グラスの中に、フルーツやアイス、チョコレート…。ぜいたくな食材を一度で味わえるパフェは近年、飲み会の“締め”として食べる「夜パフェ」としても注目されている。札幌で始まった食文化と言われ、現在では全国各地で夜パフェ専門店として展開する店舗もあるという。
横浜駅周辺でお酒を飲んだ後、電車に乗って帰る前にパフェで締められる店が横浜モアーズ(横浜市西区)8階にある。「サロン ド パルフェbyUNICOFFEE ROASTERY」だ。ゆったりとした店内でパフェを味わえるとして、昨年9月にオープンした。
6種類のパフェを季節に合わせて提供、20~30代の女性を中心に人気を集めている。午後11時まで営業していることから、お酒を飲んだ後や食事後に利用されることも多い。同店の野中剣店長は「宴会の2次会代わりにご利用されることもあり、午後8時以降に15人待ちになることも多々ある」と話す。3~4人のグループで来店することもあれば、1人で利用するケースもあるという。
同店のパフェは、大人の雰囲気を演出させるためワイングラスで提供している。価格は1500円前後。店内の厨房(ちゅうぼう)で手作りで仕込むジュレやクリーム、季節のフルーツなど約10種類の具材をふんだんに使い、見た目も味もぜいたくに味わえるという。ドリンクもカフェラテや紅茶などのソフトドリンクに加えて、洋酒やコーヒー、ほろ甘い生クリームが合わさった人気のカクテルなど充実している。
いよいよ、忘年会シーズン。「2次会はパフェにしよう」という選択はいかが。同店は1ドリンク制。問い合わせは、同カフェ電話050(3145)0012。