家からも出たくなくなるような、真冬の寒さに耐えるには冬用インナーが必須です。できるだけ暖かくて着心地の良いインナーを求めている人も多いのでは?
そこで今回は、ユニクロとワークマンの冬用インナーを比較します。
ユニクロでは、入荷したての「超極暖ヒートテッククルーネック」(税込2990円)をゲット! ワークマンでは、ネット販売はしていない裏シャギーの「リラックスインナー」(税込980円)を購入しました。
ユニクロはヒートテックの中でもっとも暖かいタイプのインナーで、一方のワークマンも筆者が足を運んだ際には、店舗で販売している中で一番生地が厚く暖かそうなインナーでした。
◆それぞれの特徴をチェック!
まずは、ユニクロとワークマンの商品概要から比べてみましょう。
●ユニクロ「超極暖ヒートテッククルーネックT」
価格:2900円(税込)
カラー:オフホワイト、グレイ、ブラック、ベージュ
サイズ:XS、S、M、L、LL、XL、3XL
●ワークマン「リラックスインナー」
価格:980円(税込)
カラー:ブラック、グレー
サイズ:M、L、LL
ユニクロは、通常のヒートテックの約2.25倍の暖かさで、吸湿発熱するインナー。ワークマンは、裏シャギーが気持ち良く静電気が発生しにくいそうです。グンゼ株式会社の“プリベント-E”という糸が、静電気を防止しているんだとか。冬の静電気対策に嬉しい機能ですね。
◆開封してサイズ感を比較
筆者は157cm48kgで、どちらもMサイズを選びました。サイズ感を比べてみると、ワークマンよりもユニクロの方が丈も幅も少しだけ大きめのようです。
また、袖の部分を測ってみるとユニクロは54cmなのに対して、ワークマンは51cmとこちらもワークマンが短めですね。
◆他の部分も徹底的に比較してみましょう
首元はどちらもラウンドネックになっています。ユニクロもワークマンも1cmほどのリブがあり、ワークマンはリブの上部に縫い目がありました。ユニクロの方がしっかりとした首周り、ワークマンは華奢な印象になります。
サイズ感から見ても、ユニセックスな印象のユニクロに対して、ワークマンは女性向けのデザインだと感じます。
袖部分のリブは、どちらも同じ1cm程度ですが、ユニクロは縫い目1本で、ワークマンは2本。細かい部分にもいろいろな違いがありますね。
◆インナーに大切な生地の比較
インナーを選ぶ際には、肌に触れる部分の生地にこだわるという人も多いようです。ユニクロは、細かい裏起毛のような感じで触るとしっとりしています。ワークマンは、裏シャギーというだけあってふわふわとした感触でした。
素材タグをみると、ユニクロはアクリル41%・ポリエステル37%・レーヨン18%、ポリウレタン4%で4種類の記事が使われているのに対し、ワークマンはポリエステル100%です。
ユニクロの通常のヒートテックの素材が、ポリエステル38%・アクリル20%、レーヨン20%。ポリウレタン12%。通常のヒートテックよりも、超極暖はポリエステルよりもアクリル素材が多く使われているようですね。
洗濯表記もチェック! 洗濯の仕方にも、素材の違いを感じました。
ユニクロは、ワークマンが使えない酸素系と塩素系の漂白剤が使えます。しかし、ユニクロは、ワークマンができるドライクリーニングは不可。ワークマンは、ユニクロができない、ウエットクリーニングとアイロン掛けもできるようです。
◆筆者が着てみると
筆者が着てみました。着た瞬間に暖かく、心地が良いと感じたのはワークマン。毛布を着たように、一気に身体が暖かくなります。ユニクロも厚みがあって、着ていて全身が守られている安心感がありました。
着てみると、ユニクロのようがワークマンよりも若干厚く感じます。どちらもインナーの上から着るなら、長袖Tシャツでなく、トレーナーなど余裕があるサイズのトップスが良さそう。
着用したまま少し動くと、ワークマンよりもユニクロの方が暖かくなってくるように感じます。ユニクロは厚みだけでなく、ヒートテックとしての機能がしっかり作用しているようです。
これからの季節に必須の暖かインナーは、どの程度暖かくしたいかによってインナーを選ぶのがおすすめ。在宅でゆっくり過ごす時にはワークマンを、外出する時にはユニクロを着るのも良さそうです。
筆者が購入した際には、どちらも店舗に在庫がありました。インナーは毎年変えたいものです。ぜひ、今冬の相棒を見つけてくださいね。
<撮影・文 木村ひかる>
【木村ひかる】
湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer
そこで今回は、ユニクロとワークマンの冬用インナーを比較します。
ユニクロでは、入荷したての「超極暖ヒートテッククルーネック」(税込2990円)をゲット! ワークマンでは、ネット販売はしていない裏シャギーの「リラックスインナー」(税込980円)を購入しました。
ユニクロはヒートテックの中でもっとも暖かいタイプのインナーで、一方のワークマンも筆者が足を運んだ際には、店舗で販売している中で一番生地が厚く暖かそうなインナーでした。
◆それぞれの特徴をチェック!
