職場の人間関係は、気を使うもの。
特に後輩の態度が横柄・気を使わないなどの理由から、先輩が頭を悩ませるというケースも少なくないようです。
本記事では、後輩にイライラするような行動をされて、腹が立った経験をもつ女性からエピソードを伺いました。
◆ゆとり世代の後輩にイライラ
静岡県に住む愛理さん(仮名・35歳/会社員)は、夫(40歳/金融関係)、娘10歳、息子8歳の4人家族。愛理さんは現在、共働きで建築関係の中小企業にて、事務員として働いています。
愛理さんには、10歳年下の後輩である美幸さん(仮名)がいました。美幸さんは茶髪、ピアスホールがいくつかあいた女性で、どこかやんちゃな風貌をしているそうです。
美幸さんは男性に媚を売るのが上手く、職場の男性からは大変人気がありました。その一方で、女性には態度がでかい上に、仕事もきちんとやろうとしないのであまり好かれていなかったようです。
愛理さん自身も、美幸さんに仕事を教えることがあったものの「私、ゆとり世代なんで、ちょっと言っている意味がわからないです。もう一回説明してもらえますか?」と言ってくるなど、とにかく面倒な性格なので対応にかなり困っていたそう。
そもそも自ら「ゆとり世代」を名乗ってくるとは、なかなかの後輩ですよね……。
そんな美幸さんとの関係に、大きな亀裂が入ったのは、とある春のことでした。
◆上司の異動が決まり、お別れ会をすることに
それは、ある年の4月初めに、直属の上司が転勤することが決まったそうです。その上司はいつもお世話になっている人だったので、転勤で引っ越す前にお別れ会をすることにしました。
お別れ会をするお店は、後輩の女の子と相談して決めることにしたと、愛理さんは語ります。しかし、問題はここからでした。
お別れ会の当日、なんと一緒に幹事をする後輩の美幸さんが20分も遅刻してきたのだとか。
後輩の美幸さんは、「すいません」と甘えた声で上司に伝えると、上司も「いいよ、いいよ」とニヤニヤ。愛理さんは、自分が幹事をするからと早めにお店へ入って待機したり、お別れ会の会費を一生懸命他の社員から徴収していたというのに……。
しかも、美幸さんは愛理さんに対しては、「あっ、どうも」という感じで、無言で軽く会釈をするだけでした。後輩の舐めた態度には、流石の愛理さんもイライラが止まりませんでした。
◆ふざけた態度の後輩に、イライラが止まらない!
そこで、愛理さんは思わず「きちんと目を見て、挨拶をして」と美幸さんを叱責。
すると、美幸さんは「あっ、どうもすいません」と小声で言ったと同時に、ボソッと「やだ、こわぁ~い」と呟いたとか。その光景を見て、雰囲気が悪くなると困ると感じた男性社員が「まぁまぁ」と、愛理さんをなだめにきたそうです。
しかし、愛理さんのイライラはこれだけに留まりませんでした。なんと、お別れ会が終わったら、美幸さんが勝手に上司へ「これ、プレゼントです。今までどうもありがとうございました」と、プレゼントをこっそり渡していたのです。
その光景に、驚きのあまり愛理さんは開いた口が塞がりませんでした。
そもそも愛理さんは、社員の誰かが異動になるなどの理由で、誰かに何かプレゼント的なもの(花束など)を渡す時は、必ず後輩の美幸さんにも声をかけていました。
その理由は、美幸さんから「私も、プレゼントを渡したかったです。渡すなら、相談して欲しいです」と言われるかもしれないと思っていたからこそ。
にも関わらず、今回はお店の取り決めもすべて先輩の愛理さんが行い、会費の徴収など面倒なことはすべて行ったというのに……。
後輩の美幸さんは、一番おいしい上司にプレゼントを渡すところを、勝手にシレっとやってのけたのです。
流石の愛理さんも腹が立ち、この出来事があってから後輩の美幸さんには何一つ相談をしないと決めたとのことでした。
<文/みくまゆたん>
【みくまゆたん】
フリーライター兼占い師。数々の婚活経験を元に、大手メディアや出版社などで恋愛、婚活、占いコラムなどを執筆中。
Twitter:@mikumayutan
