「顔の比率を描き変える骨格補正メイク専門家」メイク講師の池田曜央子(いけだ・ようこ、47歳)です。
私は普段、好印象なメイク法をお届けしているメイク講師ですが、自身のビフォーアフターを披露したところ、「(メイクも変わったけど)すごい痩せたよね?」「どうやって痩せたのか教えてほしい」とのコメントを多々いただきました。
42歳で体重67kg(身長164cm)だった私が、約1年で17kg減量に成功してキープできている秘訣をお届けします。
ちょうど年末に向けてパーティーや忘年会などが増える時期、久しぶりにお気に入りのワンピを着てみたら「ガーン!入らない…」なんて方もいらっしゃるのでは? 大丈夫、通りがかりの子どもに“ブヨブヨのおばさん”と呼ばれた私だって、40代で痩せられたんですから。
◆間違いダイエットを繰り返していた私が「やめたこと10選」
通常ダイエットをしようと思った時って、新しく「何かを始める」人が多いと思います。例えばカロリー計算を始めてみたり、スポーツクラブに入会してみたり。もちろんそれが悪いわけではありませんが、実はダイエット成功のためには、「何かを始める」よりもまずやるべきは「何かをやめる」ことなんです。
今まで間違いダイエットをいろいろ経験してきた私がおすすめしたい「やめたこと10選」について詳しく解説してまいります。
◆1「部屋着のスエット」をやめて、キツめのデニムに
それまで部屋着はゆるゆるのスエットでしたが、それをやめてキツめのジーンズへ変えました。キツめとは、「お腹を思いっきり凹ませてギリギリファスナーが閉まるレベル」です。お腹の力を抜くとウエストがキツくて苦しいので、自然と常に腹筋に力を入れて凹ませるようになります。
このお腹を凹ませる動作は「ドローイン」と言われるのですが、特別な運動をしなくても体幹の筋肉を鍛えることができます。また外出時もあえてボディラインを拾うストレッチの効いた服を着ることで、少しでもみっともなく見えないようにと、お腹を凹ませたり姿勢を良くしたり気をつけるようになります。これが私のようなズボラで運動嫌いな方におすすめしたい「最強のながらトレーニング」です。
◆2「カロリー計算」をやめて、血糖値を上げにくい食事に
当初アプリに食べたものを入力してカロリー計算していたのですが、これがとにかく面倒臭くて。またズボラのくせに細かいところが気になる私は「こんな計算で本当にあってるの?本当に痩せられるの?」と、アプリにとても懐疑的でした。結局アプリへの記録は三日坊主で終わってしまいました。
その後、面倒な計算がなく簡単に続けられる方法を探し「血糖値コントロール」というダイエット法に行きつきました。これは血糖値が上がりにくい食べ物や食べ方にするだけなので、細かい計算が不要というのがいいところ。そしてちゃんと結果が出るので、ズボラでせっかちな私にはとても合っていました。
まず繊維質から摂る、食後血糖値が上がりにくい=GI値が低い食品にする(例えば白米をやめて玄米、白砂糖をやめて甜菜糖にするなど)、22時以降は固形物を食べない、などを実行しました。
◆3:「ダイエットサプリ」をやめた
ネットに出てくるダイエットの広告を見ては「サプリ飲むだけでこんなに痩せられるの?」とズボラ心をくすぐられ、今までダイエットサプリを何度となく購入してきました。私の場合は特に効果は感じられませんでしたが、飲まないのに解約し忘れて毎月サプリが溜まっていく。これではお金をドブに捨てるようなものですよね。
もちろん全てのサプリを否定するつもりはありませんが、例えもしそのサプリに効果があってダイエットに成功できたとしても、それをやめたらリバウンド必至ということになりますので、やっぱり特別なものを使わずに一生続けられることこそダイエットには大切だと痛感しました。
◆4「ファスティング」をやめた
長期的なダイエット(=我慢だと思っていた)をするのは大変そうなので、それなら短期決戦で痩せようと思い立ち、何万円もする酵素ドリンクや準備食、回復食を購入して準備万端でファスティングに挑戦したことがあります。体重は2kg程減りましたが、極度な我慢の反動で回復食を守らずドカ食いしてしまい、結局すぐに元の体重に戻ってしまいました。
