確かな演技力とともに圧倒的な美貌を誇るオーストラリア出身の女優ニコール・キッドマン。そんな美しい彼女に「そっくり」と評判の娘サンデー・ローズが、10月に開催されたパリコレでモデルとして活動を開始した。16歳という若さでファッションショーに初出演したサンデーを「めちゃカワイイ!」と絶賛する声があがる一方で、「しょせん親の七光り」といった激しいバッシングも……。厳しい船出となってしまった娘のモデルデビューについて、母としての思いを語った。
◆私は「ダメ」って言ったけど……
このたび米エンタメ誌『ザ・ハリウッド・リポーター』のインタビューに答えたニコール。10月に開催されたパリ・ファッションウィークで、娘のサンデーが高級ブランド「ミュウミュウ」の2025年春夏コレクションに初出演したことについて聞かれると、こんな秘話を打ち明けた。
「全て娘が決めたことよ。私は『ダメ』って言ったけど」
オファーをうけた当初は、即却下していたことを告白し、こう続けた。
「けど、ミウッチャは娘をとても気に入っているから、『いいえ、彼女に出てほしいのよ』という話になって」と振り返り、ミュウミュウのデザイナーであるミウッチャ・プラダからの強い希望があったことを明かした。
またニコールは、長年の知り合いだというミウッチャを信頼しているため、最終的には、サンデーがショーに出ることを許したと語っている。
◆「親が有名人だからといって、モデルになれるのはおかしい」の声
サンデーは、2006年に結婚したカントリー歌手キース・アーバンとの間に生まれた長女。ニコール、キースともにオーストラリア出身だが、2人は米国を拠点に活動しているため、アメリカ南部のテネシー州で育った。母ニコールによると、以前からファッション業界に興味があり、「16歳になったらショーに連れて行くと約束していた」そうだ。
今年6月のパリ・ファッションウィークでは、仏高級ブランド「バレンシアガ」のショーを観覧。早くも、10月のパリコレで念願のモデルデビューを果たすことになったそう。本人もヴォーグ誌とのインタビューで、「長い間やりたかったこと。だからオファーをもらった時はすごく興奮した。そして、ついにこの日がきたの!」と喜びを爆発させていた。
ミュウミュウのショーでは、リボンのついた白のスリーブレスドレス、グレーのレッグウォーマーに黒のヒールという姿で登場したサンデー。
やや緊張した面持ちながら、ランウェイをしっかり歩き、ショーのオープニングを飾った。
ネット上では「めちゃくちゃ可愛い」「スター誕生」と称賛の声があがった一方で、TikTokを始めとするSNSには「ヒールでパタパタ音を立てて歩いてる」「ランウェイを歩く訓練を受けるべき」「モデルにあってない。他の職業を探したほうがいい」などサンデーのウォーキングにダメ出しするコメントも。
また「ネポベイビー(有名人の親を持つ子ども)だからと言って、モデルに採用すべきではない。ルックスは平凡だし、まともにウォーキングもできていない」「有名人の両親を持たない女の子たちにとって不公平。この子はモデルなんかじゃない」「親が有名人ならモデルになれると勘違いしているネポが多すぎる」と手厳しい意見が相次いだ。
◆ママはバッシングに動揺。パパは「学業優先!」とクギ
これまでは、子どもたちを人目にさらさないようにしてきたニコールとキースだが、今年に入りイベントなどに同行させることも多くなった。
そうしてレッドカーペットデビューも堂々果たし、「ママと双子みたい」「美人ママにそっくり!」などと褒めたたえられていたサンデー。ところが、いざデビューしてみたら「親の七光りのおかげ」と叩かれることになってしまった。
渋々ながらファッションショーの出演にゴーサインを出したものの、この状況に動揺しているというのが母ニコール。
ここ最近、米芸能界では、親の名声やコネのもとで成功する子どもたちを意味する「ネポベイビー論争」が盛んになっており、サンデーがこの論争の的になる可能性があることは理解していたという。ただ、自分自身もデビュー当時に、散々バッシングを受けてつらい思いをしただけに、母親として何ともいえない気持ちを味わっている模様。とはいえ、様々なアドバイスなどしながら、娘の夢を支えて行こうとしているという。
