女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「婚活」ジャンルの人気記事です。（初公開日は2022年2月8日 記事は取材時の状況）
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恋愛・婚活アドバイザーのこめだゆきです。これまで3500名以上の女性をサポートしてきました。
かつてはネガティブで彼への依存が激しい「ブス彼女」だった筆者。自分と向き合うことで「人は変われる」を自ら体感してきた経験から、誰も教えてくれない「幸せな結婚を叶えるために重要なこと」をお伝えします。
◆「年収700万円の普通の男性でいいのに」
婚活歴6年の実家暮らし早苗さん（仮名・33歳）の口癖は「年収700万の普通の男性でいいのに出会えない」。
都内にある実家に住み、事務職OLで、年収は300万程度。趣味はホテルのアフタヌーンティー。年に1度の海外旅行も欠かさず、貯金はゼロ。
早苗さん「別に高望みじゃないんですよ、普通でいいのに。アプリでいいねしてくれるのは40歳以上で、年収も700万ない人が多い。『まぁいいか』と思って会ったこともあるけれど、話も合わないし、スマートじゃないし、やだなって。このままだと全然出会えないから、ゆきさんの講座に参加したんです」
早苗さんの第一印象は人並みはずれて綺麗、かわいいということはなく、普通な感じ。
年齢を見ると、いいねしてくれる男性が40歳以上になるのも割と普通のことなのですが、早苗さんは現実が見えていない。
◆相手に求めることばかりの“クレクレちゃん”
筆者「早苗さん、アプリで30代の男性は20代の女性をターゲットにしていることが多いんです。30代にいいねしてくれるのは、少し上の40代男性が多いんですよ。40歳以上はダメな理由はなんですか？」
早苗さん「え、だって普通に同世代の友達は、30代の旦那さんだったり彼氏だったりするので。40歳以上だと、おじさんだなって感じてしまうんです。しかも実家暮らしだったりすると余計に普通じゃないって思います。普通の男性と結婚したいだけなのに」
早苗さんの発言には相手に求めることばかりで“クレクレちゃん”な思考が滲み出ているのを感じました。
筆者「普通ってなんなんでしょう？ 現実、33歳女性だと40代とのマッチングは少なくないんですよ。婚活を始めてから6年経っていたら、自分だって歳をとっています。そしてハッキリ言うと、自分の年収の倍以上ある人とマッチングを望むこと自体ミスマッチです。自分は低いのに、彼には求めるというのはどうなんでしょうか。
早苗さん自身、男性に望むことが多いようですが、行きすぎて“クレクレちゃん”になっていませんか？ 早苗さんが自分で普通だなって思っていることも、周りから見たら普通じゃない・求めすぎってこともあるんです。
実家暮らしの40歳以上で年収700万円以下の男性を早苗さんが”ないな”って思っているように、男性から見て30代実家暮らし・年収300万円以下・貯金ゼロの女性は“ないな”って思われることだってあります。クレクレちゃんになる前に、自分の普通を見直してみるのをオススメします」
◆試しに一人暮らしを想定して生活してみたら…
早苗さんは、33歳女性が実家暮らし、年収300万円の自分が普通じゃないって思われる可能性があるなんて、思ってもみなかったようです。そこで試しに1ヶ月、一人暮らしをしていると想定して行動してみました。
家賃がどのくらいの相場なのか、食費にいくらかかるのか、家事と仕事を一人きりで両立させるってどういうことなのかなど、初めての経験することや知ることばかりだったそう。
そして自分の年収でアフタヌーンティーや海外旅行に頻繁に行けていたのは実家に頼ったうえで成り立っていたことなんだと気付いたそう。
早苗さん「好きなアフタヌーンティーも海外旅行も、実家暮らしだからできていたんだなって感じました。一人暮らししてたら、実現できないことが多いですね。それなのにわたしだけ男性に求めることが多すぎたって思います。40歳以上でも実家暮らしでも、素敵な男性はいるかもしれない。相手に求める前に、自分の生活自体を見直してみます」
早苗さんは”普通”の認識を改めまず自分自身で生活していく力をつけるために、一人暮らしを始めました。そのうえで婚活でも、男性に対してこれまで持っていた”普通”という概念をなくして出会いを楽しんでいます。
＜文／こめだゆき＞
【こめだゆき】
恋愛・婚活アドバイザー。毒親育ちから自己肯定感が低く、長年恋愛依存で苦しむ。自己改革の末、今の夫と復縁し結婚。主催する講座、オンラインサロンには全国から多数の婚活女性が集まる。ブログ、Instagram：@komeda.yuki
