美容ライターの遠藤幸子です。年齢を重ねると徐々に老けていくのは当たり前のことと思いがちですよね。ですが現在48歳の筆者の素肌は、30代後半の頃よりキレイだと自負しています。
筆者が一念発起して「肌老け」から脱却し、肌年齢−14歳と診断されるまで続けてきたこと、やめたことについて皆さんにご紹介したいと思います。今回は、食事編です。
◆筆者が美肌に目覚めたきっかけとは?
筆者が初めて実年齢よりも老けて見られた衝撃体験をしたのは30代半ば。人からとても嫌な形で指摘されたことが、美肌に目覚めたきっかけでした。
振り返ると当時は日々のことに追われて自分のことは後回しにしていた頃で、美肌に目覚めるきっかけとなった出来事は転機になったと今では感謝しています。
とはいえ、美容ライターの仕事を始める前の筆者は今よりずっと美容の知識が乏しく、無謀にも手探り状態のほぼセルフケアで、見た目年齢の巻き戻しに挑んできたのです。
やがて、美容の知識を自分の美肌磨きのために得て、何が必要で何をやめるべきか考えてケアしていくようになりました。それは、食事面でも同じでした。
◆「肌老け」だった私が、美肌のためにやめたこと8つ
(1)炭水化物メインの食生活
30代半ばはまだ子育て真っ只中で自分に時間をかけるゆとりがありませんでした。
手早くお腹を満たすことを重視し、特に1人で食べることが多い昼食はいい加減なものでした。炭水化物をメインに、おかずはあったりなかったり。糖質過多な食生活で少なからずたるみに繋がっていたと感じています。
(2)早食い
27歳で第一子を出産して以降、いかに早く自分の食事を終えて時間を捻出するかを中心に考えていたので、すっかり早食いが身についていました。その結果、咬筋(こうきん/頬骨と下あごをつなぐ筋肉)の衰えを引き起こし、口周りのたるみに繋がっていたと感じています。
(3)片側で噛んで食べる
違和感やちょっとした歯の不具合を後回しにして、つい噛みやすい片側ばかりで噛んで食事をしていました。
(4)冷たい食べ物や飲み物をそのまま口にする
冷たい飲み物や食べ物が好きでよく飲み食いしていました。体を冷やすとは考えず、季節に関係なく冷蔵庫から出したものをそのまま口にしていました。
◆うっかりやりがちな「あの習慣」も肌へのダメージ大
(5)夕方のコーヒーや紅茶
コーヒーや紅茶といったカフェインが含まれた飲み物が好きで、夕方にもよく飲んでいました。よく考えれば寝つきが悪かった原因がここにもあったのですが、それに気がつくには時間がかかりました。
(6)毎食後のスイーツ
甘いものが大好きで、食後のスイーツは欠かせませんでした。毎食後に食べていて、大好きなチョコレートは常備していました。
(7)1日2リットル以上の冷たい水分補給
たくさんお水を飲むことが良いことだと思い、運動量などに関わらず2リットル以上冷たいお水を飲んでいました。
(8)お米は白米だけ
白米が大好きで、玄米や雑穀米などはほとんど口にしませんでした。
◆美肌のために続けてきた7つのこと
以上8つの食習慣と決別しながら、美肌のために新たに取り入れた習慣もあります。
(1)よく噛んで食べる
早食いは体重増加につながるだけでなく、消化不良や表情筋の衰えにつながる可能性があると知ってから、よく噛んで食べることを心がけました。急いでいるときは難しいこともありますが、1口あたり30回を目標によく噛んで食べるようにしています。
(2)両側の歯をできるだけ均等に使って食べる
歯の不具合を解消。美肌に目覚めてからは両側の歯をできるだけ均等に使って食べることを心がけるようになりました。
(3)白湯を飲む
腸の毒素の浄化や排出を促す目的や体を温めて新陳代謝を高めることなどを目的として、朝起きたとき、仕事中、食事の前などに白湯を飲むことを続けています。
◆積極的に摂りたい食品は?
(4)発酵食品を毎日複数種類食べる
発酵食品は元々多く口にしていましたが、美肌に目覚めてからは腸内環境を良くする目的で毎日複数種類食べることが習慣になりました。
多い日はお味噌汁を朝晩のみ、ヨーグルトも朝晩食べ、キムチや納豆、チーズなども食べています。
(5)タンパク質の摂取量を増やす
老け肌の頃はたんぱく質の量について考えたこともありませんでしたが、ジムに通い始めたのをきっかけにたんぱく質量を意識し、心がけて口にするようになりました。
今では1日に、鶏もも肉2分の1枚、ヨーグルト200g、牛乳や豆乳、アーモンドミルクなどを2杯、チーズ40g、カニカマ80gくらいを口にしています。
(6)大豆製品を毎日積極的に食べる
お味噌、お豆腐、豆乳などの大豆製品も毎日積極的に口にしています。
(7)温かいものや体を温める作用のある食品を積極的に食べる
体を温めることを心がけていて、温かい食品を食べるだけでなく、体を温める作用がある生姜やにんにく、とうがらしなどを料理に入れる機会が多いです。
========
ちなみに筆者はこの14年間ほど、美容医療に頼らないほぼセルフケアで肌年齢の巻き戻しを図ってきました。ひとつの体験談として、参考にしていただけたら幸いです。
<文/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
筆者が一念発起して「肌老け」から脱却し、肌年齢−14歳と診断されるまで続けてきたこと、やめたことについて皆さんにご紹介したいと思います。今回は、食事編です。
◆筆者が美肌に目覚めたきっかけとは?
