サッカーの天皇杯全日本選手権で3大会ぶり2度の栄冠に輝いたJ1川崎の優勝報告会が14日、ラゾーナ川崎プラザ(川崎市幸区)で行われ、国内三大大会で通算7度目のタイトルを獲得した鬼木監督や選手を多くのファン、サポーターが祝福した。
川崎は今季のリーグ戦で8位に終わるも、一発勝負の天皇杯で粘り強さを発揮。柏との決勝戦(9日・国立競技場)では、スコアレスのまま延長戦でも決着がつかずにPK戦に突入し、GK同士の対決となった10人目までもつれる激闘を制した。
鬼木監督は「本当に苦しいシーズンだったが、皆さんのおかげで天皇杯を取ることができた。難しい試合だったが、PK戦でサポーターの前で戦えたことが大きかった」と感謝。主将のMF橘田は「どんな状況でも前向きな声を掛け、熱い声援をしてくれたおかげで最後まで戦い抜くことができた。また来年タイトル取れるように頑張りたい」と意気込んだ。