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インフルエンザ予防する夫を見て、妻が不倫に気づいたワケ/結婚人気記事BEST

女子SPA! 2025年1月15日 15時47分

 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「結婚」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2019年1月19日 記事は取材時の状況)

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 インフルエンザが流行していますね。予防のために手洗いうがいを習慣づけている人も多いのではでしょうか?

 そんなインフルエンザ予防の行動がきっかけで夫の不倫を見抜いた女性がいます。詳しい話をきいてみました。

◆ふだん手洗いうがいをしない夫が急に3日間だけ…

 吉沢瑞穂さん(仮名・32歳/主婦)の夫Nさん(38歳/デザイン事務所勤務)はかなりズボラな性格です。

 今まで瑞穂さんが何度も「外から帰ってきたら、手洗いうがいをしてね」と言っても一向に聞いてくれませんでした。

「それが先日、マスクをして帰ってきたと思ったら真っ直ぐ洗面所に行って手洗いうがいをしたんですよ」

 驚いて「どうしたの、風邪でも引いたの?」と聞いてみると「社内でインフルが流行っているから」との事で、自ら予防をしているNさんの事をエラいなと思い、褒めたたえた瑞穂さん。

 ところが、それからマスクで帰宅&手洗いうがいを続けていたNさんでしたが…3日目でピタリと止めてしまったんだとか。

「不思議に思って『なんで?まだまだインフル流行っているのに』と言っても『もう大丈夫、大丈夫』と言って…また以前の手洗いうがいはしない夫に戻ってしまったんですよ」

◆夫が高級イチゴをくれてあやしいと直感。スマホを確認

 そして、その日はおみやげだと言って美味しそうなイチゴを買ってきてくれたそうで…。

「あれ? 彼は出張でもないかぎり、おみやげなんて買ってくる人じゃないのに…何かおかしいと胸騒ぎがしました」

 しかもそのイチゴはスーパーで売っている物ではなく、老舗フルーツ専門店の新宿高野の高級なイチゴだったので、さらにあやしいと感じました。

「Nがお風呂に入っているスキにまずLINEを見てみました。夫は知りませんが、私は彼の手の動きを見て、パスコードを割りだし、分かっているので…定期的にチェックしているんです」

 ですが、特にあやしいやり取りは発見出来なかったそう。

 ちょうどその時、携帯アドレスにメールが届き…勢い余ってひらいてしまった瑞穂さん。

「そしたら『さっきはどうもありがとう! インフルもようやく抜けた感じがするよ。Nさんが毎日食料持ってきてくれなかったら彩花、死んでたかもしれないね』って書いてあって…あ、あいつ不倫してやがるな!って思いましたね」

 試しに「いちご」と書いて返信してみると…。

「すぐに『私、イチゴ苦手でごめんね! でも今、もらったバナナ食べてるよ』と返信がきたので、すぐに『私はNの妻です。もう二度とメールを送ってこないで下さい。じゃないと慰謝料請求します』と返してやりました」

◆キャバ嬢相手の不倫をみとめた夫もインフルに感染

 風呂上がりのNさんに「彩花ちゃんのお見舞い毎日大変だったね~! インフルうつらないようにマスクしたりしてたんだ? 今ねぇ、Nが買っていったバナナ食べてるって~」と笑顔で近づくと、青くなって後退(あとずさ)りしたそう。

「Nを正座させてメールを見せながら『一体どういう事なのか説明しろ』と怒鳴ると…しどろもどろで不倫を認めましたね。しかも相手はキャバ嬢でした」

 夫がキャバクラに通っていた事も知らなかった瑞穂さん。

「平謝りして許しを請うので、どうしようかな?と思っていたら最悪な事に…実はNもインフルに感染していたんですよ!」

◆看病して恩を着せつつ、監視中

 仕方がないので、瑞穂さんは夫の看病したそう。

「うつらないように私はマスクをちゃんとつけていましたけどね。ここはかいがいしくお世話をして恩を着せておこうと優しくしておきました」

 Nさんは不倫相手と別れると言い、瑞穂さんの前で電話やメールで彼女に連絡をしましたが無視をされて連絡は返ってこなかったそう。

「慰謝料請求が怖いのかもしれませんね(笑)でも、まだ油断は出来ないので…2人が別れたと確信するまで監視の目を光らせたいと思います」

 それから瑞穂さんは、夫の携帯をチェックする際にはLINEだけではなくメールの方も見るようにしているそうです。

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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