新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は30日、県内366カ所で報告された感染者数を公表した。20~26日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は1.36人(前週比0.12人増)で増加は2週連続。
報告された患者数は全県で496人。定点医療機関当たりでは、横浜市が1.20人、川崎市が1.64人、相模原市が1.15人、政令市以外の県域が1.47人だった。29日時点の入院者数は288人(前週比80人増)で、うち重症者は1人(同3人減)だった。
また、季節性インフルエンザも定点医療機関当たりの平均患者数が18.34人(前週比3.7人増)と増加した。
報告された患者数は全県で6714人。定点医療機関当たりでは、平塚保健福祉事務所管内(33.82人)が警報レベルの30人を超え、茅ケ崎市(29.00人)や厚木保健福祉事務所管内(25.89人)などでも高水準だった。横浜市は14.53人、川崎市は21.98人、相模原市は20.41人、政令市以外の県域は20.47人だった。