筆者が初めて実年齢よりも老けて見られた衝撃体験をしたのは30代半ば。人からとても嫌な形で指摘されたことが、美肌に目覚めたきっかけでした。
振り返ると当時は日々のことに追われて自分のことは後回しにしていた頃で、美肌に目覚めるきっかけとなった出来事は転機になったと今では感謝しています。
とはいえ、美容ライターの仕事を始める前の筆者は今よりずっと美容の知識が乏しく、無謀にも手探り状態のほぼセルフケアで、見た目年齢の巻き戻しに挑んできたのです。
やがて、美容の知識を自分の美肌磨きのために得て、何が必要で何をやめるべきか考えてケアしていくようになりました。それは、食事面でも同じでした。
◆「肌老け」だった私が、美肌のためにやめたこと8つ
(1)炭水化物メインの食生活
30代半ばはまだ子育て真っ只中で自分に時間をかけるゆとりがありませんでした。
手早くお腹を満たすことを重視し、特に1人で食べることが多い昼食はいい加減なものでした。炭水化物をメインに、おかずはあったりなかったり。糖質過多な食生活で少なからずたるみに繋がっていたと感じています。
(2)早食い
27歳で第一子を出産して以降、いかに早く自分の食事を終えて時間を捻出するかを中心に考えていたので、すっかり早食いが身についていました。その結果、咬筋(こうきん/頬骨と下あごをつなぐ筋肉)の衰えを引き起こし、口周りのたるみに繋がっていたと感じています。
(3)片側で噛んで食べる
違和感やちょっとした歯の不具合を後回しにして、つい噛みやすい片側ばかりで噛んで食事をしていました。
(4)冷たい食べ物や飲み物をそのまま口にする
冷たい飲み物や食べ物が好きでよく飲み食いしていました。体を冷やすとは考えず、季節に関係なく冷蔵庫から出したものをそのまま口にしていました。
◆うっかりやりがちな「あの習慣」も肌へのダメージ大
(5)夕方のコーヒーや紅茶
コーヒーや紅茶といったカフェインが含まれた飲み物が好きで、夕方にもよく飲んでいました。よく考えれば寝つきが悪かった原因がここにもあったのですが、それに気がつくには時間がかかりました。
(6)毎食後のスイーツ
甘いものが大好きで、食後のスイーツは欠かせませんでした。毎食後に食べていて、大好きなチョコレートは常備していました。
(7)1日2リットル以上の冷たい水分補給
たくさんお水を飲むことが良いことだと思い、運動量などに関わらず2リットル以上冷たいお水を飲んでいました。
(8)お米は白米だけ
白米が大好きで、玄米や雑穀米などはほとんど口にしませんでした。
◆美肌のために続けてきた7つのこと
以上8つの食習慣と決別しながら、美肌のために新たに取り入れた習慣もあります。
(1)よく噛んで食べる
早食いは体重増加につながるだけでなく、消化不良や表情筋の衰えにつながる可能性があると知ってから、よく噛んで食べることを心がけました。急いでいるときは難しいこともありますが、1口あたり30回を目標によく噛んで食べるようにしています。
(2)両側の歯をできるだけ均等に使って食べる
歯の不具合を解消。美肌に目覚めてからは両側の歯をできるだけ均等に使って食べることを心がけるようになりました。
(3)白湯を飲む
腸の毒素の浄化や排出を促す目的や体を温めて新陳代謝を高めることなどを目的として、朝起きたとき、仕事中、食事の前などに白湯を飲むことを続けています。
◆積極的に摂りたい食品は?
(4)発酵食品を毎日複数種類食べる
発酵食品は元々多く口にしていましたが、美肌に目覚めてからは腸内環境を良くする目的で毎日複数種類食べることが習慣になりました。
多い日はお味噌汁を朝晩のみ、ヨーグルトも朝晩食べ、キムチや納豆、チーズなども食べています。
(5)タンパク質の摂取量を増やす
老け肌の頃はたんぱく質の量について考えたこともありませんでしたが、ジムに通い始めたのをきっかけにたんぱく質量を意識し、心がけて口にするようになりました。
今では1日に、鶏もも肉2分の1枚、ヨーグルト200g、牛乳や豆乳、アーモンドミルクなどを2杯、チーズ40g、カニカマ80gくらいを口にしています。
(6)大豆製品を毎日積極的に食べる
お味噌、お豆腐、豆乳などの大豆製品も毎日積極的に口にしています。
(7)温かいものや体を温める作用のある食品を積極的に食べる
体を温めることを心がけていて、温かい食品を食べるだけでなく、体を温める作用がある生姜やにんにく、とうがらしなどを料理に入れる機会が多いです。
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ちなみに筆者はこの14年間ほど、美容医療に頼らないほぼセルフケアで肌年齢の巻き戻しを図ってきました。ひとつの体験談として、参考にしていただけたら幸いです。
<文/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en