メールやLINEが主流の昨今、直筆の手紙が持つ良さが逆に際立ってきている気がします。
そんななか、Xにアップされたある置き手紙の画像が話題となりました。
「ぼくは、はんこおきです。ほっといてください。」
衝撃的な文面! この置き手紙を書いたのは、画像の投稿主である、もちまさん(@mochima_ma)の小学1年生の長男です。
なにがきっかけで、彼は“反抗期宣言”をブチ上げるに至ったのか? 普段はどういう男の子なのか? ……などを、もちまさんに聞いてみました!
◆小1の長男が“反抗期宣言”をするに至ったワケ
なぜ、息子さんはこんなお手紙を渡してきたのでしょうか?
「ごはんのあと、食器を片付けないことを私が注意したのですが、そのときの私の注意の仕方が赤ちゃん扱いしたような感じだったので機嫌を悪くしたみたいです。その後、しばらくは私からの呼びかけにも無視し続けていました。そして、この手紙を書いて渡してきたんです。渡すときは無言でしたが、プンプンと怒ってる様子でした」
あらー、それは大変……。
「この手紙を受け取ったとき、本人は真面目にやっているので言いませんでしたが、正直『可愛い!』と思ってしまいました(笑)」
ママからすると微笑ましいのでしょう。なにしろ、反抗期に入るのは成長の証しでもあるのだから。実際、息子さんは反抗期に入ったように見えますか?
「普段は反抗期とは程遠い、素直な子です。真面目な性格で年齢のわりに落ち着きがあるタイプです」
そりゃそうですよね。小学1年生で反抗期って早すぎるもんな……。ところで、彼の反抗期宣言は今も続いているのでしょうか?
「いえ。反抗期の手紙を書いてから約30分後、2枚目の手紙を渡してきました」
◆2枚目の手紙に書かれていたのは……
2枚目の手紙に書かれていたのは、こんな文面です。
「やっぱりおわりました。」
「この手紙を渡してきたのは、反抗期の手紙を書いてから約30分後でした。『反抗期なのか~! 反抗期なら仕方ないか~』と放っておく様子を見せたら、焦って撤回することにしたようです。撤回の手紙を書いているときに私が近くへ行くと、あわてて手紙を体のうしろに隠してモジモジしていて可愛いかったです(笑)」
わずか、30分の反抗期! ……からの「やっぱりおわりました」宣言!! もちまさんが「反抗期終わったんだね! やったー!!」と喜ぶと、さすがに彼も照れていたそうです。
「長男も照れてはいましたが、うれしそうでした(笑)」
◆長男から恐怖の一言「ママ、ぼくに反抗期が来たときは……」
というか、その年頃で「反抗期」という言葉を突きつけてくる息子さんから知性を感じます!
「『反抗期』という言葉は小学校に入学する前から知っていて、実は以前にも反抗期に関する発言をしているんです」
今年3月、「自分の部屋がほしい」と交渉してきた息子さん。結果的にその希望は叶わなかったのですが、そうとわかるや彼はこんなことを口にしたそうです。
「はぁ……ママ、ぼくに反抗期が来たとき、後悔することになるよ……」
幼稚園児の頃から侮れない駆け引きを仕掛けてきている息子さん。きっと、精神年齢が高いのでしょうね。
「まだ反抗期になりきれないところが可愛いです。でも、『そんなに急いで成長しないで~!』と思います(笑)」
◆普段からよく手紙を書いてくれる子だった
実は息子さん、優しさあふれるまったく別内容の手紙を渡してきたこともありました。
「ままえ きょうもおつかれさま。あしたもいっぱいげんきでいっぱいあそぼうね。」
「ままへ ままいつもありがとう。だいすきだよ。すうぱあのちからをもらってね。」
もう、良すぎて泣いてしまいそうですよ! もちまさん、いい息子さんをお育てになって……。
「長男は普段から文字を書くのが好きで、よく手紙を書いてくれます。今までもらった手紙は日付を書いて保管しています」
「おつかれさま」「だいすきだよ」「はんこおきです」など、長男くんが綴ったお手紙すべてを保管しているもちまさん。
わかります。親にとって、これは大事な宝物! 今後も、手紙を通じたやり取りが親子の間で交わされるのでしょうね。
「あれ以来、“反抗期宣言”は出ていないのですが『もし、本当の反抗期がきたときも紙に書いて教えてね』とは長男に伝えました(笑)」
10代になり、中学生になった息子さんが「僕は反抗期です」と宣言した手紙をママに渡す……なんだか、逆に反抗期が待ち遠しい気もしてしまいます。これからの成長も楽しみ!
