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90年代で止まってない?40代のメイクが古臭く見えてしまう5つのポイント

女子SPA! 2024年9月27日 15時46分

美容ライターの遠藤幸子です。やりなれたメイクには安心感があり、ついいつまでも同じメイクをしている40代の方は多いのではないでしょうか。

けれど、トレンドは移り変わり、自分自身にも老化という波が押し寄せ、いつの間にかそのメイクは古臭くなっているかもしれません。

今回は、40代のメイクが古臭く見えるポイントを5つ紹介。当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてください。

◆古臭く見えるポイント1 全体的に濃い

メイクすることがまるで変身であるかのように、顔に塗るものをひとつひとつ濃く塗っていると、古臭いメイクになりがちです。薄く少しずつ色をのせましょう。

さらに、濃く色を塗ったときに境目をぼかさないと不自然なメイクになるだけでなく、古臭く見えることに。境目はぼかし、アイシャドウは単色で仕上げるときにも必ず上方向に薄くなるグラデーションを意識しましょう。

逆にあまりに薄く仕上げると、すっぴんのように見えて残念な印象になることも。薄く仕上げたら、自然光、室内灯両方の下で鏡をよく見て仕上がりを確認し、濃さの微調整を行いましょう。

◆古臭く見えるポイント2 眉が細い

40代の方の多くは、10・20代の頃に細眉がトレンドになっていた時代を経験し、眉を抜いてしまった方も多いのではないでしょうか。その影響で太眉がトレンドになってもうまく太さを出せず、そのままの眉を引きずりがち。

細くて目と眉の間に距離があるアーチ眉をしていると、古臭く見えてしまいます。今のトレンドは太眉で床に対して平行を意識しつつも、ゆるやかなカーブを描く眉です。この機会に眉の形をぜひ見直しましょう。

◆古臭く見えるポイント3 ベースメイクに立体感もツヤも足りない

パウダーを多く重ねたり、マットな質感のファンデーションを使ったりすると、肌のツヤが欠けることで古臭く見えがち。ツヤのない肌は老けて見えることにもなるので、40代はツヤ感のある化粧下地やファンデーションを取り入れましょう。

とはいえ、パールやラメが含まれた化粧下地は毛穴の開きやシワを悪目立ちさせるリスクが高いので、40代は避けるのがベター。

ハイライトやシェーディングは立体感が出ることで小顔効果やリフトアップ効果が期待できるので、40代には必要なアイテムです。Cゾーンや鼻筋、上唇の上、顎の下に入れるのがおすすめです。ギラつくものは避け、肌なじみがよくナチュラルにツヤ感を与えられるものを選びましょう。

シェーディングを入れる場所は頬の下辺りと鼻の脇、フェイスライン。フェイスラインはパウダーをふわっと入れ、そのほかはスティックタイプでピンポイントに入れるのがおすすめです。

シェーディングは、入れているのがわからないことが大事。肌に溶け込むような仕上がりになるものを選ぶために、スティックタイプは淡く色づき、のびのいいものを選びましょう。パウダーは薄づきのものか、普段使っているファンデーションの色から2段階ほど暗い色合いのものを選ぶのがおすすめです。

◆古臭く見えるポイント4 骨格を強調するようなチーク

40代は若い頃骨格を強調するようなチークがトレンドになっていた時代を経験しています。40代ともなると頬の位置はその頃と異なり、大抵の場合下がっています。それにも関わらず骨格を強調するようなチークを入れると、老けて見えることに。また、印象も流行から外れた古臭いものに見えがちです。チークは、斜め上に引き上げるようなイメージでリフトアップ効果を狙いましょう。

◆古臭く見えるポイント5 悪目立ちする鮮やかなリップ

顔色がパッと明るくなるようなリップは、40代の印象を若々しいものに見せてくれますが、肌になじまず悪目立ちするほど鮮やかなリップは逆効果。古臭く見えてしまいます。

40代のリップの色選びは、肌になじむことと、肌に透明感を与えられることが欠かせません。

メイクを変えることはどこか気恥ずかしさも伴い、また、不安になることもあるかもしれません。けれど、思い切って変えることで、自分の魅力が高まる可能性が高いでしょう。ぜひ思い当たるものがあれば見直してみてください。

<文・撮影/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en

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