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40代女性「スウェットを着るとおじさんっぽく見える」問題。男女関係なく“一番避けたい色“は

女子SPA! 2025年2月9日 8時47分

皆さん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。休日の楽ちんスタイルといえばスウェットコーデ。近所以外へお出かけする予定がなければ、上下スウェットのままで1日を過ごすこともあるのでは? しかし私たち40代前後の女性が注意したいのは、スウェット姿が一歩間違えると中年おじさんのような印象を与えてしまう現象です。性別さえもボーダーレスな見た目になってしまうのは、さすがに避けたいところ……!

そこで今回は、スウェットコーデでおじさん化する人の特徴と改善ポイントをご紹介いたします。

◆スウェットコーデでおじさん化してしまう原因

スウェットコーデがおじさん化する原因は、「着こなし」という概念がなく、ただスウェットを着用したスタイルになってしまっていることです。

例えば、上下セットアップになっているものをそのまま着用して、足元はスニーカーを合わせただけ。化粧もほとんどせず、髪の毛のアレンジもない。アウターも防寒対策重視のダウンコートといった状態では、おしゃれの要素が足りずに見た目がおじさん化してしまいやすいのです。

◆お出かけ用スウェットで避けたいのは「あの色」

また、選ぶスウェットの色やデザインにも注意が必要。特にフードのないプルオーバータイプのスウェットはパジャマっぽさが際立つので、出かける際はスタイリングで外出用に着方を工夫する必要があります。

さらにおじさん化が加速しやすいスウェットの色といえば、やっぱりチャコールグレー。グレーの中でもダークトーンのチャコールグレーは、落ち着いた印象を与える一方で華やかさに欠けるので、おじさんっぽさが出てしまいます。

◆硬質な素材、ツヤ、軽やかさをコーデにプラスワン

繰り返しますが、スウェットがおじさん化する原因は大きくいえばたった一つ。計算のない、ただ合わせただけの着こなしになってしまうからです。逆にいえば、スウェットとは相反する要素を持つアイテムをプラスワンするだけでおじさん化を防ぐことができます。

例えば、スウェットのトップスにボトムスは軽量感あふれるスカートを組み合わせる。シルバーのネックレスでツヤ感をプラス。冬ならば、レザー系のアイテムなど硬質的な素材を組み合わせるなども良いですね。

スウェットが持つ「柔らかい、カジュアル、マットな質感、平面的」の要素と反対に、「硬そう、キレイめ、ツヤがある、立体的」といった特徴を持つアイテムで組み合わせを作るとおしゃれさな着こなしに仕上がります。

◆髪型やメイク、アクセサリーだけでも印象が変わる

そんなアイテムを持っていないという方は、ヘアアレンジやメイクとアクセサリーだけでもずいぶんと印象が変わるのでぜひ面倒がらずにお出かけの際はトータルコーデを意識してみてくださいね。

また、スウェットはシックな黒もしくはホワイト、ベージュ系、ピンクベージュなど華やかなもののどれかを選んでみてください。黒は引き締まり効果があるので、それだけで外出着の要素を演出できます。

また、できればスウェットはセットアップよりも上下で違う素材のものか色がセパレートしているほうが部屋着感が薄まります。

自宅の中では上下スウェットでもOKですが、お出かけの際はパンツかスカートにはきかえるなどして、スタイリングに変化をつけてみるのもおすすめです。

◆部屋着も兼ねたスウェット、今買うならどれがいい?

新しく部屋着用も兼ねてスウェットの新調を検討している方は、今っぽいシルエットのスウェットを選ぶのも大事です。定番のテーパードタイプ(編集部注:腰回りがゆったり、足首に向かい細くなるシルエット)のスウェットは良くも悪くも普通でパジャマっぽさが出やすいため、パンツがワイドシルエットになっているものを選ぶと良いでしょう。

ワイドパンツタイプのスウェットはスニーカーとも合わせやすく、脚やせ効果も期待できるので、ぜひ探してみてくださいね!

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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