9月3日、自身のSNSで彼氏の存在を公言した元AKB48の篠田麻里子さん。不倫疑惑からの離婚を経て、離婚後わずか1年半のタイミングというだけではなく、幼い長女を巻き込んでいることから批判が殺到しました。
すでに離婚をして独身のため、恋愛をしても問題ないはずなのですが…なぜ篠田さんの場合はこれほど叩かれるのでしょうか。
◆“交際0日婚”からの“さみしかったんだもん不倫“
篠田さんと言えば2019年2月に、実業家と交際0日婚をしたことでも話題になりました。当時は「結局お金なのでは?」など、結婚に否定的な見方が一部でなされていましたが、2020年に第1子を出産後は、子育てを頑張る様子を発信するうちに好意的な見方も増えました。
2021年にはベストマザー賞も受賞し、このままママタレとして活躍すると思われていました。しかし2022年末に篠田さんの不倫が週刊誌で報じられると、その3ヶ月後の2023年2月には離婚が成立しています。
「まりちゃん、寂しかったんだもん」と篠田さんが発言していたとされる不倫疑惑の音声も流出、元夫が不倫相手の男性を相手取っての民事訴訟にまで発展したりと、泥沼不倫の結末は、篠田さんが娘さんの親権を持つことでの離婚として終焉を迎えました。
親権は子どもの健やかな養育を目的としているので、これまでやこれからの養育環境を踏まえて篠田さんが親権を持ったのでしょう。しかし当時は「不倫したくせに親権を取るなんて」といった声がネットで噴出していました。
◆不倫報道直後の“シタ妻”役に批判も
離婚で終わるかと思われた篠田さんの嫌われロードですが、その後にさらに加速することに。離婚してまだ1年も経っていない頃、2024年1月期ドラマ『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(テレ朝系)でなんと、篠田さんは夫を裏切って不倫をする“シタ妻”役を演じることが発表されます。
篠田さん自身が発表した「母として共感できた、出産後の不安や寂しさ、社会から取り残されたような感覚、綾香としてはまっすぐに生きること、そして、とことん振り切ることを意識して演じました」というコメントにも、“結婚当時に不倫をした自分を正当化するのか”と批判が殺到。当のドラマは不倫相手役の小池徹平さんと地上波ギリギリのベッドシーンを披露していたことからも、毎話放送後には、たびたび賛否の嵐が吹き荒れていました。
そのドラマが終了してからわずか半年で飛び出した今回の新恋人宣言。一部週刊誌によると、その彼氏は元夫や不倫相手とされる男性と同じく経営者とのことで、報道されるや否や「結局、お金と自分が大好きなのね」といった意見もネットで出ていました。
さらには元夫に長女を預けて、昨年に新恋人とたびたび海外旅行に行っていたという報道まで出る始末。
元夫婦で協力しながら育児をしているのであれば素晴らしいことです。しかし離婚してまだ間もないにも関わらず、仕事ではなくプライベートの旅行を楽しむために、元夫に娘を預けたり、シタ妻を嬉々として演じていたり…その厚顔無恥さと子どもを振り回すかのような行動には、世間から怒りにも近い声が出ても無理はないでしょう。
◆交際0日婚~不倫~離婚~新恋人、すべてのスピードが早すぎる
熱愛宣言をした自身のインスタグラムでは「私や娘のことを大事にしてくれる、とても尊敬できる方です」と長女を大切にするママの姿勢を見せている篠田さん。
彼氏を作ることは本来問題ないはずです。しかし裏では恋愛を好きに楽しみながらも、表ではベストマザー受賞時と変わらない「娘を大切にする素敵ママの私」を世間に見せようとするその図々しさや痛々しさは否めません。
また交際0日婚でも片鱗(へんりん)があったように、出産、不倫、離婚、シタ妻役、彼氏宣言に至るまであらゆるスピードが早すぎることも批判の的を浴びている理由のように見受けられます。
これが20歳そこそこのアイドルやタレントであれば、若さと勢いだと評されるかもしれませんが、現在38歳の篠田さんは、芸能界や社会経験も長い立派なアラフォーなので「もう少し落ち着いて行動すべきでは?」と世間から呆れられる事態にもなっているのでしょう。
◆“クローゼット不倫”矢口真里とは違う
篠田さんと同様に、人気アイドルグループ出身で不倫報道からの泥沼離婚を経験し、世間から猛バッシングを食らったと言えば、“クローゼット不倫”でお馴染みの矢口真里さんがいます。しかし矢口さんはその後に不倫相手と再婚し、現在は2人の子育てに勤しんでいます。
不倫したとはいえ、その相手男性と家庭をしっかり持って真面目に子育てをし、バラエティ番組でぶっちゃけキャラを邁進(まいしん)中。こうした中、かつてほど世間の厳しい目線は向けられなくなっているとも言えます。これは似たような経緯をたどってはいるものの、矢口さん以上に奔放なイメージが新たに定着した篠田さんの存在も影響があるでしょう。
かつてのトップアイドルとは打って変わって、すっかり世間の嫌われ役となってしまった篠田さん。このままお騒がせキャラとしてどこまでワイドショーを盛り上げてくれるのか、もはや楽しみにしたいところです。
<文/エタノール純子>