ファスティングって痩せる目的ではなく、胃腸を休めるなどのデトックス目的ならいいのかもしれませんが、私のようにせっかちなダイエッターには向いていないように感じました。
◆5「食べないダイエット」をやめて、きちんと3食に
「結論、食べなければ痩せるでしょ!」と、1日1食スタイルに変えてみました。若い頃はちょっと食べないだけで、すぐに2~3kgは減ったんですよね。でも代謝の落ちた40代には効果がなく、顔色は悪く肌はカサカサ、メンタルも落ち込みやすくなり、とても不健康な状態になってしまいました。なのに体重は変わらないという、あぁ無情…。そもそも食べずに痩せたとしても、これも一生続けることはできなので、この方法もリバウンドは必至。
前述した通り、血糖値に気をつければ3食お腹いっぱい食べてもストレスなく痩せることができます。ぜひ皆さんももう辛く間違ったダイエットはやめて欲しいと思います。
◆6「スポーツクラブ」をやめて、掃除に負荷をかけた
「よし、今度こそ絶対にダイエットに成功するぞ!」と意を決してスポーツクラブに入会したのですが、運動するとすごくお腹が空くんですよね。「運動したし、ちょっと食べても大丈夫でしょ」と、そんなことを繰り返していたら、なんと元の体重より増えてしまうという悪循環を経験しました。すでに運動習慣のある方ならそれを続ければいいのですが、今まで運動習慣のなかった私には大失敗でした。
でも運動は大事なのでどうしたかというと、日常動作にちょっとだけ負荷をかけることで運動の代わりにしました。例えば床の掃除をする時にモップをやめ、ひざまずいて雑巾で手磨きするなど。これがなかなかいい運動になるのです。新しい運動習慣を作らなくても、今までやってることにちょっと負荷をかけるだけ。掃除はダイエットにも効果的ですし、家もキレイになって気分もスッキリ、一石二鳥以上!
◆7「深夜のNetflix」をやめて、平日は早く寝る
直接ダイエットに関係なさそうですが、深夜のNetflixってすごくお酒が進むんです!私はワインが大好きなのですが、連続ドラマを見続けるうちについつい飲み過ぎてしまいます。アルコールって食欲も増進させるので、そのうち無性に何か食べたくなるんですよね。
そんな時「あ、そう言えば夫が買ってきたお菓子があったな」と思い出し、夫の書斎に侵入しお菓子をむさぼる。またアルコールには筋肉を分解する働きがあるので、ダイエット中は避けた方がいいですし、ダイエット中に深夜のジャンクフードで塩分や糖質の過剰摂取なんて言語道断ですよね!
その悪しき習慣を断つためにNetflixは週末のお楽しみにして、普段は早く寝るようにしました。
◆8「車通勤」をやめて、往復30分の早歩きに
自宅から駅まで歩いて15分なのに、いつも車を使っていました。車をやめて早歩きに変えたのですが、往復30分のウォーキング、これがなかなかいい有酸素運動になりました。また駅でもエスカレーターをやめ階段を使うようにして、「やった!ながらでエクササイズができた!」と思うようにしました。
これも今までやってることにちょっと負荷をかけただけ。日々の習慣、簡単に続けられることがやっぱり1番効果的だと思います。
◆9「夜の料理」をやめて、平日夜はレンチンだけに
「え?夕ご飯作らないの?家族はどうするの?」と思われるかもしれませんが、もちろんそうではありません。夜の料理をやめるために、休みの日にまとめて作り置きをして、夜はそれをレンチンしてお皿に盛るだけ、というスタイルにしたのです。なぜなら夜に料理すると、やっぱり出来立てを食べたくなるから。いくら血糖値に気をつけても、遅い時間に食事をするとダイエットのスピードが遅くなります。
当初は出来立てアツアツの料理を出さないなんて家族に申し訳ないなぁと思っていましたが、作り置き&レンチンについてどう思うか聞いてみると「全然OK」と意外にもあっさりと快諾してもらえました。ダイエットには家族の協力が必要な部分もありますが、あなたの想いを伝えればきっと協力してくれるはず。