一方、父キースは米番組『エキストラ』に出演した際、「あの子をとても誇りに思ってる」と評価。それと同時に、「すべてにはバランスが必要だ。学校の成績も良いままでいないと。(モデルの仕事は)生活の一部になるかもしれないが、それが人生のすべてにはならない。だから地に足をつけておかないとね」ときわめて冷静なコメントをしている。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
◆私は「ダメ」って言ったけど……
このたび米エンタメ誌『ザ・ハリウッド・リポーター』のインタビューに答えたニコール。10月に開催されたパリ・ファッションウィークで、娘のサンデーが高級ブランド「ミュウミュウ」の2025年春夏コレクションに初出演したことについて聞かれると、こんな秘話を打ち明けた。
「全て娘が決めたことよ。私は『ダメ』って言ったけど」
オファーをうけた当初は、即却下していたことを告白し、こう続けた。
「けど、ミウッチャは娘をとても気に入っているから、『いいえ、彼女に出てほしいのよ』という話になって」と振り返り、ミュウミュウのデザイナーであるミウッチャ・プラダからの強い希望があったことを明かした。
またニコールは、長年の知り合いだというミウッチャを信頼しているため、最終的には、サンデーがショーに出ることを許したと語っている。
◆「親が有名人だからといって、モデルになれるのはおかしい」の声
サンデーは、2006年に結婚したカントリー歌手キース・アーバンとの間に生まれた長女。ニコール、キースともにオーストラリア出身だが、2人は米国を拠点に活動しているため、アメリカ南部のテネシー州で育った。母ニコールによると、以前からファッション業界に興味があり、「16歳になったらショーに連れて行くと約束していた」そうだ。
今年6月のパリ・ファッションウィークでは、仏高級ブランド「バレンシアガ」のショーを観覧。早くも、10月のパリコレで念願のモデルデビューを果たすことになったそう。本人もヴォーグ誌とのインタビューで、「長い間やりたかったこと。だからオファーをもらった時はすごく興奮した。そして、ついにこの日がきたの!」と喜びを爆発させていた。
ミュウミュウのショーでは、リボンのついた白のスリーブレスドレス、グレーのレッグウォーマーに黒のヒールという姿で登場したサンデー。
やや緊張した面持ちながら、ランウェイをしっかり歩き、ショーのオープニングを飾った。
ネット上では「めちゃくちゃ可愛い」「スター誕生」と称賛の声があがった一方で、TikTokを始めとするSNSには「ヒールでパタパタ音を立てて歩いてる」「ランウェイを歩く訓練を受けるべき」「モデルにあってない。他の職業を探したほうがいい」などサンデーのウォーキングにダメ出しするコメントも。
また「ネポベイビー(有名人の親を持つ子ども)だからと言って、モデルに採用すべきではない。ルックスは平凡だし、まともにウォーキングもできていない」「有名人の両親を持たない女の子たちにとって不公平。この子はモデルなんかじゃない」「親が有名人ならモデルになれると勘違いしているネポが多すぎる」と手厳しい意見が相次いだ。
◆ママはバッシングに動揺。パパは「学業優先!」とクギ
これまでは、子どもたちを人目にさらさないようにしてきたニコールとキースだが、今年に入りイベントなどに同行させることも多くなった。
そうしてレッドカーペットデビューも堂々果たし、「ママと双子みたい」「美人ママにそっくり!」などと褒めたたえられていたサンデー。ところが、いざデビューしてみたら「親の七光りのおかげ」と叩かれることになってしまった。
渋々ながらファッションショーの出演にゴーサインを出したものの、この状況に動揺しているというのが母ニコール。
ここ最近、米芸能界では、親の名声やコネのもとで成功する子どもたちを意味する「ネポベイビー論争」が盛んになっており、サンデーがこの論争の的になる可能性があることは理解していたという。ただ、自分自身もデビュー当時に、散々バッシングを受けてつらい思いをしただけに、母親として何ともいえない気持ちを味わっている模様。とはいえ、様々なアドバイスなどしながら、娘の夢を支えて行こうとしているという。
一方、父キースは米番組『エキストラ』に出演した際、「あの子をとても誇りに思ってる」と評価。それと同時に、「すべてにはバランスが必要だ。学校の成績も良いままでいないと。(モデルの仕事は)生活の一部になるかもしれないが、それが人生のすべてにはならない。だから地に足をつけておかないとね」ときわめて冷静なコメントをしている。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>