まずは、ユニクロとワークマンの商品概要から比べてみましょう。
●ユニクロ「超極暖ヒートテッククルーネックT」
価格:2900円(税込)
カラー:オフホワイト、グレイ、ブラック、ベージュ
サイズ:XS、S、M、L、LL、XL、3XL
●ワークマン「リラックスインナー」
価格:980円(税込)
カラー:ブラック、グレー
サイズ:M、L、LL
ユニクロは、通常のヒートテックの約2.25倍の暖かさで、吸湿発熱するインナー。ワークマンは、裏シャギーが気持ち良く静電気が発生しにくいそうです。グンゼ株式会社の“プリベント-E”という糸が、静電気を防止しているんだとか。冬の静電気対策に嬉しい機能ですね。
◆開封してサイズ感を比較
筆者は157cm48kgで、どちらもMサイズを選びました。サイズ感を比べてみると、ワークマンよりもユニクロの方が丈も幅も少しだけ大きめのようです。
また、袖の部分を測ってみるとユニクロは54cmなのに対して、ワークマンは51cmとこちらもワークマンが短めですね。
◆他の部分も徹底的に比較してみましょう
首元はどちらもラウンドネックになっています。ユニクロもワークマンも1cmほどのリブがあり、ワークマンはリブの上部に縫い目がありました。ユニクロの方がしっかりとした首周り、ワークマンは華奢な印象になります。
サイズ感から見ても、ユニセックスな印象のユニクロに対して、ワークマンは女性向けのデザインだと感じます。
袖部分のリブは、どちらも同じ1cm程度ですが、ユニクロは縫い目1本で、ワークマンは2本。細かい部分にもいろいろな違いがありますね。
◆インナーに大切な生地の比較
インナーを選ぶ際には、肌に触れる部分の生地にこだわるという人も多いようです。ユニクロは、細かい裏起毛のような感じで触るとしっとりしています。ワークマンは、裏シャギーというだけあってふわふわとした感触でした。
素材タグをみると、ユニクロはアクリル41%・ポリエステル37%・レーヨン18%、ポリウレタン4%で4種類の記事が使われているのに対し、ワークマンはポリエステル100%です。
ユニクロの通常のヒートテックの素材が、ポリエステル38%・アクリル20%、レーヨン20%。ポリウレタン12%。通常のヒートテックよりも、超極暖はポリエステルよりもアクリル素材が多く使われているようですね。
洗濯表記もチェック! 洗濯の仕方にも、素材の違いを感じました。
ユニクロは、ワークマンが使えない酸素系と塩素系の漂白剤が使えます。しかし、ユニクロは、ワークマンができるドライクリーニングは不可。ワークマンは、ユニクロができない、ウエットクリーニングとアイロン掛けもできるようです。
◆筆者が着てみると
筆者が着てみました。着た瞬間に暖かく、心地が良いと感じたのはワークマン。毛布を着たように、一気に身体が暖かくなります。ユニクロも厚みがあって、着ていて全身が守られている安心感がありました。
着てみると、ユニクロのようがワークマンよりも若干厚く感じます。どちらもインナーの上から着るなら、長袖Tシャツでなく、トレーナーなど余裕があるサイズのトップスが良さそう。
着用したまま少し動くと、ワークマンよりもユニクロの方が暖かくなってくるように感じます。ユニクロは厚みだけでなく、ヒートテックとしての機能がしっかり作用しているようです。
これからの季節に必須の暖かインナーは、どの程度暖かくしたいかによってインナーを選ぶのがおすすめ。在宅でゆっくり過ごす時にはワークマンを、外出する時にはユニクロを着るのも良さそうです。
筆者が購入した際には、どちらも店舗に在庫がありました。インナーは毎年変えたいものです。ぜひ、今冬の相棒を見つけてくださいね。
<撮影・文 木村ひかる>
【木村ひかる】
湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer