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実はお酒にぴったり…意外なペアリングがおいしい「おつまみクッキー」3選

女子SPA! 2024年12月7日 15時45分

 これからのホリデーシーズンはお酒を飲む機会が増えるもの。おつまみというと、焼き鳥や枝豆、ナッツ類などを連想しますが、意外に相性がよいのがクッキー。塩味のクッキーや控えめな甘さのクッキーは、アルコールのお供にもおすすめです。

 ていねいでわかりやすいレッスンが好評で、お菓子のレシピ本を数多く手がける、お菓子研究家・本間節子さんのクッキーのレシピ本『まいにち、感動クッキー』より、お酒と好相性なクッキーを3つご紹介します。チーズクッキーはつくり方も。お酒とのペアリングをぜひ楽しんでください。

◆意外と相性抜群。ラム酒×ココアとくるみのクッキー

 おつまみの定番といえば、ナッツとチョコ。その2つを組み合わせているココアとくるみのクッキーは、もちろんお酒と好相性!

 生地に細かく刻んだチョコとナッツを合わせ、サクサク食感が楽しめるクッキーですが、その味わいはビターなので、甘い香りのスパイシーなラム酒がよく合います。「甘い香りのお酒に甘いおつまみ?」と思うかもしれませんが、意外に相性がよいのです。

◆必然のペアリング。 ワイン(ロゼ、赤)×レーズンサンド

 甘くて濃厚なバタークリームを、ふっくらリッチなクッキーではさんだレーズンサンド。ワインの原料であるぶどうを使っているので、当然、ワインとも相性が抜群です。

 ワインのなかでもおすすめなのは、白ワインのように軽やかですっきりとしていながらも、赤ワインのようなベリー系の果実のうまみが感じられるロゼワイン。

 赤ワインであれば、レーズンサンドはリッチな味わいなので、フルボディではなく、ミディアムやライトボディがおすすめです。もちろん、スパークリングワインとのペアリングも◎。

◆おつまみの定番。ビール、白ワイン×塩味チーズのクッキー

 ここまで甘いクッキーを紹介してきましたが、やはり、“おつまみ“といえば、塩けの効いたクッキー。

 パルミジャーノ・レッジャーノを贅沢に使った「塩味チーズのクッキー」は、濃厚なチーズのうま味を堪能できる塩味クッキー。粗挽き黒こしょうがぴりっと効き、ビールや白ワインがついついすすむ、おつまみの定番ともいえます。

 ワインは甘くないタイプがぴったり。白ワインのキリッとした辛口が、ビールもシンプルなスッキリした味のものがよく合います。

◆「塩味チーズのクッキー」のつくり方

 おつまみクッキーの定番ともいえる「塩味チーズクッキー」のつくり方をご紹介。型を使わずに、失敗なくつくれる手軽なクッキーです。

【材料〔6×2cm大・35枚分〕】

バター(食塩不使用)…50g

チーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ/すりおろし)…30g

塩…ひとつまみ

A米粉…60g

Aアーモンドパウダー…40g

卵白…30g

粗びき黒こしょう…少々

【準備】

・バターは室温にもどし、やわらかくする。

・卵白は室温にもどす。

・天板にオーブンペーパーを敷く。

【つくり方】

1:ボウルにバターを入れ、ゴムべらでなめらかになるまで練る。チーズ、塩を加えてなじむまでしっかり練る

2:Aを合わせてふるい入れる。ゴムべらで切るようにして混ぜ、ポロポロのおから状にする。溶きほぐした卵白、黒こしょうを加えてよく練り混ぜる。

3:打ち粉(米粉・分量外)をした台に2をのせて長さ14cmの棒状にのばす。台にラップを広げて生地をのせ、ラップが6×14cm大になるように余裕をもたせて生地を包み、ラップの上からめん棒でラップの隅まで平らにのばす。

4:カードで形を整えて、冷蔵庫で1時間冷やす。

5:オーブンを150℃に予熱する。4の生地を厚さ3mmに切り、天板に間隔をあけて並べ、150℃のオーブンで20~25分焼き、網の上に移して冷ます。

【本間節子】

お菓子研究家。日本茶インストラクター。少人数制のお菓子教室「atelier h(アトリエエイチ)」を主宰。季節感を大切にし、食材の味や風合いを生かしたお菓子が人気。毎日食べても体にやさしいお菓子を提案している。雑誌や書籍へのレシピ提供、イベントや講習会など幅広く活躍中。日本茶をはじめ、さまざまなお茶の愛好家でもある。11/5に新刊『まいにち、感動クッキー』を発売したばかり(インスタグラム:@hommatelier)

<料理/本間節子 撮影/山川修一 取材・文/平山祐子 スタイリング/阿部まゆこ>

【女子SPA!編集部】
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa

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