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ワークマンとGUの「2000円台パンプス」を徹底比較!1時間履いて歩いてみると違いは歴然

女子SPA! 2024年10月19日 15時46分

 通勤で日々パンプスを履いている人は多いのではないでしょうか? ほとんど履かないという人も、少しかしこまったシーンでは履く人も少なくないでしょう。

 長く履くパンプスなら、できるだけ足に負担なく心地よく履ける靴を選びたいもの。そこで今回、筆者が見つけたのが、ワークマンの「雲の上パンプス」とGUの「マシュマロパンプス」の2足です!

 なんとなく、どちらも履きやすそうなネーミングですが、実際どうなのでしょうか? 筆者が1日履いてみた感想もあるので、ぜひ最後までご覧ください。

◆ワークマンはGUより510円安い

●ワークマン「雲の上パンプス」

価格:2480円(税込)

カラー:ピンク、オレンジ、ブラック、アイボリー

サイズ: S、M、L、LL

●GU「マシュマロローヒールパンプス(ヒール2.3cm)」

価格:2990円(税込)

カラー:ブラック、ベージュ、シルバー、ブラック

サイズ:22.0cm、22.5cm、23.0cm、23.5cm、24.0cm、24.5cm、25.0cm、25.5cm

 GUのパンプスはヒールの高さが4.5cmと7cm、8.5cmのタイプも販売されています。ワークマンは1cmヒールなので、今回は1番ヒールの低い2.3cmをチョイス。筆者は足のサイズが24.5cmですが、試着してフィットしたのは、ワークマンがLLでGUは24.5cmでした。

 カラー展開は、それぞれ4色。GUはカラーに艶のあるブラックと、艶のないマットなブラックがあります。

◆素材や特徴を比較

 それぞれのホームページから、パンプスの特徴を比較してみましょう。

 ワークマンの「雲の上パンプス」は、スニーカーを履いているような、ふわふわな履き心地のインソールを採用。柔らかな素材で、足に吸い付くようなフィット感があるそう。また、約1cmのヒールは、地面からの近さを感じにくいように設定されているそう。

 一方、GUの「マシュマロパンプス」は、マシュマロピローインソールを採用。足へのフィット感を考えて、履いた時に心地よく、かかとを包み込むような中敷で低反発。歩きやすくて、歩いていても痛くなりにくい新感覚の履き心地が特徴です。

 また、素材はどちらも同じで合成皮革使用、底の部分は合成底を使っています。GUの合成底は、33%リサイクル素材で作られたソールとのこと。

◆見た目を比較してみましょう!

 どちらも、各ブランドが推している履き心地の良いパンプスですが、形はワークマンが上履きのようなフラットな形で、GUはヒールがあり綺麗めな印象です。

 サイドから比べてみると、ワークマンのヒールは底の部分が繋がるように盛り上がっているのに対して、GUのヒールはしっかりとヒール部分が付いていました。ワークマンは1cmのヒールがあると言っても、フラットパンプス。GUはヒールパンプスのようです。

 つま先部分を比較してみると、ワークマンは全体的に丸みを帯びたような形で、GUは一般的なパンプスのように、先端にかけて尖っています。可愛らしいワークマンと、かっこいいGUというところでしょうか。

◆他の部分も徹底的に比較!

 靴底を触ってみると、GUよりもワークマンのほうが、ゴムの厚みを感じました。

 かかと部分ですが、ワークマンはかかとを含め、足を入れる穴全体にゴムが入っているので、ギュッとすぼまっています。室内履きのスリッパのような見た目。アップして見ると、ゴム部分の縫い目がはっきりみえます。

◆中敷きやインソールは?

 さらに、中敷きを比較してみると、ワークマンは剥がれやすい仕様でGUはサイドまでしっかり貼り付いています。

 インソールは、ワークマンのほうが厚く土踏まず部分に盛り上がりがあってふかふか。GUは、ぱっと見では分かりませんが、触って見ると柔らかいインソールになっています。

◆筆者が履いてみると

 24.5cmの筆者が履いてみると、ワークマンのLLは横幅にもだいぶ余裕がありスッと足が入りました。しかし、難点も……。かかと部分のゴムが縮んでいるので、手を使わないとかかとが入りませんでした。GUは、手を使わずに足を入れるだけでOKなのはラクですね。

 履き心地は、ワークマンは「雲の上パンプス」というだけあって、軽い!ゴムが全体をホールドしてくれるので、走っても脱げません。ふわふわした履き心地は、雲の上という表現通りでした。

 GUはヒールがあるものの、中敷きに厚みがあり、履いた瞬間足全体を優しく包み込む「マシュマロ」感がありました。ホームページからクチコミをみると、冠婚葬祭用にピッタリで一色は持っておきたいという方も多いようです。

◆1時間ほど歩いてみた

 どちらも1時間ほど履いて歩いてみました。

 ワークマンは、1時間履いても本当に足が痛くならずにびっくり。スニーカーのように走っても違和感ありません。難点は、室内のスリッパ感が否めないことと、上から踏まれると痛いこと。公園で6歳の娘と遊びましたが、足を踏まれたときに痛みを感じました。

 GUは、コツコツという音を軽減しているとのことで、確かにヒールがある靴にしては歩きやすい。そして、おしゃれなデザインなのでちょっとしたお呼ばれにも活用できそうです。

 ただ、やはり1時間歩くと、普段ヒールを履かない筆者の足の先端は、痛くなりました。クチコミにもありましたが、普段よりワンサイズ大きめを購入するのが良さそうです。

 ワークマンは近所だけでの普段履きに最適、そしてGUはかしこまった場所で履くのに良さそうです。用途に合わせて、購入するのがおすすめ。どちらも、店舗に在庫があったのでぜひお店で試着してみてはいかがでしょうか。

<文・撮影/木村ひかる>

【木村ひかる】
湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer

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