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40代が着てはいけない「ワンピース」の特徴。安っぽく見えるNG例と、大人に似合うOK例は

女子SPA! 2024年12月20日 15時47分

みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。早いもので2024年ももう年末。この時期に増えるのは、忘年会をはじめとしたパーティです。となれば困るのは着ていく服ですが、“とりあえず”で「レースワンピース」に手を出してはいませんか? 20代ならまだしも、40代で取り入れるレースワンピースは、モノを選ばないと悲惨なことに……。そこで今回は40代以上の大人が着てはいけないお呼ばれドレスの特徴と、失敗回避のおすすめドレスをご紹介いたします。

◆王道の「レースワンピース」40代が避けたい理由

結婚式などのパーティドレスでも人気の高い「レースワンピース」。上品な総レースにひらひらと揺れるスカートで、その場を華やかに盛り上げてくれること間違いなしの王道ワンピですが……40代にとってレースアイテムは、一歩間違えれば老け見え要素大のアイテムなのです。

パーティドレスでよく起用されるリバーレースと呼ばれる柔らかくて高級感のあるレースは、ともすれば昭和のカーテンに使われていたようなデザインに見えてしまうので、40代の女性が取り入れるとちょっとオバ見えしやすいんです。かといって、バレリーナのチュチュにも使われるような甘くて可愛いチュールレースは幼い印象を与え、イタ見えしやすい。

そもそも絶妙な世代の40代に似合うレースワンピースというのが限られています。もし取り入れる場合は、立体的でしっかりした縫製のケミカルレースワンピースで、デザインもひとくせ効いたインポート系のドレスを選ぶことをおすすめします。

◆安っぽい印象、若作りな印象を避けるために

お呼ばれドレスは、素材や色、デザインで華やかさを出すものが多く、通常のワンピースに比べてデコラティブ(装飾的)なものが非常に多いです。しかし、デザインをはじめとした装飾過多なドレスは、モノによっては年齢に見合わず安っぽい印象を受けます。

これは配色においても同じです。明るい色ほど発色が繊細で美しくなければ、品の良さを出すどころか若作り感のある着こなしになるからです。

では、大人世代のお呼ばれドレスは、何を選べば失敗しないのでしょうか。

◆40代が選びたい「構築シルエットのワンピース」とは

筆者がおすすめできる大人のお呼ばれドレス、その最大の特徴は「構築的なシルエット」です。

構築的シルエットというのはパターニング(ドレス全体の形・原型)が独特で、人物のボディラインに影響されない自立したシルエットのドレス全般のことを指します。

多くの方がイメージしやすいのはユニクロの3Dワンピースのようなモノでしょうか。このほか、ドレープワンピース、構築パフスリーブ、タックドレス、カウルネックドレスでキーワード検索をすると構築的なシルエットのドレスワンピースがヒットすることが多いです。

◆装飾はシンプルに。デザイン・シルエットにひと癖を

大人女性のお呼ばれドレスは、デザイン自体に華美な装飾がなくても構いません。むしろシンプルなほうが、高級感のある着こなしに繋がります。配色も必ず明るいものにしなくてはいけないわけではないので、お好みの色や、ご自身に似合う色を選びましょう。

とはいえ、暗い色で無地なだけではパーティらしさがなくなり、地味な印象になります。なので、シルエットにひとクセあるもので、なおかつ構築的なシルエットのドレスを選ぶと、大人に似合う、鮮度の高いドレスを選び抜くことができるはず。

パーティの予定がある方はぜひ、これらを参考に選んでみてくださいね。

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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