この年末年始、義実家(夫の実家)に帰省した人も多いでしょう。
「義父母を喜ばせたい気持ちはもちろんあるし、帰省が嫌ってほどじゃない。ただ、たまの長期休みなのに、義実家で小さなストレスが溜まるのは疲れますよね…」(秋田・44歳)という既婚女性の声に、共感する人も少なくないのでは?
そこで女子SPA!編集部では、30~49歳の既婚女性300人に「義実家への帰省で嫌なこと」をアンケート調査。嫌なことランキングでは「やることがなくて退屈」や「夫がフォローしてくれない」が上位に来るなど、昭和的な「姑の嫁いびり」とはストレスの種類が変わってきていることがわかりました。
前編の「義実家への帰省で嫌なことワースト10」に続いて、今回はフリーコメントから、みんなの「義実家で嫌だった体験」をご紹介します。小さなストレスだけに、人には言いにくいこととは?※( )内は在住地
◆Wi-Fiがない、おせち料理に髪の毛が……細かいことだけど
まずは、義実家との習慣の違いから来る、ちょっとしたストレス体験です。
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・Wi-Fiがないこと(埼玉・41歳)
・安心して子どもに授乳できる場所がなく、落ち着かない中でケープを使用して何とか行っていたが、義父から「気にせず授乳すればいい」とデリカシーのない言葉をかけられた。夫のフォローや助けもあまりなかった(岐阜・47歳)
・エアコンがなく夏は暑く冬は寒いし、生きた虫も虫の死骸もたくさん落ちている(兵庫・42歳)
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ご高齢だとWifiもエアコンもいらないのかもしれないけれど、数日間いるとストレスが溜まってきますよね…。
また、以外に多かったのが、衛生観念の違いです。
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・コップが汚かった(千葉・40歳)
・おせちに髪の毛が入っていて、新年早々、嫌な気分になった(栃木・41歳)
・私は料理をする前や合間にハンドソープで手を洗うけど、義実家の台所にはそもそもハンドソープが置いてないので衛生的に心配(奈良・48歳)
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これって私たちが“キレイ好き”すぎるの?
◆家事の強制はされないけど、座ってるわけにも…
昔ながらの「嫁には家事させるのが当然」という“コキ使い”は、コメントではほとんどありませんでした。時代が変わってよかったものの、何もしないわけにもいかず――。
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・どこまで手伝えばいいのか判断に困る。ぼ~っと座っているわけにもいかず、と言っても相手側の手順もあるので悩む(兵庫・46歳)
・男は座って、女は働く家庭なのか、姑が1人でバタバタしているので手伝わないといけない。主人は気が利かないので子供の相手もせず座ったまま(大阪・48歳)
・何年もの間、皿洗いを率先してやっていたが、急に「洗い方が違うからやらないで」と言われた(長野・44歳)
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命令されない分、逆に気苦労が増えてるかもしれませんね。
◆義父母の言うことにイラッとする
向こうに悪気はなくても、義父母や親戚のふとした発言にイラッとするのは定番ストレスですよね。
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・上から下まで見た目をチェックされて、ああだこうだ言われること(東京・47歳)
・義母とはとにかく話が合わない。働いたことが少ないのか、私の感覚とのズレが大きい(山形・49歳)
・娘が生まれて以降、かわいいかわいいと言いながら、「目が大きいのはお父さんに似たな~、鼻が低いのは何でや~、鼻ちゃん鼻ちゃん高くな~れ~」と何度も何度も言われた。
性格でも何でも、良いところはすべて旦那似で、そうじゃないところは暗に私のせいみたいに言われ続けた。絶対忘れない(京都・47歳)
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で、夫にグチると、「おまえが気にすぎだよ」とか言われて、余計イラッとするという……。
◆この帰省、誰が喜んでるの?
最後は究極の問い、「この帰省、する意味あんの?」という問題。
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・主人と義父母自体の関係が悪いのに、近所へのミエだけで帰省を求められる。庭に車を止めて、数時間いることが大事なだけ。
行ったところで、食事をするわけでも、特に何かあるわけでもなく、子ども達も黙り込んで、ただ座ってるだけ…という、なんとも苦痛な時間を過ごす(広島・45歳)
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最近では、「孫疲れ」という言葉もあるように、実は義父母も帰省されるとしんどいと思ってるケースがあるそう。それぞれの家族で、最適なやりかたを見つけたいものですね。
【調査概要】「夫の実家についてのアンケート」
調査主体:女子SPA!編集部 調査日:2024年12月17日
調査対象:30~49歳の既婚女性300人(義父母と同居の場合は、普段の体験で回答)
調査方法:インターネット調査(調査ツール「Freesy」を利用)選択肢からいくつでも選択
<文/女子SPA!編集部>
【女子SPA!編集部】
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
「義父母を喜ばせたい気持ちはもちろんあるし、帰省が嫌ってほどじゃない。ただ、たまの長期休みなのに、義実家で小さなストレスが溜まるのは疲れますよね…」(秋田・44歳)という既婚女性の声に、共感する人も少なくないのでは?