◆10「スロージューサー」をやめて、味噌汁や鍋に
意外に思われるかもしれませんが、実はスロージューサーで作る野菜ジュースで太る場合もあるんです。私も野菜をたくさん摂ろうと思って、数万円のスロージューサーを購入したのですが、特にニンジンなどの根菜は繊維を取り除くことによって血糖値が上がりやすくなるのを知ってからは、野菜は繊維丸ごと食べるようにしています。おすすめは具沢山の味噌汁や鍋料理!これからの寒い季節は生野菜は体を冷やすので、ぜひ暖かいスープなどで温野菜を丸のまましっかり食べましょう。
以上、ダイエットのために「やめてよかったこと10選」でした。ダイエットの成功には「何かを始める」よりも「何かをやめる」、それが優先だと思います。これから年末年始の会食に向けて体重を調整したい方、また食べすぎてしまった時のリカバリーをするためになど、ぜひ皆様のご参考になれば幸いです。
いつでも自分にOKが出せるボディラインを手に入れて、いつまでも好きな服を楽しんで着れるように健康的な美ボディをキープしてまいりましょう。
<文/池田曜央子>
【池田 曜央子】
(いけだ・ようこ)メイク講師。骨格補正メイク考案。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事。
1977年生まれ、青山学院大学経済学部卒業。建築士だった38歳のころ、愛犬の事故死でうつ状態に陥り、糖質依存となり15kgの激太り。外見差別を受けたことをきっかけに、美容・ファッションなどを学び、メイク講師として活動を開始。輪郭と顔パーツを数値で分析、骨格や年齢による変化を補正し、好印象な美人に近づける独自の「骨格補正メイク」を考案。メイク講座やスキンケア講座などで1000名を超える女性を変身させる。43歳で-17kgのダイエットも成功させ、ミセスコンテストで特別賞受賞。著書『骨格補正メイク 顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社) Instagram:@ikeda.makeup ブログ
私は普段、好印象なメイク法をお届けしているメイク講師ですが、自身のビフォーアフターを披露したところ、「(メイクも変わったけど)すごい痩せたよね?」「どうやって痩せたのか教えてほしい」とのコメントを多々いただきました。
42歳で体重67kg(身長164cm)だった私が、約1年で17kg減量に成功してキープできている秘訣をお届けします。
ちょうど年末に向けてパーティーや忘年会などが増える時期、久しぶりにお気に入りのワンピを着てみたら「ガーン!入らない…」なんて方もいらっしゃるのでは? 大丈夫、通りがかりの子どもに“ブヨブヨのおばさん”と呼ばれた私だって、40代で痩せられたんですから。
◆間違いダイエットを繰り返していた私が「やめたこと10選」
通常ダイエットをしようと思った時って、新しく「何かを始める」人が多いと思います。例えばカロリー計算を始めてみたり、スポーツクラブに入会してみたり。もちろんそれが悪いわけではありませんが、実はダイエット成功のためには、「何かを始める」よりもまずやるべきは「何かをやめる」ことなんです。
今まで間違いダイエットをいろいろ経験してきた私がおすすめしたい「やめたこと10選」について詳しく解説してまいります。
◆1「部屋着のスエット」をやめて、キツめのデニムに
それまで部屋着はゆるゆるのスエットでしたが、それをやめてキツめのジーンズへ変えました。キツめとは、「お腹を思いっきり凹ませてギリギリファスナーが閉まるレベル」です。お腹の力を抜くとウエストがキツくて苦しいので、自然と常に腹筋に力を入れて凹ませるようになります。
このお腹を凹ませる動作は「ドローイン」と言われるのですが、特別な運動をしなくても体幹の筋肉を鍛えることができます。また外出時もあえてボディラインを拾うストレッチの効いた服を着ることで、少しでもみっともなく見えないようにと、お腹を凹ませたり姿勢を良くしたり気をつけるようになります。これが私のようなズボラで運動嫌いな方におすすめしたい「最強のながらトレーニング」です。