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恋愛・婚活アドバイザーのこめだゆきです。これまで3500名以上の女性をサポートしてきました。
かつてはネガティブで彼への依存が激しい「ブス彼女」だった筆者。自分と向き合うことで「人は変われる」を自ら体感してきた経験から、誰も教えてくれない「幸せな結婚を叶えるために重要なこと」をお伝えします。
◆「年収700万円の普通の男性でいいのに」
婚活歴6年の実家暮らし早苗さん（仮名・33歳）の口癖は「年収700万の普通の男性でいいのに出会えない」。
都内にある実家に住み、事務職OLで、年収は300万程度。趣味はホテルのアフタヌーンティー。年に1度の海外旅行も欠かさず、貯金はゼロ。
早苗さん「別に高望みじゃないんですよ、普通でいいのに。アプリでいいねしてくれるのは40歳以上で、年収も700万ない人が多い。『まぁいいか』と思って会ったこともあるけれど、話も合わないし、スマートじゃないし、やだなって。このままだと全然出会えないから、ゆきさんの講座に参加したんです」
早苗さんの第一印象は人並みはずれて綺麗、かわいいということはなく、普通な感じ。
年齢を見ると、いいねしてくれる男性が40歳以上になるのも割と普通のことなのですが、早苗さんは現実が見えていない。
◆相手に求めることばかりの“クレクレちゃん”
筆者「早苗さん、アプリで30代の男性は20代の女性をターゲットにしていることが多いんです。30代にいいねしてくれるのは、少し上の40代男性が多いんですよ。40歳以上はダメな理由はなんですか？」
早苗さん「え、だって普通に同世代の友達は、30代の旦那さんだったり彼氏だったりするので。40歳以上だと、おじさんだなって感じてしまうんです。しかも実家暮らしだったりすると余計に普通じゃないって思います。普通の男性と結婚したいだけなのに」
早苗さんの発言には相手に求めることばかりで“クレクレちゃん”な思考が滲み出ているのを感じました。
筆者「普通ってなんなんでしょう？ 現実、33歳女性だと40代とのマッチングは少なくないんですよ。婚活を始めてから6年経っていたら、自分だって歳をとっています。そしてハッキリ言うと、自分の年収の倍以上ある人とマッチングを望むこと自体ミスマッチです。自分は低いのに、彼には求めるというのはどうなんでしょうか。
早苗さん自身、男性に望むことが多いようですが、行きすぎて“クレクレちゃん”になっていませんか？ 早苗さんが自分で普通だなって思っていることも、周りから見たら普通じゃない・求めすぎってこともあるんです。
実家暮らしの40歳以上で年収700万円以下の男性を早苗さんが”ないな”って思っているように、男性から見て30代実家暮らし・年収300万円以下・貯金ゼロの女性は“ないな”って思われることだってあります。クレクレちゃんになる前に、自分の普通を見直してみるのをオススメします」
◆試しに一人暮らしを想定して生活してみたら…
早苗さんは、33歳女性が実家暮らし、年収300万円の自分が普通じゃないって思われる可能性があるなんて、思ってもみなかったようです。そこで試しに1ヶ月、一人暮らしをしていると想定して行動してみました。
家賃がどのくらいの相場なのか、食費にいくらかかるのか、家事と仕事を一人きりで両立させるってどういうことなのかなど、初めての経験することや知ることばかりだったそう。
そして自分の年収でアフタヌーンティーや海外旅行に頻繁に行けていたのは実家に頼ったうえで成り立っていたことなんだと気付いたそう。
早苗さん「好きなアフタヌーンティーも海外旅行も、実家暮らしだからできていたんだなって感じました。一人暮らししてたら、実現できないことが多いですね。それなのにわたしだけ男性に求めることが多すぎたって思います。40歳以上でも実家暮らしでも、素敵な男性はいるかもしれない。相手に求める前に、自分の生活自体を見直してみます」
早苗さんは”普通”の認識を改めまず自分自身で生活していく力をつけるために、一人暮らしを始めました。そのうえで婚活でも、男性に対してこれまで持っていた”普通”という概念をなくして出会いを楽しんでいます。
＜文／こめだゆき＞
【こめだゆき】
恋愛・婚活アドバイザー。毒親育ちから自己肯定感が低く、長年恋愛依存で苦しむ。自己改革の末、今の夫と復縁し結婚。主催する講座、オンラインサロンには全国から多数の婚活女性が集まる。ブログ、Instagram：@komeda.yuki