神奈川県清川村の宮ケ瀬湖畔をイルミネーションで彩る「宮ケ瀬クリスマスみんなのつどい」を開催している宮ケ瀬水の郷(さと)イベント実行委員会(小島多岐子委員長)は15日から、障害者を対象に会場内の「水の郷大つり橋」の夜間通行料を無料にする特別優待を実施する。
大つり橋は、高さ約30メートルのジャンボクリスマスツリーの近くから、親水池を挟んで対岸まで掛けられた長さ335メートル。橋の手すりから上部にかけてイルミネーションが施され、橋を渡っていくと光の回廊の中を進む気分が味わえる。
障害者手帳を示すと、障害者1人と介添人1人の通行料(大人400円、子ども100円)が無料になる。車いすでも渡れる。実行委員会側が、農業と障害者雇用を進める「清川ファーム」(同村煤ケ谷)に相談し、同社が協賛したことで実現した。