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神ですか…? 下半身を痩せて見せる“元アスリートのアイディア”に目からウロコ<漫画>

女子SPA! 2024年10月25日 15時46分

 太ってしまって、オシャレが楽しめないーーそんな悩みを抱える人に、今のままの体型でオシャレを楽しむための”着痩せコーデ”のコツを指南するコミックエッセイ『いますぐ痩せ見え!! -5kgコーデ』(はちみつコミックエッセイ)。

 著者のおかだゆりさんは、柔道やレスリングに打ち込んできた元アスリート。体型に合う服がなくオシャレを楽しめない悩みがあり、中学生の頃から着痩せコーデの研究をしていたそう。現在はSNSや各メディア着痩せコーデのアイディアを発信し、“着痩せの神”とも呼ばれています。

◆下半身の着痩せのポイントは?

 この記事では、本書から第6話「お尻・太もも」を紹介。おかださんのコーデ指南を受けて漫画も担当したきびのあやとらさんと、おかださんのお二人に、お尻や太ももなどの下半身の着痩せのポイントについて語ってもらいました。

◆下半身の痩せ見えは簡単!

――きびのさんは、お尻や太ももなど下半身のシルエットに関して悩みはありましたか?

きびのあやとら(以下、きびの):私は、「上がボリューミーだったら下はタイト」という若い頃に覚えたコーデの常識にとらわれて失敗することが多かったです。痩せている人を見本にして、「ああしないといけない」と思い込んでいました。例えば、上がチュニックでふんわりしているからと、下はピタッとしたレギパンにしたら、逆に足の太さが目立ってしまったりしていましたね。

――では、下半身の痩せ見えコーデのポイントを教えてください!

おかだゆり(以下、おかだ):下半身は、トップスの形とボトムスを合わせることで見た目をごまかすことができるので、実は簡単に“痩せ見え”できるんです。例えば、トップスのラインに合わせて、広がりすぎないストンとしたワイドパンツを選ぶと、お尻や太ももの凹凸を拾わない直線のシルエットを作ることができます。縦の印象を強くすることが、下半身の痩せ見えのポイントです。

また、トップスをインするとお腹がぽっこりするのがお悩みの方は、服のサイズを上げて、インした後に少し引き出すようにするだけで全然目立たなくなります。太ももが張っている人は、一番張っているところからストンと落ちるようなワイドパンツを選ぶと足のラインが真っ直ぐに見えます。もっとも手っ取り早いのは、長めのベストなどを使って直線のシルエットを補正することです。短めのトップスを着る時は「付け裾(すそ)」を使って縦のラインを出すのもおすすめです。

◆低身長さんの注意ポイント

――身長が低い場合、サイズを上げると、「服に着られている」ようなズドンとした印象になってしまうことがあるのですが、どうすればいいのでしょうか。

おかだ:確かに身長が低いと、ワイドパンツは重心が下に落ちるのでズドンとしがちです。私も身長が155cmなので、お尻や太ももに合わせてXLや3Lのボトムスを選ぶと、裾上げをしないと履けません。フレアパンツなどは、フレアの部分を丸ごとカットすることになってしまいます。

低身長の方は、むやみにボトムスのサイズを上げないほうがいいです。まずは、太ももより下の部分がスッキリ見えるボトムスを探して、太ももやお尻は付け裾や長めのトップスで物理的にカバーするといいと思います。

――他にも下半身の痩せ見えのポイントはありますか?

おかだ:肩まわりや、耳、頭、首などに要素を足して、視線を上げると、下半身が目立たなくなります。具体的には、帽子、イヤリングやピアス、またフードの付いた服などです。例えば、フードが後ろに出ていると、お尻のラインがフードよりも内側に入るので気になりにくいんです。帽子や、アクセサリーも同じような効果があります。

――目線を逸らすのも大事なんですね。フード以外では、どんなトップスがおすすめなのでしょうか。

おかだ:シースルーのトップスは素材が軽いので、透け感で太さを曖昧にしてくれます。トップス全体をシアー素材にするのはハードルが高い場合は、胴体や腕の太い部分は透けない服を重ねて、襟元や袖口からシースルー素材を覗かせるといいと思います。シアー素材は、中に入っているお肉を“ベールで覆われた未知の世界”にしてくれるんです(笑)。

◆帽子やアクセサリー、気後れするなら

――帽子やアクセサリーなどは、オシャレから遠ざかっているとなんだか気恥ずかしいというか、「自分でも似合うのかな?」と心配になってしまうのですが、どうしたらいいでしょうか。

おかだ:普段は忙しくてメイクもしなくなった人は気後れしてしまいますよね。そういう場合は、いきなりアクセサリーを付けろと言われても難しく感じると思うので、まずはBBクリームや化粧下地を付けることから始めてみるといいと思います。それだけでも、今は肌が綺麗に見えるものがたくさんあるし、テンションが上がりますよ。次に色付きリップで唇に色を灯してみて、アクセサリーを付けるのはその一歩先かもしれないですね。

――ハードルが高いと感じたら、段階を踏んでみるといいんですね。

おかだ:実際には、すっぴんでアクセサリーを付けていても周りの人は何とも思わないし、私もそれでまったく問題ないと思います。ただ、気おくれするのであれば段階を踏むことが大事かもしれません。

最初は、「いきなりメイクやアクセサリーをするようになって変だと思われないかな」と、周りの目が気になるかもしれないですけど、世間は思っているよりもずっと優しいですよ。ちょっとしたアップグレードなら気にする人はまったくいないので、小物使いを試しながらオシャレを楽しんでほしいです。

<取材・文/都田ミツコ>

【都田ミツコ】
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。

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