策に最適なダストホルダーをついに見つけたので、ご紹介します。
◆キッチンの臭いやコバエ対策にフタつきポリ袋スタンド
調理中に出る生ゴミ。そのまま放置しておくとコバエがやってきたり、臭いが気になったり。それが嫌で、100円ショップで購入できる、フタつきポリ袋スタンドを購入したことがあります。スーパーなどで水気のある食品を入れて持ち帰った後のポリ袋を有効活用できるグッズです。
購入時は、スタンドに袋をセットすると捨て口がしっかり開いて、ジャガイモの皮だったりトマトのヘタだったり、調理中ゴミがとても捨てやすく、便利に思えました。
ところが、使ってみると「ゴミの入った袋が取り出しにくい」という問題点が…。
たとえば、納豆のパック。朝食の準備時に出た野菜の皮などのゴミとともに、スタンドにかけた袋に入れてしまうと、取り出す時に、枠に引っかかってしまいます。強く引っ張ると袋が裂けてしまうこともあるため、生ゴミと一緒に入っている納豆のケースの位置を変えたりして引っ張り出す…。そんな工夫が必要でした。
わずかな手間に思えますが、毎日のこと。面倒だと感じてしまうと、このスタンドを使う回数が次第に減り、いつの間にか使わなくなっていました。
でも、油断するとコバエが飛び回りますります。フタができて、ゴミが入った袋が取り出しやすいポリ袋スタンドを探していました。
◆フタはないけれど、フタができる3COINS「折りたたみダストホルダー」
そこで見つけたのが、3COINS「折りたたみダストホルダー」(税込330円)です。
このダストホルダーには、「フタ」はついていません。ですが、フレームを閉じると、ポリ袋の口を閉じることができるようになっています。
使い方は簡単。ポリ袋を内側の2本のフレームにかけて、外側のフレームまで広げるだけ。内側と外側のフレームにポリ袋が挟まれるので、袋がずり落ちてしまうことも防げます。
そして、内側のフレームは微妙に高さが異なっているので、2本が重なるようになっています。そのため、フレームを重ねれば、ポリ袋の口を閉じることができます。
◆ゴミが取り出しやすい、フタがないから汚れない
そして、大きくフレームは開くのでゴミを取り出すのは簡単。底部分に枠となるフレームはないので、ダストホルダーを持ち上げての取り出しもできます。難なく取り出すことができ、引っかかることもありません。
そして使ってみるとると、このフレームを重ねて袋を閉じるスタイルには、別のメリットがあることもわかりました。それは、フタがないことで、洗う手間がなくなったこと。ゴミ箱にフタがあると、汚れてしまい、洗わなくてはならないことがあります。しかし、もともとフタがなければ洗う手間もありません。
◆小さいポリ袋は使えないのが、ちょっと難点
便利なダストホルダーですが、難点はポリ袋が小さいとかけられないことがあるということ。
このダストホルダーの使用時のサイズは約高さ18×幅16×奥行き14cm。ポリ袋を掛けるフレームは、長さ14cm×幅7mmですが、横25cm × 縦35以上のポリ袋での使用が推奨されています。推奨サイズよりも小さいポリ袋をセットすると開閉時にフレームから外れたりたりするかもしれません。
◆「ふきん干し」には向いていないかも
また、商品を紹介するコピーには、「ダストホルダーだけではなく、ふきん干しとしても」という記載もあるのですが、本体の材質は、鉄(エポキシ樹脂塗装)。別の注意書きには「水気や汚れが付着したままや、異種金属と接触させたまま放置しないでください。さび発生の原因となります」ともあります。たまにならいいのですが、濡れたものを頻繁に掛けることには向いていないかもしれません。
3COINS「折りたたみダストホルダー」を使い始めて1週間余り。調理時に剥いた皮を大きく開いた口のポリ袋に直に入れられ、また溜まったゴミを捨てる時もスムーズで、とても快適です。溜まりがちなポリ袋の有効活用にもなるので、調理中に便利なダストボックスを探しているのなら、ぜひチェックしてみてください。
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合や、掲載商品が廃番、仕様変更等となっている場合があります。
<栗山佳子>
【栗山佳子】
損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中