◆2「カロリー計算」をやめて、血糖値を上げにくい食事に
当初アプリに食べたものを入力してカロリー計算していたのですが、これがとにかく面倒臭くて。またズボラのくせに細かいところが気になる私は「こんな計算で本当にあってるの?本当に痩せられるの?」と、アプリにとても懐疑的でした。結局アプリへの記録は三日坊主で終わってしまいました。
その後、面倒な計算がなく簡単に続けられる方法を探し「血糖値コントロール」というダイエット法に行きつきました。これは血糖値が上がりにくい食べ物や食べ方にするだけなので、細かい計算が不要というのがいいところ。そしてちゃんと結果が出るので、ズボラでせっかちな私にはとても合っていました。
まず繊維質から摂る、食後血糖値が上がりにくい=GI値が低い食品にする(例えば白米をやめて玄米、白砂糖をやめて甜菜糖にするなど)、22時以降は固形物を食べない、などを実行しました。
◆3:「ダイエットサプリ」をやめた
ネットに出てくるダイエットの広告を見ては「サプリ飲むだけでこんなに痩せられるの?」とズボラ心をくすぐられ、今までダイエットサプリを何度となく購入してきました。私の場合は特に効果は感じられませんでしたが、飲まないのに解約し忘れて毎月サプリが溜まっていく。これではお金をドブに捨てるようなものですよね。
もちろん全てのサプリを否定するつもりはありませんが、例えもしそのサプリに効果があってダイエットに成功できたとしても、それをやめたらリバウンド必至ということになりますので、やっぱり特別なものを使わずに一生続けられることこそダイエットには大切だと痛感しました。
◆4「ファスティング」をやめた
長期的なダイエット(=我慢だと思っていた)をするのは大変そうなので、それなら短期決戦で痩せようと思い立ち、何万円もする酵素ドリンクや準備食、回復食を購入して準備万端でファスティングに挑戦したことがあります。体重は2kg程減りましたが、極度な我慢の反動で回復食を守らずドカ食いしてしまい、結局すぐに元の体重に戻ってしまいました。
ファスティングって痩せる目的ではなく、胃腸を休めるなどのデトックス目的ならいいのかもしれませんが、私のようにせっかちなダイエッターには向いていないように感じました。
◆5「食べないダイエット」をやめて、きちんと3食に
「結論、食べなければ痩せるでしょ!」と、1日1食スタイルに変えてみました。若い頃はちょっと食べないだけで、すぐに2~3kgは減ったんですよね。でも代謝の落ちた40代には効果がなく、顔色は悪く肌はカサカサ、メンタルも落ち込みやすくなり、とても不健康な状態になってしまいました。なのに体重は変わらないという、あぁ無情…。そもそも食べずに痩せたとしても、これも一生続けることはできなので、この方法もリバウンドは必至。
前述した通り、血糖値に気をつければ3食お腹いっぱい食べてもストレスなく痩せることができます。ぜひ皆さんももう辛く間違ったダイエットはやめて欲しいと思います。
◆6「スポーツクラブ」をやめて、掃除に負荷をかけた
「よし、今度こそ絶対にダイエットに成功するぞ!」と意を決してスポーツクラブに入会したのですが、運動するとすごくお腹が空くんですよね。「運動したし、ちょっと食べても大丈夫でしょ」と、そんなことを繰り返していたら、なんと元の体重より増えてしまうという悪循環を経験しました。すでに運動習慣のある方ならそれを続ければいいのですが、今まで運動習慣のなかった私には大失敗でした。
でも運動は大事なのでどうしたかというと、日常動作にちょっとだけ負荷をかけることで運動の代わりにしました。例えば床の掃除をする時にモップをやめ、ひざまずいて雑巾で手磨きするなど。これがなかなかいい運動になるのです。新しい運動習慣を作らなくても、今までやってることにちょっと負荷をかけるだけ。掃除はダイエットにも効果的ですし、家もキレイになって気分もスッキリ、一石二鳥以上!