特に後輩の態度が横柄・気を使わないなどの理由から、先輩が頭を悩ませるというケースも少なくないようです。
本記事では、後輩にイライラするような行動をされて、腹が立った経験をもつ女性からエピソードを伺いました。
◆ゆとり世代の後輩にイライラ
静岡県に住む愛理さん(仮名・35歳/会社員)は、夫(40歳/金融関係)、娘10歳、息子8歳の4人家族。愛理さんは現在、共働きで建築関係の中小企業にて、事務員として働いています。
愛理さんには、10歳年下の後輩である美幸さん(仮名)がいました。美幸さんは茶髪、ピアスホールがいくつかあいた女性で、どこかやんちゃな風貌をしているそうです。
美幸さんは男性に媚を売るのが上手く、職場の男性からは大変人気がありました。その一方で、女性には態度がでかい上に、仕事もきちんとやろうとしないのであまり好かれていなかったようです。
愛理さん自身も、美幸さんに仕事を教えることがあったものの「私、ゆとり世代なんで、ちょっと言っている意味がわからないです。もう一回説明してもらえますか?」と言ってくるなど、とにかく面倒な性格なので対応にかなり困っていたそう。
そもそも自ら「ゆとり世代」を名乗ってくるとは、なかなかの後輩ですよね……。
そんな美幸さんとの関係に、大きな亀裂が入ったのは、とある春のことでした。
◆上司の異動が決まり、お別れ会をすることに
それは、ある年の4月初めに、直属の上司が転勤することが決まったそうです。その上司はいつもお世話になっている人だったので、転勤で引っ越す前にお別れ会をすることにしました。
お別れ会をするお店は、後輩の女の子と相談して決めることにしたと、愛理さんは語ります。しかし、問題はここからでした。
お別れ会の当日、なんと一緒に幹事をする後輩の美幸さんが20分も遅刻してきたのだとか。
後輩の美幸さんは、「すいません」と甘えた声で上司に伝えると、上司も「いいよ、いいよ」とニヤニヤ。愛理さんは、自分が幹事をするからと早めにお店へ入って待機したり、お別れ会の会費を一生懸命他の社員から徴収していたというのに……。
しかも、美幸さんは愛理さんに対しては、「あっ、どうも」という感じで、無言で軽く会釈をするだけでした。後輩の舐めた態度には、流石の愛理さんもイライラが止まりませんでした。
◆ふざけた態度の後輩に、イライラが止まらない!
そこで、愛理さんは思わず「きちんと目を見て、挨拶をして」と美幸さんを叱責。
すると、美幸さんは「あっ、どうもすいません」と小声で言ったと同時に、ボソッと「やだ、こわぁ~い」と呟いたとか。その光景を見て、雰囲気が悪くなると困ると感じた男性社員が「まぁまぁ」と、愛理さんをなだめにきたそうです。
しかし、愛理さんのイライラはこれだけに留まりませんでした。なんと、お別れ会が終わったら、美幸さんが勝手に上司へ「これ、プレゼントです。今までどうもありがとうございました」と、プレゼントをこっそり渡していたのです。
その光景に、驚きのあまり愛理さんは開いた口が塞がりませんでした。
そもそも愛理さんは、社員の誰かが異動になるなどの理由で、誰かに何かプレゼント的なもの(花束など)を渡す時は、必ず後輩の美幸さんにも声をかけていました。
その理由は、美幸さんから「私も、プレゼントを渡したかったです。渡すなら、相談して欲しいです」と言われるかもしれないと思っていたからこそ。
にも関わらず、今回はお店の取り決めもすべて先輩の愛理さんが行い、会費の徴収など面倒なことはすべて行ったというのに……。
後輩の美幸さんは、一番おいしい上司にプレゼントを渡すところを、勝手にシレっとやってのけたのです。
流石の愛理さんも腹が立ち、この出来事があってから後輩の美幸さんには何一つ相談をしないと決めたとのことでした。
<文/みくまゆたん>
【みくまゆたん】
フリーライター兼占い師。数々の婚活経験を元に、大手メディアや出版社などで恋愛、婚活、占いコラムなどを執筆中。
Twitter:@mikumayutan