【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
すでに離婚をして独身のため、恋愛をしても問題ないはずなのですが…なぜ篠田さんの場合はこれほど叩かれるのでしょうか。
◆“交際0日婚”からの“さみしかったんだもん不倫“
篠田さんと言えば2019年2月に、実業家と交際0日婚をしたことでも話題になりました。当時は「結局お金なのでは?」など、結婚に否定的な見方が一部でなされていましたが、2020年に第1子を出産後は、子育てを頑張る様子を発信するうちに好意的な見方も増えました。
2021年にはベストマザー賞も受賞し、このままママタレとして活躍すると思われていました。しかし2022年末に篠田さんの不倫が週刊誌で報じられると、その3ヶ月後の2023年2月には離婚が成立しています。
「まりちゃん、寂しかったんだもん」と篠田さんが発言していたとされる不倫疑惑の音声も流出、元夫が不倫相手の男性を相手取っての民事訴訟にまで発展したりと、泥沼不倫の結末は、篠田さんが娘さんの親権を持つことでの離婚として終焉を迎えました。
親権は子どもの健やかな養育を目的としているので、これまでやこれからの養育環境を踏まえて篠田さんが親権を持ったのでしょう。しかし当時は「不倫したくせに親権を取るなんて」といった声がネットで噴出していました。
◆不倫報道直後の“シタ妻”役に批判も
離婚で終わるかと思われた篠田さんの嫌われロードですが、その後にさらに加速することに。離婚してまだ1年も経っていない頃、2024年1月期ドラマ『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(テレ朝系)でなんと、篠田さんは夫を裏切って不倫をする“シタ妻”役を演じることが発表されます。
篠田さん自身が発表した「母として共感できた、出産後の不安や寂しさ、社会から取り残されたような感覚、綾香としてはまっすぐに生きること、そして、とことん振り切ることを意識して演じました」というコメントにも、“結婚当時に不倫をした自分を正当化するのか”と批判が殺到。当のドラマは不倫相手役の小池徹平さんと地上波ギリギリのベッドシーンを披露していたことからも、毎話放送後には、たびたび賛否の嵐が吹き荒れていました。
そのドラマが終了してからわずか半年で飛び出した今回の新恋人宣言。一部週刊誌によると、その彼氏は元夫や不倫相手とされる男性と同じく経営者とのことで、報道されるや否や「結局、お金と自分が大好きなのね」といった意見もネットで出ていました。
さらには元夫に長女を預けて、昨年に新恋人とたびたび海外旅行に行っていたという報道まで出る始末。
元夫婦で協力しながら育児をしているのであれば素晴らしいことです。しかし離婚してまだ間もないにも関わらず、仕事ではなくプライベートの旅行を楽しむために、元夫に娘を預けたり、シタ妻を嬉々として演じていたり…その厚顔無恥さと子どもを振り回すかのような行動には、世間から怒りにも近い声が出ても無理はないでしょう。
◆交際0日婚~不倫~離婚~新恋人、すべてのスピードが早すぎる
熱愛宣言をした自身のインスタグラムでは「私や娘のことを大事にしてくれる、とても尊敬できる方です」と長女を大切にするママの姿勢を見せている篠田さん。
彼氏を作ることは本来問題ないはずです。しかし裏では恋愛を好きに楽しみながらも、表ではベストマザー受賞時と変わらない「娘を大切にする素敵ママの私」を世間に見せようとするその図々しさや痛々しさは否めません。
また交際0日婚でも片鱗(へんりん)があったように、出産、不倫、離婚、シタ妻役、彼氏宣言に至るまであらゆるスピードが早すぎることも批判の的を浴びている理由のように見受けられます。
これが20歳そこそこのアイドルやタレントであれば、若さと勢いだと評されるかもしれませんが、現在38歳の篠田さんは、芸能界や社会経験も長い立派なアラフォーなので「もう少し落ち着いて行動すべきでは?」と世間から呆れられる事態にもなっているのでしょう。
◆“クローゼット不倫”矢口真里とは違う
篠田さんと同様に、人気アイドルグループ出身で不倫報道からの泥沼離婚を経験し、世間から猛バッシングを食らったと言えば、“クローゼット不倫”でお馴染みの矢口真里さんがいます。しかし矢口さんはその後に不倫相手と再婚し、現在は2人の子育てに勤しんでいます。
不倫したとはいえ、その相手男性と家庭をしっかり持って真面目に子育てをし、バラエティ番組でぶっちゃけキャラを邁進(まいしん)中。こうした中、かつてほど世間の厳しい目線は向けられなくなっているとも言えます。これは似たような経緯をたどってはいるものの、矢口さん以上に奔放なイメージが新たに定着した篠田さんの存在も影響があるでしょう。
かつてのトップアイドルとは打って変わって、すっかり世間の嫌われ役となってしまった篠田さん。このままお騒がせキャラとしてどこまでワイドショーを盛り上げてくれるのか、もはや楽しみにしたいところです。
<文/エタノール純子>
【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中