Infoseek 楽天

一発で古臭い顔になる「40代がやってはいけない眉メイク」3つ。細眉や上がり眉“だけじゃない"

女子SPA! 2024年10月14日 15時44分

アイシャドウやリップなどはトレンドを取り入れても、眉メイクは昔のまま……。なぜか「眉毛だけアップデートできていない人」って結構いませんか?

眉毛は存在感が薄いパーツと思っている方もいるかもしれませんが、実は顔の印象を決めるのに大きな役割を果たしています。そのため、眉毛だけ昔のままだと、どんなにメイクを頑張っても古臭い顔になってしまいます。

そこで、大人女性必見!やってはいけない眉メイクをご紹介します。

◆NG眉メイク1:角度のある眉

40代以降の女性たちが、一度は通ったであろうと思われる細眉やアーチ眉。若い頃に眉毛を抜きすぎて生えてこないためにいまだ細眉の人も少なくないはず。

また、年々眉毛の筋肉のクセが強くなったことで眉山が上がってしまったという人もいるのではないでしょうか。そのままだと眉毛を描いても細いアーチ型や、妙に跳ね上がった角度ありすぎ眉になってしまうのです。これらはまさに昭和感満載で、老け顔の原因にもなってしまいます。

◆解決方法:眉頭の上と眉山の高さを“ほぼ”同じにする

まずは、眉毛に角度をつけずに平行に描くのがポイント。眉頭を低く、また眉山を高くすると角度が出てしまうので気をつけましょう。できるだけ眉頭の上と眉山の高さを同じにすると、角度が出ずに平行に描くことができます。

筆者は流行に乗らなかったためいまだに眉毛は健在ですが、抜きすぎて細くなってしまった人は、眉プレートを参考にしてみてください。100円ショップのダイソーでも売っています。眉プレートを活用すると、どのぐらい描き足せば良いかわかるので、おすすめです。また、眉用のコンシーラーで理想の形に縁取ってから描いていくと、綺麗に仕上げることができます。

◆NG眉メイク2:明るすぎ眉

顔のくすみも気になりだすお年頃のため、少しでも明るく見せようと、眉を髪よりだいぶ明るいトーンで描いている人もいるのでは。これも残念ながらNGです。

特に大人世代が明るい眉を描くときはライトブラウンなどの色を取り入れることが多いのですが、これも昭和な印象に。特に白髪染めをして髪色を暗くしている人は、眉毛だけ浮いてしまってアンバランスになってしまうので気をつけましょう。

◆解決方法:黒髪にも大人肌にも馴染みの良いグレー系を選ぶ

とはいえ、髪色が黒だからとブラックで眉を描くとそれはそれで重たい雰囲気になってしまいます。そんな時は、グレー系のカラーを取り入れてみてください。グレーは黒とも相性が良いので、眉毛だけ浮いてしまうという心配もありません。

最近は、グレーとベージュを掛け合わせたグレージュや、アッシュタイプのグレーなどもあるので、それらを取り入れてみてください。明るい印象を与えることもできるし、今どき眉にも近づけます。

◆NG眉メイク3:下がり眉

平行に描くことを心がけると、なんとなく眉毛が下がってしまうという人もいるのではないでしょうか。これも気をつけたいポイントです。

いつも通り描いているのに下がり眉になってしまうという人は、おそらく加齢の影響を受けた眉毛周りの筋肉が原因です。若い世代があえて眉毛を下げて困り眉などを描いていますが、これはフェイスラインがキリッと上がっている世代だから映えるもの。大人世代がやると、なんとなく疲れた印象を与え、たるみを強調させてしまうので気をつけましょう。

◆解決方法:眉山を少しだけ外側にする

下がり眉対策に関しては、ヘア&メイクアップアーティスト長井かおりさんの著書『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』(講談社刊)に詳しく書かれていて、めちゃくちゃ参考になった方法があるのでご紹介させてください。

まずは眉山をしっかり描くというのがポイントではあるのですが、下がり眉を解決するなら、さらにひと工夫。同書には<「眉山を外側に平行スライドして3本描き足す」が正解。>とあります。これを参考に、眉山をいつもより(ペンシル1本分ほど)外側にスライドさせると、眉尻をそんなに下げることなく自然な感じに平行眉を描くことができました。

他にも、ペンシルのみで眉毛を描くと濃淡もなくのっぺりとした眉になって老けた印象を与えてしまうので、リキッドやペンシルの芯の細いもので1本1本書き足す。パウダーなどを取り入れて色のグラデーションをつける。マスカラをプラスして立体感を出すなど、複数のアイテムを使い分けると良いでしょう。また、眉を描く際は、スクリューブラシで整えるのも忘れずに。

たかが眉、されど眉。眉の印象を変えるだけで、垢抜けた感じになる上に若見え効果が期待できるので、ぜひ試してみてほしいです。

<写真・文/佐治真澄>

【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。

この記事の関連ニュース