<取材・文/寺西ジャジューカ>
そんななか、Xにアップされたある置き手紙の画像が話題となりました。
「ぼくは、はんこおきです。ほっといてください。」
衝撃的な文面! この置き手紙を書いたのは、画像の投稿主である、もちまさん(@mochima_ma)の小学1年生の長男です。
なにがきっかけで、彼は“反抗期宣言”をブチ上げるに至ったのか? 普段はどういう男の子なのか? ……などを、もちまさんに聞いてみました!
◆小1の長男が“反抗期宣言”をするに至ったワケ
なぜ、息子さんはこんなお手紙を渡してきたのでしょうか?
「ごはんのあと、食器を片付けないことを私が注意したのですが、そのときの私の注意の仕方が赤ちゃん扱いしたような感じだったので機嫌を悪くしたみたいです。その後、しばらくは私からの呼びかけにも無視し続けていました。そして、この手紙を書いて渡してきたんです。渡すときは無言でしたが、プンプンと怒ってる様子でした」
あらー、それは大変……。
「この手紙を受け取ったとき、本人は真面目にやっているので言いませんでしたが、正直『可愛い!』と思ってしまいました(笑)」
ママからすると微笑ましいのでしょう。なにしろ、反抗期に入るのは成長の証しでもあるのだから。実際、息子さんは反抗期に入ったように見えますか?
「普段は反抗期とは程遠い、素直な子です。真面目な性格で年齢のわりに落ち着きがあるタイプです」
そりゃそうですよね。小学1年生で反抗期って早すぎるもんな……。ところで、彼の反抗期宣言は今も続いているのでしょうか?
「いえ。反抗期の手紙を書いてから約30分後、2枚目の手紙を渡してきました」
◆2枚目の手紙に書かれていたのは……
2枚目の手紙に書かれていたのは、こんな文面です。
「やっぱりおわりました。」
「この手紙を渡してきたのは、反抗期の手紙を書いてから約30分後でした。『反抗期なのか~! 反抗期なら仕方ないか~』と放っておく様子を見せたら、焦って撤回することにしたようです。撤回の手紙を書いているときに私が近くへ行くと、あわてて手紙を体のうしろに隠してモジモジしていて可愛いかったです(笑)」
わずか、30分の反抗期! ……からの「やっぱりおわりました」宣言!! もちまさんが「反抗期終わったんだね! やったー!!」と喜ぶと、さすがに彼も照れていたそうです。
「長男も照れてはいましたが、うれしそうでした(笑)」
◆長男から恐怖の一言「ママ、ぼくに反抗期が来たときは……」
というか、その年頃で「反抗期」という言葉を突きつけてくる息子さんから知性を感じます!
「『反抗期』という言葉は小学校に入学する前から知っていて、実は以前にも反抗期に関する発言をしているんです」
今年3月、「自分の部屋がほしい」と交渉してきた息子さん。結果的にその希望は叶わなかったのですが、そうとわかるや彼はこんなことを口にしたそうです。
「はぁ……ママ、ぼくに反抗期が来たとき、後悔することになるよ……」
幼稚園児の頃から侮れない駆け引きを仕掛けてきている息子さん。きっと、精神年齢が高いのでしょうね。
「まだ反抗期になりきれないところが可愛いです。でも、『そんなに急いで成長しないで~!』と思います(笑)」
◆普段からよく手紙を書いてくれる子だった
実は息子さん、優しさあふれるまったく別内容の手紙を渡してきたこともありました。
「ままえ きょうもおつかれさま。あしたもいっぱいげんきでいっぱいあそぼうね。」
「ままへ ままいつもありがとう。だいすきだよ。すうぱあのちからをもらってね。」
もう、良すぎて泣いてしまいそうですよ! もちまさん、いい息子さんをお育てになって……。
「長男は普段から文字を書くのが好きで、よく手紙を書いてくれます。今までもらった手紙は日付を書いて保管しています」
「おつかれさま」「だいすきだよ」「はんこおきです」など、長男くんが綴ったお手紙すべてを保管しているもちまさん。
わかります。親にとって、これは大事な宝物! 今後も、手紙を通じたやり取りが親子の間で交わされるのでしょうね。
「あれ以来、“反抗期宣言”は出ていないのですが『もし、本当の反抗期がきたときも紙に書いて教えてね』とは長男に伝えました(笑)」
10代になり、中学生になった息子さんが「僕は反抗期です」と宣言した手紙をママに渡す……なんだか、逆に反抗期が待ち遠しい気もしてしまいます。これからの成長も楽しみ!
<取材・文/寺西ジャジューカ>