◆キッチンの臭いやコバエ対策にフタつきポリ袋スタンド
調理中に出る生ゴミ。そのまま放置しておくとコバエがやってきたり、臭いが気になったり。それが嫌で、100円ショップで購入できる、フタつきポリ袋スタンドを購入したことがあります。スーパーなどで水気のある食品を入れて持ち帰った後のポリ袋を有効活用できるグッズです。
購入時は、スタンドに袋をセットすると捨て口がしっかり開いて、ジャガイモの皮だったりトマトのヘタだったり、調理中ゴミがとても捨てやすく、便利に思えました。
ところが、使ってみると「ゴミの入った袋が取り出しにくい」という問題点が…。
たとえば、納豆のパック。朝食の準備時に出た野菜の皮などのゴミとともに、スタンドにかけた袋に入れてしまうと、取り出す時に、枠に引っかかってしまいます。強く引っ張ると袋が裂けてしまうこともあるため、生ゴミと一緒に入っている納豆のケースの位置を変えたりして引っ張り出す…。そんな工夫が必要でした。
わずかな手間に思えますが、毎日のこと。面倒だと感じてしまうと、このスタンドを使う回数が次第に減り、いつの間にか使わなくなっていました。
でも、油断するとコバエが飛び回りますります。フタができて、ゴミが入った袋が取り出しやすいポリ袋スタンドを探していました。
◆フタはないけれど、フタができる3COINS「折りたたみダストホルダー」
そこで見つけたのが、3COINS「折りたたみダストホルダー」(税込330円)です。
このダストホルダーには、「フタ」はついていません。ですが、フレームを閉じると、ポリ袋の口を閉じることができるようになっています。
使い方は簡単。ポリ袋を内側の2本のフレームにかけて、外側のフレームまで広げるだけ。内側と外側のフレームにポリ袋が挟まれるので、袋がずり落ちてしまうことも防げます。
そして、内側のフレームは微妙に高さが異なっているので、2本が重なるようになっています。そのため、フレームを重ねれば、ポリ袋の口を閉じることができます。
◆ゴミが取り出しやすい、フタがないから汚れない
そして、大きくフレームは開くのでゴミを取り出すのは簡単。底部分に枠となるフレームはないので、ダストホルダーを持ち上げての取り出しもできます。難なく取り出すことができ、引っかかることもありません。
そして使ってみるとると、このフレームを重ねて袋を閉じるスタイルには、別のメリットがあることもわかりました。それは、フタがないことで、洗う手間がなくなったこと。ゴミ箱にフタがあると、汚れてしまい、洗わなくてはならないことがあります。しかし、もともとフタがなければ洗う手間もありません。
◆小さいポリ袋は使えないのが、ちょっと難点
便利なダストホルダーですが、難点はポリ袋が小さいとかけられないことがあるということ。
このダストホルダーの使用時のサイズは約高さ18×幅16×奥行き14cm。ポリ袋を掛けるフレームは、長さ14cm×幅7mmですが、横25cm × 縦35以上のポリ袋での使用が推奨されています。推奨サイズよりも小さいポリ袋をセットすると開閉時にフレームから外れたりたりするかもしれません。
◆「ふきん干し」には向いていないかも
また、商品を紹介するコピーには、「ダストホルダーだけではなく、ふきん干しとしても」という記載もあるのですが、本体の材質は、鉄(エポキシ樹脂塗装)。別の注意書きには「水気や汚れが付着したままや、異種金属と接触させたまま放置しないでください。さび発生の原因となります」ともあります。たまにならいいのですが、濡れたものを頻繁に掛けることには向いていないかもしれません。
3COINS「折りたたみダストホルダー」を使い始めて1週間余り。調理時に剥いた皮を大きく開いた口のポリ袋に直に入れられ、また溜まったゴミを捨てる時もスムーズで、とても快適です。溜まりがちなポリ袋の有効活用にもなるので、調理中に便利なダストボックスを探しているのなら、ぜひチェックしてみてください。
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合や、掲載商品が廃番、仕様変更等となっている場合があります。
<栗山佳子>
【栗山佳子】
損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中