J1横浜Mは7日、ケビン・マスカット監督(50)が今季限りで退任すると発表した。後任は決まり次第、公表するとしている。13日に横浜国際総合競技場で行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)山東戦がチームを指揮する最後の試合になる。
クラブを通じ、「来日してからの2年半、温かく迎え入れていただき、本当にありがとうございました。自分が求めることをピッチで表現してくれた選手たちにも感謝したい」などとコメントした。
現役時代にオーストラリア代表などでプレーしたマスカット氏は、アンジェ・ポステコグルー前監督のセルティック(スコットランド)移籍を受けて2021年7月に就任。攻撃路線を継承して翌22年には3年ぶりのリーグ制覇に導き、今季はJ1で2位だった。ACLは決勝トーナメント進出の可能性を残している。
横浜Mの中山昭宏社長も談話を発表。「苦渋の選択だったが協議を重ねた結果、マスカット監督の意志を尊重し、双方合意に達した。新たな挑戦をマリノスファミリーとしてサポートしたい」とした。