◆7「深夜のNetflix」をやめて、平日は早く寝る
直接ダイエットに関係なさそうですが、深夜のNetflixってすごくお酒が進むんです!私はワインが大好きなのですが、連続ドラマを見続けるうちについつい飲み過ぎてしまいます。アルコールって食欲も増進させるので、そのうち無性に何か食べたくなるんですよね。
そんな時「あ、そう言えば夫が買ってきたお菓子があったな」と思い出し、夫の書斎に侵入しお菓子をむさぼる。またアルコールには筋肉を分解する働きがあるので、ダイエット中は避けた方がいいですし、ダイエット中に深夜のジャンクフードで塩分や糖質の過剰摂取なんて言語道断ですよね!
その悪しき習慣を断つためにNetflixは週末のお楽しみにして、普段は早く寝るようにしました。
◆8「車通勤」をやめて、往復30分の早歩きに
自宅から駅まで歩いて15分なのに、いつも車を使っていました。車をやめて早歩きに変えたのですが、往復30分のウォーキング、これがなかなかいい有酸素運動になりました。また駅でもエスカレーターをやめ階段を使うようにして、「やった!ながらでエクササイズができた!」と思うようにしました。
これも今までやってることにちょっと負荷をかけただけ。日々の習慣、簡単に続けられることがやっぱり1番効果的だと思います。
◆9「夜の料理」をやめて、平日夜はレンチンだけに
「え?夕ご飯作らないの?家族はどうするの?」と思われるかもしれませんが、もちろんそうではありません。夜の料理をやめるために、休みの日にまとめて作り置きをして、夜はそれをレンチンしてお皿に盛るだけ、というスタイルにしたのです。なぜなら夜に料理すると、やっぱり出来立てを食べたくなるから。いくら血糖値に気をつけても、遅い時間に食事をするとダイエットのスピードが遅くなります。
当初は出来立てアツアツの料理を出さないなんて家族に申し訳ないなぁと思っていましたが、作り置き&レンチンについてどう思うか聞いてみると「全然OK」と意外にもあっさりと快諾してもらえました。ダイエットには家族の協力が必要な部分もありますが、あなたの想いを伝えればきっと協力してくれるはず。
◆10「スロージューサー」をやめて、味噌汁や鍋に
意外に思われるかもしれませんが、実はスロージューサーで作る野菜ジュースで太る場合もあるんです。私も野菜をたくさん摂ろうと思って、数万円のスロージューサーを購入したのですが、特にニンジンなどの根菜は繊維を取り除くことによって血糖値が上がりやすくなるのを知ってからは、野菜は繊維丸ごと食べるようにしています。おすすめは具沢山の味噌汁や鍋料理!これからの寒い季節は生野菜は体を冷やすので、ぜひ暖かいスープなどで温野菜を丸のまましっかり食べましょう。
以上、ダイエットのために「やめてよかったこと10選」でした。ダイエットの成功には「何かを始める」よりも「何かをやめる」、それが優先だと思います。これから年末年始の会食に向けて体重を調整したい方、また食べすぎてしまった時のリカバリーをするためになど、ぜひ皆様のご参考になれば幸いです。
いつでも自分にOKが出せるボディラインを手に入れて、いつまでも好きな服を楽しんで着れるように健康的な美ボディをキープしてまいりましょう。
<文/池田曜央子>
【池田 曜央子】
(いけだ・ようこ)メイク講師。骨格補正メイク考案。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事。
1977年生まれ、青山学院大学経済学部卒業。建築士だった38歳のころ、愛犬の事故死でうつ状態に陥り、糖質依存となり15kgの激太り。外見差別を受けたことをきっかけに、美容・ファッションなどを学び、メイク講師として活動を開始。輪郭と顔パーツを数値で分析、骨格や年齢による変化を補正し、好印象な美人に近づける独自の「骨格補正メイク」を考案。メイク講座やスキンケア講座などで1000名を超える女性を変身させる。43歳で-17kgのダイエットも成功させ、ミセスコンテストで特別賞受賞。著書『骨格補正メイク 顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社) Instagram:@ikeda.makeup ブログ