自民党安倍派(清和政策研究会)が政治資金パーティー券の販売収入を所属議員に還流し、裏金になったとされる問題を巡り、同党の浅尾慶一郎政調会長代理(参院神奈川選挙区)は3日、フジテレビ「日曜報道」の出演で「目標の金額を超える分は(政治資金収支報告書へ)記載して戻すという、やっているはずのことをやっていなかったとしたら法律に違反する」などと説明し、「記載漏れ」なら違法の指摘は避けられないとの見解を示した。
麻生太郎副総裁の派閥に所属する浅尾氏は、安倍派以外の派閥のパーティー券の扱い方を問われ「報道ベースでさまざま話があるというが、本当のところは分からない」と明言は避けたが「私が承知している限りは、目標を超えてもちゃんと記載する」と述べた。