神奈川県横須賀市は来年1月から、性的少数者(LGBTなど)や事実婚のカップルと暮らす子どもや親などを家族として証明する「ファミリーシップ制度」を導入する。市によると、同様の制度導入は、県内自治体で初めてという。
市人権・ダイバーシティ推進課によると、市は2019年から性的少数者のカップルなどを公的に認める「パートナーシップ宣誓証明制度」を導入し、これまで45件(今年11月27日現在)の宣誓があった。
パートナーシップ制度を利用した当事者との意見交換などで、同居する子どもなどの近親者を家族として認めてほしいとの声が上がっていたという。当事者だけでなくその家族の暮らしやすさを実現するため、ファミリーシップ制度の導入を決めた。