そこで女子SPA!編集部では、30~49歳の既婚女性300人に「義実家への帰省で嫌なこと」をアンケート調査。嫌なことランキングでは「やることがなくて退屈」や「夫がフォローしてくれない」が上位に来るなど、昭和的な「姑の嫁いびり」とはストレスの種類が変わってきていることがわかりました。
前編の「義実家への帰省で嫌なことワースト10」に続いて、今回はフリーコメントから、みんなの「義実家で嫌だった体験」をご紹介します。小さなストレスだけに、人には言いにくいこととは?※( )内は在住地
◆Wi-Fiがない、おせち料理に髪の毛が……細かいことだけど
まずは、義実家との習慣の違いから来る、ちょっとしたストレス体験です。
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・Wi-Fiがないこと(埼玉・41歳)
・安心して子どもに授乳できる場所がなく、落ち着かない中でケープを使用して何とか行っていたが、義父から「気にせず授乳すればいい」とデリカシーのない言葉をかけられた。夫のフォローや助けもあまりなかった(岐阜・47歳)
・エアコンがなく夏は暑く冬は寒いし、生きた虫も虫の死骸もたくさん落ちている(兵庫・42歳)
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ご高齢だとWifiもエアコンもいらないのかもしれないけれど、数日間いるとストレスが溜まってきますよね…。
また、以外に多かったのが、衛生観念の違いです。
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・コップが汚かった(千葉・40歳)
・おせちに髪の毛が入っていて、新年早々、嫌な気分になった(栃木・41歳)
・私は料理をする前や合間にハンドソープで手を洗うけど、義実家の台所にはそもそもハンドソープが置いてないので衛生的に心配(奈良・48歳)
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これって私たちが“キレイ好き”すぎるの?
◆家事の強制はされないけど、座ってるわけにも…
昔ながらの「嫁には家事させるのが当然」という“コキ使い”は、コメントではほとんどありませんでした。時代が変わってよかったものの、何もしないわけにもいかず――。
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・どこまで手伝えばいいのか判断に困る。ぼ~っと座っているわけにもいかず、と言っても相手側の手順もあるので悩む(兵庫・46歳)
・男は座って、女は働く家庭なのか、姑が1人でバタバタしているので手伝わないといけない。主人は気が利かないので子供の相手もせず座ったまま(大阪・48歳)
・何年もの間、皿洗いを率先してやっていたが、急に「洗い方が違うからやらないで」と言われた(長野・44歳)
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命令されない分、逆に気苦労が増えてるかもしれませんね。
◆義父母の言うことにイラッとする
向こうに悪気はなくても、義父母や親戚のふとした発言にイラッとするのは定番ストレスですよね。
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・上から下まで見た目をチェックされて、ああだこうだ言われること(東京・47歳)
・義母とはとにかく話が合わない。働いたことが少ないのか、私の感覚とのズレが大きい(山形・49歳)
・娘が生まれて以降、かわいいかわいいと言いながら、「目が大きいのはお父さんに似たな~、鼻が低いのは何でや~、鼻ちゃん鼻ちゃん高くな~れ~」と何度も何度も言われた。
性格でも何でも、良いところはすべて旦那似で、そうじゃないところは暗に私のせいみたいに言われ続けた。絶対忘れない(京都・47歳)
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で、夫にグチると、「おまえが気にすぎだよ」とか言われて、余計イラッとするという……。
◆この帰省、誰が喜んでるの?
最後は究極の問い、「この帰省、する意味あんの?」という問題。
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・主人と義父母自体の関係が悪いのに、近所へのミエだけで帰省を求められる。庭に車を止めて、数時間いることが大事なだけ。
行ったところで、食事をするわけでも、特に何かあるわけでもなく、子ども達も黙り込んで、ただ座ってるだけ…という、なんとも苦痛な時間を過ごす(広島・45歳)
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最近では、「孫疲れ」という言葉もあるように、実は義父母も帰省されるとしんどいと思ってるケースがあるそう。それぞれの家族で、最適なやりかたを見つけたいものですね。
【調査概要】「夫の実家についてのアンケート」
調査主体:女子SPA!編集部 調査日:2024年12月17日
調査対象:30~49歳の既婚女性300人(義父母と同居の場合は、普段の体験で回答)
調査方法:インターネット調査(調査ツール「Freesy」を利用)選択肢からいくつでも選択
<文/女子SPA!編集部>
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